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columnist小田嶋隆に関するvox_populiのブックマーク (86)

  • 【蓋棺録】佐野浅夫、二代目若乃花、山本コウタロー、小田嶋隆、野村昭子|文藝春秋digital

    偉大な業績を残し、世を去った5名の人生を振り返る追悼コラム。★佐野浅夫俳優の佐野浅夫(さのあさお)(名・浅雄)は、人気テレビ時代劇『水戸黄門』の主演で新しい黄門像を創り出した。 1993(平成5)年より3代目の黄門役を引き受け「最も庶民的な黄門」といわれる。出演依頼があったとき「人びとの心が分かる黄門を演じたい」と宣言し、涙を流すシーンも多く、「泣き虫黄門」とも呼ばれた。 25(大正14)年、横浜に生まれる。実家は青果商でバナナの切売りが評判だった。父親は息子を農業学校に入れて、店を継がせようと考えていた。しかし人は旧制中学時代に、築地小劇場で三好十郎の『浮標(ブイ)』を見て感激、俳優になろうと決心する。 親に反対されながら、日大学芸術学部に入り劇団苦楽座に入団するが、ほどなく召集された。配属部隊は沖縄に出撃する予定だったが、幹部候補生になったため決死隊から外され終戦を迎える。劇団の

    【蓋棺録】佐野浅夫、二代目若乃花、山本コウタロー、小田嶋隆、野村昭子|文藝春秋digital
    vox_populi
    vox_populi 2022/08/22
    小田嶋隆氏に関する「評伝」が実に良い。さすが文芸誌だけのことはある。「最初のコラム集『我が心はICにあらず』を刊行すると意外に読まれた」。昔からダジャレは得意だった、と。
  • 「選挙に出るようなやつには」小田嶋隆さんがひとりで立っていた場所:朝日新聞デジタル

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    「選挙に出るようなやつには」小田嶋隆さんがひとりで立っていた場所:朝日新聞デジタル
    vox_populi
    vox_populi 2022/07/05
    先ごろ亡くなったコラムニスト小田嶋隆氏に関する文学的追憶の文章。氏の人柄に親しく触れており、小田嶋氏が相当長い間選挙棄権者だったろうことを思わせる文章もあり、故人に対するふさわしい追憶になっている。
  • ○○界に残る「ホモソーシャル」

    4月にはいってからこっち、ウクライナのことで頭がいっぱいになっている。 困ったことだ。 で、日常の些事について、落ち着いて考えることができなくなっている。 インターネット内をウロついていても、テレビのニュースを渡り歩いていても、どうかするとウクライナのことばかり考えている。 といって、このたびの戦争について何かを書く気持ちになるのかというと、それはしたくない。むしろ、書くべきではないと考えている。 自分なりに思うところはあるのだが、あえてその感情なり見解を書き起こそうとは思わない。理由は、自分の頭の中を行ったり来たりしている考えが、果たして公表に値するものなのか、自信が持てないからだ。 じっさい、このひと月ほどの間、ウクライナ関連について、無価値な情報を垂れ流す論客が大量発生している。無価値なだけならともかく、彼らは、明らかに有害な感情を煽る粗悪な情報を発信している。 戦争が始まると、一部

    ○○界に残る「ホモソーシャル」
    vox_populi
    vox_populi 2022/06/29
    この連載との関連ではこの記事が絶筆となった模様。RIP。
  • 小田嶋隆さん、お疲れ様でした。そしてありがとう。

