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  • 「LK-99は超電導体ではない」 Nature誌が掲載 世界中の科学者の追試結果を紹介

    LK-99は超電導体ではない──英学術誌「Nature」は8月16日(現地時間)、そんなタイトルの記事を公開した。韓国の研究チームは7月、「常温常圧で超電導性を示す物質を合成した」とする査読前論文を公開。世界中の科学者が関心を示していたが、Natureは「この物質が超電導体ではないという証拠が発見された」と複数の研究者の証言を紹介している。 LK-99が超電導体である証拠として韓国チームは、コイン状のサンプル物質が磁石の上で揺れている動画を公開。「サンプルは『マイスナー効果』(磁場を物体内部から押し出す現象で超電導体の特徴の一つ)によって浮いている」と主張していた。また、超電導を示す証拠として、104度付近でLK-99の電気抵抗率が急激に低下することも挙げていたことから、「常温超電導が実現するのでは?」と期待が寄せられていた。 しかし、さまざまな研究者たちが検証した結果から「LK-99の不

      「LK-99は超電導体ではない」 Nature誌が掲載 世界中の科学者の追試結果を紹介
    • 常温常圧で「超電導」になる物質を合成したとする論文について科学雑誌Scienceが解説

      by Julien Bobroff 特定の物質を冷やすと電気抵抗が0になる「超電導」という現象について、「常温でも超電導を実現する」というこれまでの常識を覆す論文が2023年7月22日に提出されました。この論文の内容について、有機化学者兼ライターのデレク・ロウ氏が解説しています。 Breaking Superconductor News | Science | AAAS https://www.science.org/content/blog-post/breaking-superconductor-news 金属や化合物などの物質を極低温まで冷やす起こる超電導は、基本的に-200度近い温度まで冷やさないと生じず、液体窒素の沸点である77K(約-196度)以上の温度で超電導現象を起こすものでようやく「高温超電導」と呼ばれるほど、低温環境下での発生が常識であるものとして知られていました。 し

        常温常圧で「超電導」になる物質を合成したとする論文について科学雑誌Scienceが解説
      • 夢の常温常圧超電導体「LK-99」の存在を支持する研究結果が相次いで発表される、再現したLK-99が超電導物質だと示唆する動画も公開

        2023年7月、韓国の研究チームが室温かつ常圧で超電導状態になる物質「LK-99」を開発したとする論文を発表し、世界中の研究者から大きな注目を集めています。新たに、LK-99の常温常圧超電導を支持する研究結果がアメリカのローレンス・バークレー国立研究所や中国の瀋陽国立研究所の研究者らによって発表されたほか、中国の華中科技大学によって「再現したLK-99の超電導性を示唆する動画」も公開されました。 [2307.16892] Origin of correlated isolated flat bands in copper-substituted lead phosphate apatite https://doi.org/10.48550/arXiv.2307.16892 [2307.16040] First-principles study on the electronic struc

          夢の常温常圧超電導体「LK-99」の存在を支持する研究結果が相次いで発表される、再現したLK-99が超電導物質だと示唆する動画も公開
        • トカマク式核融合が超小型化、MIT発ベンチャーが高温超電導でゲームチェンジ

          最近の核融合発電の開発競争で最速の核融合開始計画は、今のところ米国のスタートアップであるHelion Energyで、2024年。商用発電開始は2028年で、既に米Microsoftと売電契約まで結んだ。 もっとも、Helion Energyの方式は非常に斬新で、多くの“伝統的”な核融合研究者はその実現性に懐疑的だ。彼らが指摘する課題は少なくとも2つある。具体的には、(1)想定する“燃料”が、重水素(D)とヘリウム3(3He)で、“点火”させるのにはセ氏10億度前後の高温が必要なため、非常に大きなエネルギーを投入しなければならない、(2)核融合のエネルギーをどこまで効率良く電力に変換できるか未知数、の2つである。(1)と(2)をまとめて言い換えると、核融合で発電できる電力が、核融合を起こさせるのに投入するエネルギーを大きく上回ることが容易ではないのである。 一方、核融合発電の開始予定時期が

            トカマク式核融合が超小型化、MIT発ベンチャーが高温超電導でゲームチェンジ
          • 電車のブレーキ発電を再利用 世界初の「超電導フライホイール蓄電システム」JR東日本が採用へ | 乗りものニュース

