ウクライナ危機を受けてエネルギー確保をめぐる外交戦が過熱している。ロシア産天然ガスの途絶に備え、米国は欧州への代替供給を探る一方、ロシアは中国への追加供給を提案した。そのはざまで日本も非常時の備えが欠かせないが、かぎを握るガス大国との関係悪化が影を落としている。「日本はあれだけ動いて実現できなかったのに……」。政府関係者が嘆息するのは、1月31日の米国とカタールの首脳会談のことだ。バイデン米大
ただの炭素粒子から発電する炭素原子の格子でできた中空のカーボンナノチューブ / Credit:canva今回の発見は、カーボンナノチューブの研究で有名なMITの化学工学教授マイケル・ストラーノ氏の研究から生まれました。 カーボンナノチューブというのは、炭素原子の格子でできた中空のチューブのことで、独特の電気特性を持っています。 2010年、ストラーノ氏はカーボンナノチューブが「熱起電力」を発生させることを初めて実証しました。 熱起電力というのは、異なる材料の導線を二本使ってループを作り、その接触部分に温度差をつけると起電力が発生するという現象のことです。 この研究をきっかけに、ストラーノ氏の研究チームは、カーボンナノチューブの一部にテフロンのようなポリマーコーティングをすると、コーティングされた部分とされていない部分で電子の不均衡が生じ、電流を発生させることを発見しました。 こうした電子の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く