    日経ビジネス電子版で「『ア・ピース・オブ・警句』~世間に転がる意味不明」、日経ビジネス誌では「『pie in the sky』~ 絵に描いたべーション」を連載中のコラムニスト、小田嶋隆さんが亡くなりました。65歳でした。 小田嶋さんには、日経ビジネス電子版の前身である日経ビジネスオンラインの黎明(れいめい)期から看板コラムニストとして、支えていただきました。追悼の意を込めて、2021年11月12日に掲載した「晩年は誰のものでもない」を再掲します。 時の権力者だけでなく、社会に対して舌鋒(ぜっぽう)鋭く切り込む真のコラムニスト。その小田嶋さんがつむぐ1万字近い原稿を、短い言葉でどう表現するか。記事タイトルを短時間で考える担当編集者にとっては、連載の公開前日は勝負の1日でもありました。 再掲載するコラムは療養中の病室から送っていただいた原稿です。「晩年」という言葉やそれを何も考えずに使う社

    小田嶋隆さん、お疲れ様でした。そしてありがとう。
    vox_populi
    vox_populi 2022/06/29
    連載の最終回として再掲されたコラム。RIP。
  • 「馬鹿な話にこそ…」小田嶋隆さんが友人2人に最後に語った言葉:朝日新聞デジタル

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    「馬鹿な話にこそ…」小田嶋隆さんが友人2人に最後に語った言葉:朝日新聞デジタル
    vox_populi
    vox_populi 2022/06/25
    「内田樹さんと2人で自宅に見舞った際、軽妙な会話が続いた。話すうち元気になった小田嶋さんとの間で「音源を収録しておこうか」となり、急きょ1時間ほど「鼎談」として録音した」。可能なら音源の公開を希望する。
  • コラムニストの小田嶋隆さんが死去 「ア・ピース・オブ・警句」:朝日新聞デジタル

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    コラムニストの小田嶋隆さんが死去 「ア・ピース・オブ・警句」:朝日新聞デジタル
    vox_populi
    vox_populi 2022/06/24
    ありゃま。記事に掲載された温顔で偲ぶ。RIP。
  • 一貫した「麦踏み」の発想 退陣する菅首相 小田嶋隆さんに聞く | 毎日新聞

    「菅さんに一貫していたのは、弱い立場の人への感受性の乏しい『麦踏み』の発想ではないでしょうか」。退陣の意向を表明した菅義偉首相についてこう評するのは、コラムニストの小田嶋隆さん(64)。7月下旬に脳梗塞(こうそく)で救急搬送され、約3週間、入院した。幸いにも経過は順調で仕事に復帰できたが、病を得て改めて思うのが、菅首相の政治姿勢の怖さという。就任1年で退陣することになったが、その言動が社会に残した影響は小さくないと感じている。【金志尚/デジタル報道センター】 7月に脳梗塞で救急搬送 「もうすっかり良くなりました。入院したときはしゃべりも怪しかったし、右手と右足が若干不自由だったんですけど、みるみる回復して。血栓を溶かす薬がよく効いたようです」 オンライン取材の画面越しに記者と向き合った小田嶋さんは開口一番、こう切り出した。顔色も良さそうだ。 異変に気づいたのは7月27日午後2時ごろ。「自宅

    一貫した「麦踏み」の発想 退陣する菅首相 小田嶋隆さんに聞く | 毎日新聞
    vox_populi
    vox_populi 2021/09/11
    ツイッターを見すぎていたので自分の病変に早く気づけたのか、と言うのは揶揄しすぎか。「ア・ピース・オブ・警句」が課金で読みにくくなって、小田嶋氏の文章を久しく目にしなくなってしまった。
  • (惜別)岡康道さん CM企画・制作会社タグボート代表:朝日新聞デジタル

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    (惜別)岡康道さん CM企画・制作会社タグボート代表:朝日新聞デジタル
  • トランプが仕掛けた「プロレス」の行方