            車のおもちゃで「手で勢いを付けると、手を離しても走り続ける」仕組みがありましたよね。あれです。 けっこう無駄になっていた電力を救済 JR中央本線で使われる211系電車(画像:写真AC)。 JR東日本は2022年6月7日(火)、鉄道車両のブレーキ時の余剰電力を貯めておくため、沿線蓄電システムに、「超電導フライホイール蓄電システム」を導入する実証実験を行うと発表しました。 電車のブレーキは、物理的に車輪を抑えてつけて止めるブレーキのほかに、車輪の回転力を発電機に伝えて電力に変える「回生ブレーキ」を一般的に備えています。 回生ブレーキによって生まれた電力は、架線を通して、近くの別の電車へ回されることが一般的ですが、近くに電車がいない場合は、その電力は無駄になってしまいます。そこで、その電力を貯めておく蓄電装置を沿線に設置するのが、今回の取り組みです。 さらに今回は、電気の貯め方として、バッテリー

              電車のブレーキ発電を再利用 世界初の「超電導フライホイール蓄電システム」JR東日本が採用へ | 乗りものニュース
            • 送電ロスなし「超電導」実用へ JR系、脱炭素を後押し 【イブニングスクープ】 - 日本経済新聞

              送電時の損失がほぼゼロの技術「超電導送電」が実用段階に入った。JR系の研究機関がコストを大幅に減らした世界最長級の送電線を開発し、鉄道会社が採用の検討を始めた。欧州や中国でも開発が進む。送電ロスを減らしエネルギーの利用効率を高められれば地球温暖化対策につながる。送電ロスは主に電線の電気抵抗により電気が熱に変わることで起こる。送電線を冷やして超電導状態にすると、電気抵抗がゼロになるため損失をほぼ

                送電ロスなし「超電導」実用へ JR系、脱炭素を後押し 【イブニングスクープ】 - 日本経済新聞
              • さくらインターネットら、液体窒素を利用した500mの超電導直流送電に成功と発表

                  さくらインターネットら、液体窒素を利用した500mの超電導直流送電に成功と発表 
                • 送電ロスなし「超電導」、伊豆箱根鉄道に 営業路線で世界初 - 日本経済新聞

                  JR系の鉄道総合技術研究所(東京都国分寺市)は、電気を無駄なく電車に送る「超電導送電システム」を伊豆箱根鉄道(静岡県三島市)の一部区間で稼働させる。営業路線への導入は世界で初めて。送電ロスが生じず電力消費を抑えられる。鉄道各社に今後導入を働きかけ、温暖化対策に貢献する新たなシステムとして普及を目指す。同鉄道の駿豆線(路線距離19.8キロメートル)の大仁駅(静岡県伊豆の国市)そばに長さ約100メ

                    送電ロスなし「超電導」、伊豆箱根鉄道に 営業路線で世界初 - 日本経済新聞
                  • 【動画】 超電導を利用して再現した反重力ミニ四駆 「ワイプアウト」が凄い これは完全に未来 : 暇人\(^o^)/速報

                    【動画】 超電導を利用して再現した反重力ミニ四駆 「ワイプアウト」が凄い これは完全に未来 Tweet 1: グラドル(埼玉県):2012/01/04(水) 09:08:24.78 ID:kDiXrH0K0● http://naglly.com/archives/2012/01/future-wipe-out.php 超伝導を使って反重力レーシングゲーム「ワイプアウト」を再現(動画) 北陸先端科学技術大学院大学による、反重力レーシングゲーム「ワイプアウト」を再現した動画です。 超伝導の「ピン止め効果」研究の一環として、作成されました。このレーストラックを作成した研究チームは、近い将来、実物大のワイプアウトレースが可能になるだろうと予想しています。 レーシングカーから吐き出される白い冷気がレースの雰囲気をさらに盛り上げています。 今は液体窒素を使っていますが、超伝導がもう少し高い温度で発生さ

                      【動画】 超電導を利用して再現した反重力ミニ四駆 「ワイプアウト」が凄い これは完全に未来 : 暇人\(^o^)/速報
                    • 「室温かつ常圧で超電導が可能になる」技術でどのようなことが実現可能になるかについての議論が白熱中

                      by DFSB DE 2023年7月22日に提出された「常温でも超電導を実現する」という論文は、これまでの「特定の物質を冷やすと電気抵抗が0になる」という超電導の常識を覆すものでした。常温でも超電導が実現可能になった場合、どんなことが可能になるかについて、ソーシャルニュースサイトのHacker Newsで議論されています。 Ask HN: Room temperature superconductor: what to expect? | Hacker News https://news.ycombinator.com/item?id=36930707 金属や化合物など、特定の物質を極低温まで冷やすことで生じる超電導は、基本的に-200度近い温度まで冷やさないと生じないような現象として知られていました。 そんな中、韓国の研究機関「Quantum Energy Research Centre

