2016年11月にサービスを開始したDMM.comのブラウザタイトル「文豪とアルケミスト」は,“本を破壊する侵蝕者”によって文学書が黒く染まっていく現象から書を守るため,転生した文豪達が侵蝕者と死闘を繰り広げるという文豪転生シミュレーションゲームだ。 本作でプレイヤーは特殊能力者「アルケミスト」として,文学の力を持つ文豪を転生させるのだが,このときに現れるのが夏目漱石や芥川龍之介,萩原朔太郎など,明治後期から大正,昭和の時代に活躍していた日本の近代作家達。実際の性格やエピソードが反映されているためかなりクセが強く,またそれが魅力となっているキャラクターばかりだ。 実は筆者は,学校の勉強を放擲してしまうほどに文学にハマった口で,本作にはその発表時から注目しており,ゲーム本編はもちろん,登場する文豪達自身の魅力もぜひ知ってもらいたいと思っていた。 ということで,2016年12月28日に開幕する