    アメリカ大統領選挙の投票が終わった。 結果はまだわかっていない。 なので、私がこれから書く原稿は、選挙結果の勝敗を踏まえたお話にはならない。どちらかと言えば、内外の選挙報道やそれらの受け止められ方について書くことになるはずだ。 原稿を書き始めている現時点の時刻は、日時間11月5日の午前11時54分だ。 たぶん2時間ほどで脱稿することになると思うのだが、原稿をアップした後の事態の変化には対応しないつもりでいる。 実は、これまで、当欄では、脱稿後の状況の変化に対応して、一部の表現を差し替えたケースが何回かある。 私は、差し替え原稿を求められる度に、毎度面倒くさい気持ちを味わったものだった。しかも、それらの改稿の結果には、必ずしも満足していない。 というのも、完成した原稿のうちの一部の表現だけを差し替えると、文章は、必ずや不自然なものになるからだ。 もっとも、その不自然さは、一般の読者にはあま

    トランプが仕掛けた「プロレス」の行方
    vox_populi
    vox_populi 2020/11/08
    民主主義について熱く語る小田嶋。茶化すわけではないが、その小田嶋は数年前(長くても10年以上前ではないと思う)には、選挙で投票せず棄権する自分のことで延々言い訳を書いていた。無論、変化は悪いことでない。
  • 『災間の唄』刊行記念トークイベント 小田嶋隆×武田砂鉄

    小田嶋隆著・武田砂鉄撰『災間の唄』(https://amzn.to/3kSvOVY) の発売を記念して、トークイベントを11月1日に開催。その一部をネット配信します。 「災間」とは、2011年の東日大震災と2020年コロナ禍との間。その災間の10年間、「寝ても醒めてもツイッターにどんな言葉を書き込んだらウケるのかということばかりを考え」ていた小田嶋隆さんが、労力も時間も膨大にかけて心血を注いだ約356万字を、武田砂鉄さんが徹底的に読み込んで約40分の1に圧縮。選びに選び抜いて約9万字に絞り上げました。としては「いかにすればTwitterを通読できるのか」を課題に、ブックデザイナーの鈴木成一さんによって何パターンもの実験を繰り返して、文は縦書きになりました。各年の冒頭には武田さんによる読み解きと出来事年表、序章には武田さんの総論、巻末にはこの10年を見渡すため、武田さんによる小田嶋さ

    『災間の唄』刊行記念トークイベント 小田嶋隆×武田砂鉄
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    vox_populi 2020/11/08
    この番組「『災間の唄』刊行記念トークイベント 小田嶋隆×武田砂鉄」は、同時期のデモクラシータイムスの番組(https://www.youtube.com/watch?v=PQSEqtl81A8 )と内容的に重なるが、どちらも面白い。武田砂鉄氏の頭の良さが光る。
  • ツイッター本の決定版が登場!|東日本大震災からコロナ禍まで。この10年の日本の空気の変化を鋭い言葉でツイッターに投稿し続けたコラムニスト・小田嶋隆さんの新刊『災間の唄』について

    今夜は 1⃣ツイッターの決定版が登場! 2⃣東日大震災からコロナ禍まで 3⃣コラムニスト・小田嶋隆さん @tako_ashi の新刊『災間の唄』 について、ご人にの内容と日やツイッターの現在地について伺います。 #ポリタスTV 【出演】 小田嶋隆(コラムニスト) 津田大介 【お知らせ】 ポリタスTVのサブスクリプションサービスが始まりました! これまで配信してきた過去のアーカイブが月額730円で全編ご視聴いただけます。 ぜひご加入ください! https://vimeo.com/ondemand/politastv 【ポリタスTV】 毎週 月~金曜 日時間午後7時より配信中! ジャーナリストの津田大介が、その時々の時事問題や社会問題、メディア、テクノロジー文化や芸術などのテーマをやわらかく解説していきます。 僕が普段テレビやラジオの番組でやっているように、ゲストを招いて

    ツイッター本の決定版が登場!|東日本大震災からコロナ禍まで。この10年の日本の空気の変化を鋭い言葉でツイッターに投稿し続けたコラムニスト・小田嶋隆さんの新刊『災間の唄』について
    vox_populi
    vox_populi 2020/10/22
    「ツイッター本の決定版が登場!|東日本大震災からコロナ禍まで。この10年の日本の空気の変化を鋭い言葉で投稿し続けた小田嶋隆さんの新刊『災間の唄』について、ご本人に(後略)」。長い題だが番組は面白かった。
  • 杉田水脈氏が「無敵」だった理由