                        「室温かつ常圧で超電導が可能になる」技術でどのようなことが実現可能になるかについての議論が白熱中
                      • 韓国市場で超電導体関連株が続落、米研究所が「LK-99」を否定

                        ソウルに本拠を置く研究所が常温超電導体「LK-99」を発見したと主張する論文を先月発表した後、超電導体と関連があると見なされて急騰していた韓国株の銘柄は、米国の大学研究センターがこの主張に反論したことから前日に続き9日も急落している。 米メリーランド大学凝縮物質理論センターは8日、X(旧ツイッター)に「非常に悲しいことだが、われわれはゲームは終わったと考えている。LK-99は超電導体ではない」と投稿。 その後、同センターの所長が実験データに基づいて自分はこの結論に達したと説明した。 9日の韓国株式市場で、超電導体に使われるワイヤを製造するソナム(SuNAM)は一時21%下落。前日は値幅制限いっぱいの30%安を付けていた。トクソンとモビースも同様に続落した。

                          韓国市場で超電導体関連株が続落、米研究所が「LK-99」を否定
                        • 常温で超電導状態、石栗助教成功 逆方向に電圧掛け相殺 社会 福井のニュース:福井新聞

                          記事一覧 常温で超電導状態、石栗助教成功 逆方向に電圧掛け相殺 (2010年6月29日午前7時26分) 超電導についての国際会議で受賞した特別賞の盾を手に研究成果を語る石栗助教=28日、福井県鯖江市の福井高専 特定の物質を超低温に冷やした際に電気抵抗がゼロになる「超電導」について、福井県の福井高専は28日、同校の石栗慎一助教(34)が室温で同状態を作り出すことに成功した、と発表した。電流を半導体に流した際に発生する電圧を、外部から電圧を掛けることで打ち消して、抵抗ゼロの状態にするもので、石栗助教は「今は微弱な電流でしか実現できないが、大きな電流を流せるようになれば、コンピューター機器などに幅広く応用できる」と話している。  この研究はトルコで開かれた「超電導と磁性についての国際会議」(4月25〜30日)で発表、優れた成果に贈られる特別賞の一つに選ばれた。  超電導は金属などを絶対零度(マイ

                          • 再現できれば世界が変わる?常温常圧超電導体、LK-99

                            彩恵りり🧚‍♀️科学ライター兼Vtuber✨おしごと募集中 @Science_Release どの研究室でも全然成功しないと思ったら、査読論文が掲載されるにあたって「いやー、実はプレプリントでは書き間違えちゃって (棒読み) 、鉛 (Pb) ではなくパラジウム (Pd) でした」オチはないかな……いやアレはリーク情報を防ぐための措置で、さすがにこの置換は元素違い過ぎて嘘だとバレるよね twitter.com/Science_Releas… 2023-07-28 12:27:24 彩恵りり🧚‍♀️科学ライター兼Vtuber✨おしごと募集中 @Science_Release "沸騰水超伝導体" 「LK-99」について解説しているScienceのコラム記事読んだ~。なんにしても合成が容易な材料っぽいからすぐに試されるだろうし、評価はもう少し待ちたいところだねぇ。 Derek Lowe. (J

                              再現できれば世界が変わる?常温常圧超電導体、LK-99
                            • “超電導”送電で初の実証試験 NHKニュース

                              電気抵抗をゼロにすることで、送電にかかるロスを最小限にして電気の節約につなげようという「超電導」の技術を使った全国で初めての実証試験が横浜市で始まりました。 この実証試験はNEDO=新エネルギー・産業技術総合開発機構などが、家庭や企業に電気を送る実際の電力網で初めて行うもので、横浜市鶴見区の東京電力の変電所で、およそ240メートルの超電導ケーブルをつなげ、送電を開始しました。 超電導ケーブルは、氷点下196度に冷やすことで、電気抵抗がゼロになる超電導体を使ったもので、現在の送電線でおよそ5%出ている電力のロスを、最小限にすることができるということです。 今回の試験では、液体窒素を使った冷却装置が、使用電力や気温の変化に安定的に対応できるかなどを、1年以上かけて検証することにしています。 また、冷却システムなど設備の消費電力が大きいことや、超電導ケーブルの製造にかかるコストが課題で、NEDO

