毎日新聞の世論調査では、9月27日に実施された安倍晋三元首相の国葬についても尋ねた。国葬を「実施するべきではなかった」が60%で最も多く、「実施してよかった」は18%、「問題はあったが、実施しないよりはよかった」は17%にとどまった。「実施してよかった」は、若い世代ほど多く、18~49歳では2割を…
9月27日に営まれた安倍元首相の国葬で、友人代表として弔辞を読み上げた菅義偉前首相。ネット上では称賛の声が多数上がっていましたが、果たしてそれは政治家を送る「国葬」の場で語られるべきものとして適切だったのでしょうか。元毎日新聞で政治部副部長などを務めたジャーナリストの尾中 香尚里さんは今回、菅前首相の弔辞の中で違和感を抱かざるを得なかった箇所を指摘するとともにその理由を解説。さらに弔辞の後に起きた拍手について「悪ノリが過ぎる」との苦言を呈しています。(この記事は音声でもお聞きいただけます。) プロフィール:尾中 香尚里(おなか・かおり) ジャーナリスト。1965年、福岡県生まれ。1988年毎日新聞に入社し、政治部で主に野党や国会を中心に取材。政治部副部長、川崎支局長、オピニオングループ編集委員などを経て、2019年9月に退社。新著「安倍晋三と菅直人 非常事態のリーダーシップ」(集英社新書)
南スーダン国連平和維持活動(PKO)派遣部隊の日報問題での稲田朋美防衛相辞任表明を受け、野党は国会の閉会中審査などで安倍晋三首相の任命責任を追及する構えだ。一方、政府・与党は「辞任はやむを得ない」(首相周辺)と受け止めながらも、政権へのダメージを懸念する声が広がった。【竹内望、加藤明子】 民進党の山井和則国対委員長は28日午前、国会内で記者団に「遅きに失した。陸上自衛隊のトップも辞任するという国防の観点からあってはならない前代未聞の危機的な状況を作り出した」と稲田氏を批判。「防衛相に全く不向きな稲田氏をかばい続けた首相に最大の責任がある」と述べた。 共産党の小池晃書記局長は記者会見で、稲田氏について「国会に出てきて国民の疑問に答える責任がある」と閉会中審査への出席を要求し、首相の責任は「極めて重大だ」と指摘した。
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