    「女性はいくらでもうそをつけますから」 と、杉田水脈議員は言ったのだそうだ。記事にはそう書いてある。 見出しを読んだだけでは、この発言の悪質さは伝わらない。 うっかり読むと、杉田議員は個人的な観察を述べただけであるように思える。 というのも、実際、女性はうそをつくことができるからだ。 うそをつくのは女性だけではない。男性だってうそをつく。子供も大人も、当然ながら、うそをつく。のみならず、日人も外国人も、金持ちも貧困層も、およそすべての人類は例外なくうそをつくことができるし、現実に、多くの人間は、うそをつきながら日々を暮らしている。 そういう意味で、一般論として述べるのであれば、杉田議員の言葉は間違っていない。間違っていないどころか、人類普遍の真実を端的に述べた勇気ある言葉であると評価することさえ可能だ。 しかし、杉田議員は一般論を語ったのではなかった。 彼女は、性暴力に対する相談事業につ

    杉田水脈氏が「無敵」だった理由
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    vox_populi 2020/10/07
    無料で読めた小田嶋隆のコラムがついに有料化か。日経ビジネスに行きたくなる理由が大幅に減りそうだ。著者自身のからだつきから見ても、ちょうどよい客寄せパンダだったように思うのだが。残念。
  • うっかりマスクを忘れた人は「加害者」か

    先日、ある場所で開かれた会合で久しぶりにタバコの煙にさらされた。 タバコの煙を身に浴びた程度のことをいまだに覚えているのは、過剰反応であったと、わがことながら反省している。 コロナ禍の影響は多方面に及んでいる。私たちが「他人」から受けるささいな「迷惑」を容認できなくなっていることもそのうちのひとつだと思う。 じっさい、私はコロナ禍以来、タバコの煙に敏感になっている。 ソーシャルディスタンスに慣れたわれらコロナ下の日人は、「他者」への違和感をエスカレートさせるステージに突入している。であるからして、おそらく、アンダー・コロナのゆとりある通勤電車に慣れたビジネスパースンの中には、仮に新型コロナウイルスが収束したのだとして、あの満員電車の距離感に戻れなくなる人々が一定数現れるはずだ。 私自身の話をすれば、私はすでに30年以上前から、朝夕のラッシュの時間帯の電車には乗れない。そういうカラダになっ

    うっかりマスクを忘れた人は「加害者」か
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    vox_populi 2020/09/22
    今回の記事の最も印象的な部分(一部略)。「どの学校にも暴力教師がいて、日常的に生徒を叩くことを敢行していた」「私自身、中学校の3年間を通じて100を超える数の殴打を浴びている」。小田嶋少年は数えていた。
  • 「いじめ自慢」という病理 - 偉愚庵亭憮録

    ツイッターで小学生の集団の粗暴さに言及したところ、早速 「幼少期に壮絶ないじめ体験でもあるのかw」 「小田嶋はいじめられっこだったのだなw」 という主旨の嘲笑のリプがやってきた。 なるほど。 この国のネット社会の基調低音は永遠に変わらない。 日のホモソーシャルでは、他人のいじめ被害体験を「恥辱」「黒歴史」として揶揄嘲笑のネタにする一方で、いじめ加害体験については「武勇伝」(←スクールカースト上位者であったことの証明としてやんわりと自慢する文脈で語られるということ)として開陳されることになっている。 実にうんざりさせられる展開だ。 この件(いじめ被害が「恥」であり、いじめ加害が「勲章」である日のクソガキ社会の永続性)については、以前「日経ビジネスオンライン」の連載(ア・ピース・オブ警句)の中でわりと詳しい原稿を書いた。 で、自分の中では、一応の結論を提示したつもりでいる。 ところが、残念