                              • 常識破りの“常温常圧超電導体”発見か? Science誌「事実ならノーベル賞モノの大発見」

                                発表された論文のタイトルは「初の常温常圧超電導体」。研究チームは、銅を添加した鉛ベースの合成物質「LK-99」を開発。LK-99は常温かつ常圧であれば超電導性を維持でき、水が沸騰する温度以上(127度まで)でも超電導性を示すという。 超電導は特定の物質を冷却すると、一定の温度以下で電気抵抗がゼロになる現象のこと。これまでは、比較的高い温度で超電導性を示す「高温超電導体」でもマイナス170度以下まで冷却する必要があった。 Scienceによると、論文におけるデータは十分で「再現性があれば疑う余地がないように思える」という。LK-99は合成方法も比較的単純で、「(研究結果が)正しいか正しくないかはすぐに分かりそうだ」(Science)としている。 関連記事 理研、国産量子コンピュータ初号機の愛称募集 結果は7月末に発表予定 理化学研究所は、3月から稼働を始めた国産超電導量子コンピュータ初号機の

                                  常識破りの“常温常圧超電導体”発見か? Science誌「事実ならノーベル賞モノの大発見」
                                • 超電導リニア体験乗車 Superconducting Maglev | JR東海

                                  JR東海超電導リニア体験乗車の公式サイト。体験乗車の開催情報や、走行試験予定をご紹介。

                                  • 超電導で浮いた回転盤に「蓄電」 JR東日本らが世界初の実用化目指し開発推進 | 乗りものニュース

                                    JR東日本、山梨県、鉄道総合技術研究所が「鉄道用超電導フライホイール蓄電システムの技術開発に関する基本合意」を締結。鉄道分野における世界初の実用化を目指し、開発を推進します。 充放電を繰り返しても性能劣化せず JR東日本は2018年3月29日(木)、地上用蓄電技術などを活用したエネルギー効率の向上を目指す取り組みの一環として、同日に、山梨県、鉄道総合技術研究所(鉄道総研)と「鉄道用超電導フライホイール蓄電システムの技術開発に関する基本合意」を締結したと発表しました。 「鉄道用超電導フライホイール蓄電システム」の概要(画像:JR東日本)。 フライホイール蓄電システムは、装置の内部にあるフライホイール(大型の円盤)を回転させることで電力を運動エネルギーとしてたくわえ(充電)、必要に応じてその運動エネルギーを電力に再変換(放電)するシステムです。 電力は、電車がブレーキをかけて減速するときに発生

                                      超電導で浮いた回転盤に「蓄電」 JR東日本らが世界初の実用化目指し開発推進 | 乗りものニュース
                                    • 夢の超電導送電、日本勢が“走る”:日経ビジネスオンライン

                                      超電導とは、特定の金属や化合物を超低温に冷却した時に、電気抵抗がゼロになる現象のこと。この技術を応用して作った線材を断熱パイプなどに収めたのが、超電導ケーブルだ。 液体窒素などの冷媒を内部に流して超電導状態を維持することで、一般的な銅線を使った場合などに比べて、送電時の電力損失を劇的に減らせる。1986年に比較的高い温度で超電導状態になる「高温超電導体」が開発されて以来、世界各国で研究開発が進められてきた超電導による送電がいよいよ現実のものとなる。 超電導関連の特許を多数申請 鉄道総研が開発した超電導ケーブルは直流送電用で、高温超電導素材の線を太さ約10センチの管に封入。内部にマイナス196度の液体窒素を循環させて冷却し、電気抵抗をゼロにする仕組みだ。 超電導送電の場合、液体窒素を循環させるため、往復2本のケーブルを平行に通したり、管路をループ状に作ったりするのが一般的。だが鉄道総研では、

                                        夢の超電導送電、日本勢が“走る”:日経ビジネスオンライン
                                      • ヘリウム不足に研究者悲鳴 価格が倍増、実験中止も 超電導などの研究に不可欠 - 日本経済新聞