    「いじめ自慢」という病理 - 偉愚庵亭憮録
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    vox_populi 2020/08/04
    「結局、あの時のいやな予感は的中していたようで、2015年の日本の少なくとも永田町界隈は「いじめ告白」が「勝利宣言」として流通するデスロードじみた場所に変貌してしまっている」。2015年執筆との由。
  • Zoomに心を許さない理由

    緊急事態宣言が出てからこっち、世の中の設定が、すっかり変わってしまったように見える。 にもかかわらず、先週も書いたことだが、私の生活はたいして変わっていない。 あるいは、私はずっと以前から緊急事態を生きていたのかもしれない……というのは、はいそうです、格好をつけただけです。当のところを申し上げるに、私の生活は、緊急性とはほぼ無縁だ。それゆえ、このたびの事態にも影響を受けていない。それだけの話だ。 ブルース・スプリングスティーンの歌(1973年に発売されたアルバム「アズベリー・パークからの挨拶“Greetings from Asbury Park, N.J.”」に収録されている“For You”という歌です)の中に 「おい、人生ってのはひとつの長い非常事態だぞ」(Your life was one long emergency) という素敵滅法な一節がある。 私は、残念なことに、そういうロ

    Zoomに心を許さない理由
    vox_populi
    vox_populi 2020/06/14
    今回のコラムを読むと、なぜ小田島が「現在はひきこもり系コラムニストとして活躍中」という自己紹介を掲げ続けるかが多少わかる気がする。つまり、孤独ということが自分に深く刺さって今に至っている、ということ。
  • 死ぬこと以外かすりキス?

    なんと、黒川弘務東京高検検事長が辞意を表明した。 2020年に入ってからというもの、毎日のようにびっくりすることばかりが続いていて、何かに驚く感受性自体が、たとえば去年の今頃に比べて、50%ほど鈍化した気がしているのだが、それでも今回のこのニュースには仰天した。 黒川氏は、5月21日発売の「週刊文春」誌がスクープしている新聞記者との賭け麻雀の事実関係を認めて、辞意を漏らしたもののようだ。 してみると、3日前(18日)に政府が検察庁法の改正案の今国会での可決成立を断念した理由も、安倍総理が説明していた「国民の皆様のご理解なくして前に進めて行くことはできない」という筋立ての話ではなかったことになる。 「ネット世論が政治を動かした」 というわたくしども野良ネット民の受け止め方も、こうなってみると、ぬか喜びというのか、勘違いだった可能性が高い。 政府が法改正を断念した理由は、あらためて考えるに、黒

    死ぬこと以外かすりキス?
  • 荒れるアメリカがうらやましい理由

    アメリカが大変なことになっている。 海外のニュースサイトやTwitter経由で流れてくる動画を見る限り、ほとんど内戦が勃発しているように見える。 こういう時は、頭を冷やさないといけない。 現地で暮らしている複数の日人の証言に耳を傾けると、デモが暴徒化しているのはあくまでも一部のできごとであるようで、アメリカ全土に火が放たれているわけではない。報道メディアのカメラが、武装した警官隊と群衆との衝突のような、扇情的な映像をとらえるのは、彼らの責務でもあれば商売でもある。しかし、その映像をリビングの液晶画面越しに視聴しながら、全米がニュース映像そのままの混乱に陥っていると考えるのは、やはり早計だ。 とはいえ、トランプ大統領のTwitterを眺めていると、やはり心配になる。彼は、デモのために集まっている市民や、暴徒化しつつある一部の人々をむしろ煽りにかかっている。それどころか、この混乱に乗じて、全

    荒れるアメリカがうらやましい理由
    vox_populi
    vox_populi 2020/06/14
    この自称「ひきこもり系コラムニスト」は実に血の気が多い。だからこそ炎上上等のツイートを連発し、「荒れるアメリカがうらやましい理由」などという題で釣りまくる。おかげでアホなウヨが釣れること釣れること。
  • スポーツ新聞を憂う