                                        超電導などの研究に不可欠のヘリウムが供給不足に陥り、研究機関が悲鳴を上げている。2018年度に比べ価格が2倍以上に高騰し予算を圧迫、入手できずに実験を中止する例もある。再利用などで対応を急ぐが、供給量の増加は見通せない。研究者は長期的な危機管理対策が必要だと訴える。【関連記事】ヘリウム不足「深刻」、再利用訴え 日本物理学会などヘリウム品薄感強く データセンター関連が需要けん引「実験装置を止めれば、100人以上の学生が学位論文を書けない」。東京大学物性研究所の山内徹・技術専門職員は頭を抱える。山内氏が管理する装置は物質の磁気的性質を測定でき、次世代の超高速計算機と期待される量子コンピューターの開発にも使われる。測定に不可欠なヘリウムの価格が、4月から3月末の2倍以上に跳ね上がった。18年度の購入費は

                                          ヘリウム不足に研究者悲鳴 価格が倍増、実験中止も 超電導などの研究に不可欠 - 日本経済新聞
                                        • 「室温かつ常圧で超電導状態になる物質」を開発したとする論文&ムービーが公開される

                                          韓国の研究チームが「室温かつ常圧での超電導」を実現したとする研究論文をプレプリントサーバーのarXivで公開しました。研究チームは超電導によって磁気浮上が発生する様子を撮影したムービーも公開しています。 The First Room-Temperature Ambient-Pressure Superconductor https://doi.org/10.48550/arXiv.2307.12008 Superconductor Pb10−xCux(PO4)6O showing levitation at room temperature and atmospheric pressure and mechanism https://doi.org/10.48550/arXiv.2307.12037 特定の物質を一定の温度まで冷やすと、電気抵抗がゼロの超電導状態となります。超電導には「エネ

                                            「室温かつ常圧で超電導状態になる物質」を開発したとする論文&ムービーが公開される
                                          • リニア中央新幹線、液体ヘリウム不要に…JR東海が「高温超電導磁石」を実用段階に近づけた意義 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

                                            営業線を安定運行へ JR東海はリニア中央新幹線の浮上や移動に必要な超電導磁石で、液体ヘリウムを使わない「高温超電導磁石」を実用段階に近づけた。営業線に使用できるという評価を国土交通省から受けた。全量を輸入に依存する液体ヘリウムを使う従来型磁石では安定運行への影響が懸念されていた。同社は検査周期となる1年間分に相当する距離を試験走行し、営業線への搭載を目指す。(名古屋・永原尚大) 国交省が評価 コイルが冷凍機で冷却可能に 超電導磁石は従来の鉄道における車輪の役割を果たす重要な部品だ。車体を浮かせる強力な磁力を発生させるため、冷却によって電気抵抗をゼロとする超電導現象を利用して大電流を流している。 従来の「低温超電導磁石」は電流が流れるコイルをマイナス269度C以下に冷却するために液体ヘリウムを使っていたが、高温超電導磁石はマイナス255度C以下で良いため冷凍機による冷却が可能となる。コイル素

                                              リニア中央新幹線、液体ヘリウム不要に…JR東海が「高温超電導磁石」を実用段階に近づけた意義 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
                                            • 常温での超電導状態を確認 | スラド サイエンス

                                              現状, ・論文が出たわけではない ・今我々が見られるのは電流-電圧の測定結果しかない ・発表の詳細が現地の人間以外にはわからない(abstractにも大したことは書いていない.まあabstなんでそういうもんですが) という状況なんで,そもそも議論が出来る状況にない. 見知らぬ誰かが,「詳細は伏せますが,超伝導出来ました」と言っているのと同じで,我々がどうこう言える情報が無いわけです. (間違ってるとかではなく,我々が議論の俎上に載せられない) また,我々が見ることの出来る結果が電流-電圧曲線しかない(*)のもちょっと…… *超伝導の研究においては,抵抗の測定は実は一番不確かな実験です. というのも,端子付けの問題や試料内部での電位分布の問題により,(見た目の)抵抗ゼロというのは物性測定をしていると頻繁に遭遇するためです(もちろんartificialなものであり,Intrinsicではない)

                                              • 常温常圧の「超電導」に関する論文の混乱と再現可能性について科学雑誌Scienceが再び解説

                                                特定の物質を冷やすと電気抵抗が0になる「超電導」という現象について、「常温でも超電導を実現する」というこれまでの常識を覆す論文が2023年7月22日に提出されました。以前この論文について解説した科学雑誌Scienceのライターで有機化学者のデレク・ロウ氏が、再現可能性や論文発表時の混乱について解説しています。 A Room-Temperature Superconductor? New Developments | Science | AAAS https://www.science.org/content/blog-post/room-temperature-superconductor-new-developments 2023年7月22日、通常であれば極低温の環境下でしか発生しないはずの超電導を常温常圧の環境下で再現したとする論文がプレプリントサーバーのarXivで公開されました。ロ