    新型コロナウイルス関連の話題には、できれば触れたくないと思っている。 にもかかわらず、気がつくと自分からコロナの話をはじめている。 私は、メンタルをやられているのかもしれない。 「コロナ神経症」という病名が、すでに存在しているものなのか確かなところは知らないのだが、でも、自分がそれに罹患しているかもしれないということは、なんとなくわかる。私は正常にものを考え続けることができない。とてもつらい。 世間の人々は、いったいどうやってこのバカげた騒動に耐えているのだろう。不思議でならない。私は、限界だ。とにかく、コロナという言葉は二度と聞きたくない、と、日々、そう思いながら、毎日コロナの話をしている。 多くの人々が、毎日のように同じ話を繰り返している。 テレビ画面に出てくるMCは、この3月以来、何千回というオーダーで告知してきた同じ注意事項や基礎知識を、今朝もまたリピートしている。 「とにかく3つ

    スポーツ新聞を憂う
    vox_populi
    vox_populi 2020/06/14
    「私がいたましく思っているのは、ここのところだ」「この話はどうにもいたたまれない悲しい話なのである」「ここのところが、この話の泣けるポイントだ」。こういう表現を繰り返す小田島はこれまで見たことがない。
  • 「空回りし続けな」。中村俊輔選手からの伝言|塩畑大輔

    緊急事態宣言が全面解除された。 その49日間の中では「リモート」という形が市民権を得た。 「ポストコロナのコミュニケーション」みたいな話とはまったく関係ないが、リモートという言葉で思い出すエピソードがある。 それは「コロナまん延以前」どころか、ビデオ会議システム自体が今ほどは一般的ではなかった、6年も前の話だ。 エピソードというには、あまりにも自分が関わりすぎている。ゆえに記者時代は記事にする機会はなかった。ただ、自分ひとりで抱えているのはもったいなすぎる、貴重な「リモートでの教え」だと思っている。 新聞に合ってはいなくても、noteという場には合っているような気もする。この機会につづらせていただきたい。 2014年の春。日刊スポーツのゴルフ担当記者だった僕は、アメリカ・ジョージア州のホテルで、ひとりでビールを飲んでいた。 ゴルフの4大大会のひとつ「マスターズ」開幕まであと数日。練習ラウン

    「空回りし続けな」。中村俊輔選手からの伝言|塩畑大輔
    vox_populi
    vox_populi 2020/06/14
    小田嶋隆氏の推薦(https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00116/00074/?P=5 )でこの記事を読んだ。
  • 番記者よ奮起せよ。 - 偉愚庵亭憮録

    Yahooニュースに掲載された拙稿(月刊誌「GQ」3月号のために書いた記事)が、オリジナルの原稿と違った形(同じ記述を2回繰り返して途中で切れています)の記事になっていました。 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200311-00010000-gqjapan-bus_all いずれ訂正したバージョンを掲載してくれるとは思うのですが、心配なので、私が書いた元々の原稿をそのままアップしておくことにします。 『番記者よ奮起せよ』 麻生財務大臣兼副総理の会見でのマナーが炎上を招いたのは、すでに昨年の話題だ。なるほど、政府が重要な政治日程を年明けに設定しがちなのは、野党やメディアとの間で日々勃発する軋轢や摩擦を「去年の話題」として自動処理するための悪知恵なのであろう。実際、私が当稿の中で、いまさら麻生氏の会見マナーをつつき回したところで、 「このライ

    番記者よ奮起せよ。 - 偉愚庵亭憮録
    vox_populi
    vox_populi 2020/03/15
    「安倍総理は1月6日の会見で「(憲法改正は)私の手で成し遂げる」と断言している。憲法遵守義務を帯びた内閣総理大臣が会見で憲法改正の決意を語るのは憲法違反。しかも記者諸君はこの発言を許してしまっている」。