                                                  常温常圧の「超電導」に関する論文の混乱と再現可能性について科学雑誌Scienceが再び解説
                                                • これがジェットエンジン代替の超軽量超電導モーター、東芝が出展

                                                  東芝は開催中の展示会「CEATEC 2022」(幕張メッセ会場での展示は2022年10月18~21日)で、中小型の旅客機用ジェットエンジンを代替できるとする2MW級超電導モーターの実物模型を出展した注1)。同社は2022年6月に開発したことを発表済みだが、「模型とはいえ、一般公開はこれが初めて」(東芝)。本物は既に稼働を確認しているという。

                                                    これがジェットエンジン代替の超軽量超電導モーター、東芝が出展
                                                  • 科学の常識を覆す超電導体?で界隈が湧く中、コミケでその物質の標本が頒布されてしまう「世界規模でバズる可能性ある」

                                                    リンク Wikipedia 超伝導 超伝導(ちょうでんどう、英: superconductivity)とは、電気伝導性物質(金属や化合物など)が、低温度下で、電気抵抗が0へ転移する現象・状態を指す(この転移温度を超伝導転移温度と呼ぶ)。1911年、オランダの物理学者ヘイケ・カメルリング・オンネスが実験で発見した。 超伝導状態下では、マイスナー効果(完全反磁性)により外部からの磁力線が遮断され(磁石と超伝導体との間には反発力が生ずる)、電気抵抗の測定によらなくとも、超伝導状態であることが判別できる。 その微視的発現機構は、電気伝導性物質内では 33 users 73

                                                      科学の常識を覆す超電導体?で界隈が湧く中、コミケでその物質の標本が頒布されてしまう「世界規模でバズる可能性ある」
                                                    • 夢の超電導で送電ロス半減 東電、25年実用化へ - 日本経済新聞

                                                      特殊な素材でつくった送電ケーブルを冷やすと電気抵抗がゼロになる超電導。課題が多く「夢」といわれてきた技術の実用化に向け、東京電力が実証実験を進めている。実際の電力系統に流す電気を使った実験は国内初で、送電の際に5%程度失われている電力ロスを半分に減らせる見通しだという。2025年ごろまでに自社発電所内での実用化を目指す。変電所内の240mのケーブルで実証実験実験の舞台は横浜市鶴見区の静かな住

                                                        夢の超電導で送電ロス半減 東電、25年実用化へ - 日本経済新聞
                                                      • 「大人のナイトミュージアム」再び! ホタルの光や超電導、ドームシアターなどプログラム多数 - はてなニュース

                                                        東京都江東区の日本科学未来館は2月23日(土)の通常開館後、大人向けのプログラムや展示を用意した「大人のナイトミュージアム」を開催します。ホタルの光を“体感”するイベントや、忌野清志郎さんがナレーションとエンディングテーマ曲を担当した映画など、盛りだくさんの内容となっています。 ▽ 「大人のナイトミュージアム」 2013年2月23日(土)開催! | 日本科学未来館 (Miraikan) ▽ 2月23日、ホタル見に来ませんか?/ Come and meet winter fireflies on Feb 23! | 科学コミュニケーターブログ 「クラブMiraikan」会員向けのイベント「ホタルの光~輝くいのちの原動力」では、生きているホタルの光を通してホタルがATP(アデノシン三リン酸)のエネルギーによって光る仕組みを体感できます。会員を対象とした参加申し込みの受け付けは終了していますが、

                                                          「大人のナイトミュージアム」再び! ホタルの光や超電導、ドームシアターなどプログラム多数 - はてなニュース
                                                        • 超電導:氷点下255度で発現の有機化合物見つかる - 毎日jp(毎日新聞)

                                                          炭素と水素からなるピセンと呼ばれる物質を使うと、有機化合物では世界最高温度の18ケルビン(氷点下255度)で電気抵抗がゼロになる超電導状態が起きることを、岡山大大学院の久保園芳博教授(物性物理化学・界面物性学)と群馬大大学院の山路稔准教授(応用化学・生物化学)らの研究チームが発見した。4日の英科学誌「ネイチャー」に発表した。 同グループによると、超電導物質はピセンの結晶にアルカリ系金属のカリウムやルビジウムを入れ込んだ化合物。ピセンは山路准教授らが07年、高純度で安価に大量生産する技術を開発した。久保園教授らが有機トランジスタの開発にピセンを利用したところ成功。「超電導にも応用できるのではないか」と試し、発見につながった。 超電導は送電ロスのない電線やリニアモーターカーなどへの応用が見込まれている。研究の中心は無機化合物で、135ケルビン(氷点下138度)で発現する物質が発見されている。一

                                                          • 超電導線で「超節電」 関電と住友電工が共同実証実験へ(1/2ページ) - MSN産経west

                                                            送電ロス大幅軽減 全国に敷設すれば原発3基分にも 関西電力と住友電気工業が電気抵抗がゼロになる超電導線を使った送電の実証実験を1月中に大阪市内の工場で始めることが2日、分かった。一般に使われる銅線に比べ、超電導線は送電ロスが約2分の1で、電気を有効利用できる。超電導線の実験は国内2例目だが、電気の消費者である企業側の工場で行うのは初めて。電力不足問題が解消しない中、全国の送電網をすべて超電導線に置き換えた場合、原子力発電所3基分(約300万キロワット)の節電につながる。 実証実験は、大阪市此花区の住友電工大阪製作所内で行う。超電導線の実験については、すでに昨年10月から東京電力、住友電工などが東電旭変電所(横浜市)で実施している。ただ、東電の実験は電力会社の使用を想定しているのに対し、今回は企業の工場を対象にしているのがポイント。工場での実験により、ユーザーの声を迅速に吸い上げて実用化を急

                                                            • 従来のCPUと比べて80倍高効率な超電導マイクロプロセッサを日本の研究グループが開発

                                                              CPUやGPUといったマイクロプロセッサの性能は年々向上していますが、同時に消費電力も増加する傾向にあります。世界中のデータセンターが消費する電力の合計は、2020年には世界の電力の2%に達しており、2030年までに8%を占めるまで増加すると予測されているため、マイクロプロセッサの省電力化は大きな課題となっています。そんな中、日本の研究チームが、従来のCPUの80倍の電力効率で動作する超電導マイクロプロセッサの開発に成功しました。 Superconducting Microprocessors? Turns Out They're Ultra-Efficient - IEEE Spectrum https://spectrum.ieee.org/tech-talk/computing/hardware/new-superconductor-microprocessor-yields-a-s

                                                                従来のCPUと比べて80倍高効率な超電導マイクロプロセッサを日本の研究グループが開発
                                                              • ノーベル賞:物理学賞は米3氏に 超電導など理論的に説明 | 毎日新聞

                                                                【左】デビッド・サウレス氏=米物理学会ホームページから【中】ダンカン・ホールデン氏=プリンストン大のホームページから【右】マイケル・コスタリッツ氏=ブラウン大のホームページから スウェーデン王立科学アカデミーは4日、2016年のノーベル物理学賞を米国の科学者3氏に贈ると発表した。先進的な数学の手法である「トポロジー」の概念を使い、低温で物質の抵抗がゼロになる超電導や、特異な磁気特性を示す磁性薄膜などの振る舞いを、理論的に説明したことが評価された。 3氏は、米ワシントン大のデビッド・サウレス名誉教授(82)、米プリンストン大のダンカン・ホールデン教授(65)、米ブラウン大のマイケル・コスタリッツ教授(73)。授賞式は12月10日…

                                                                  ノーベル賞:物理学賞は米3氏に 超電導など理論的に説明 | 毎日新聞
                                                                • プラレール「超電導リニアL0系」発売 笛とスマホで操作できる

                                                                  タカラトミーは、笛の音やスマホで車両をコントロールできる「プラレール」の新シリーズ第1弾として、「ふえではしるぞ! 笛コン超電導リニアL0系レールセット」を4月23日に発売する。価格は5000円(税別)。 本物の駅員さながらに、専用の笛で車両に動きの指示を出せる。車両が止まった状態で笛を吹くと走りだし、長く吹くと一定時間加速。走行中に短く吹くと停車する。超電導リニアを再現すべく、タイヤ部分は浮上走行をイメージした半透明になっている。 スマホ向け無料アプリ「笛コン」(スタート時点はAndroid版のみ、iOS版は準備中)でも操作を楽しめる。スマホを振って走行エネルギーをため、走行時間やスピードをコントロールするという仕掛け。画面上のアイコンを押すと、警笛やドアの開閉音、「駆け込み乗車はおやめください」「ドア閉まりまーす ご注意ください」のアナウンスなどリアルな音声が。自分の声を録音して使うこ

                                                                    プラレール「超電導リニアL0系」発売 笛とスマホで操作できる
                                                                  • 酒の有機酸で超電導 物材機構、仕組み解明 - MSN産経ニュース

                                                                    ある種の鉄の化合物を酒に浸して温めると、電気抵抗が完全になくなる超電導となるのは、酒に含まれる有機酸などが、超電導になるのを妨げている余分な鉄を除去するからだとの研究結果を、物質・材料研究機構(茨城県つくば市)などのチームが16日、発表した。 同機構の高野義彦グループリーダーらは平成22年、超電導になる物質と構造が似ている鉄テルル系化合物が、70度に熱したワインやビール、日本酒など6種類の酒に24時間浸すと超電導を示すことを発見した。高野さんは原因が解明できたとして「新たな超電導体をつくるヒントになる」と話している。 チームによると、6種類の酒の成分を特殊な装置で分析すると、特に赤ワインに多く含まれるリンゴ酸やクエン酸といった有機酸が超電導を誘発することが分かった。

                                                                    • さくらインターネット、太陽光発電所から石狩データセンターへの超電導送電を開始

                                                                        さくらインターネット、太陽光発電所から石狩データセンターへの超電導送電を開始 
                                                                      • 「超電導ダイオード効果」を観測 電流の電気抵抗がゼロ 京大、英科学誌に | 毎日新聞

                                                                        電流が流れる時、一方向の電気抵抗がゼロになる「超電導ダイオード効果」を観測したと、京都大の研究グループが発表した。エネルギー損失の極めて小さい電子回路の開発が、期待される。論文は8月20日、英科学誌「ネイチャー」(電子版)に掲載された。 ダイオードは一方向にのみ電気を流す「整流作用」を持ち、多くの電子部品に半導体ダイオードとして使われている。しかし、半導体には電気抵抗があるため、電流を流すとエネルギーの無駄が生じる…

                                                                          「超電導ダイオード効果」を観測 電流の電気抵抗がゼロ 京大、英科学誌に | 毎日新聞
                                                                        • 室温超電導体に1歩近づいた? 科学者が水素をメタルに変えたそうです

                                                                          室温超電導体に1歩近づいた? 科学者が水素をメタルに変えたそうです2011.11.21 13:00 satomi この宇宙で最も豊富にある元素と言えば水素。気体のままでは利用価値も限られていますが、ドイツのマックス・プランク研究所の科学者2人がこれにものすごい圧力をかけ、いくつかの条件に手を加えることで、なんと水素をメタルに変えることに成功し、その成果を「Nature Materials」に発表しました。 再現可能なら、超高効率な輸送システム、パワフルな医療機器、コンピューティングの進化に多大な影響を及ぼすことになります。 研究では気体に金属のような属性を与えるため、アルミナ・エポキシ樹脂のガスケットの中に水素を少量置き、ダイヤモンドアンビル圧力セルで高圧力をかけました。 Popular Scienceの記事にはこうあります。 ...室温で、圧力を220GPa(ギガパスカル)まで上げたとこ

                                                                            室温超電導体に1歩近づいた? 科学者が水素をメタルに変えたそうです
                                                                          • 超電導リニア体験乗車 | 超電導リニア体験乗車 Superconducting Maglev | JR東海

                                                                            「超電導リニア体験乗車」に関するご案内(主催:JR東海) JR東海では、山梨リニア実験線にて超電導リニアの走行試験を実施しておりますが、このたび、走行試験スケジュールを調整し、L0系改良型試験車による「超電導リニア体験乗車」を開催します。L0系改良型試験車は、従来のL0系から先頭形状を最適化させ、また内装や座席も改良し、より快適な座り心地となっております。 体験乗車は抽選制となります。なお、過去の体験乗車においては、昼前後の便や開催初日にお申込が集中する傾向にありましたので、ご都合のつく方はそれらを避けてお申し込みいただくことをお勧めいたします。(必ず当選するとは限りません。)合計500区画(1,000座席)をご用意していますので、ご家族やご友人とお誘いあわせのうえご応募いただき、この機会に中央新幹線のある未来をご体感ください。多くの方のお申込をお待ちしています。

                                                                            • 超電導ケーブル、ついに実証実験へ:日経ビジネスオンライン

                                                                              山田 久美 科学技術ジャーナリスト 早稲田大学教育学部数学科出身。都市銀行システム開発部を経て現職。2005年3月、東京理科大学大学院修了(技術経営修士)。サイエンス&テクノロジー、技術経営関連の記事を中心に執筆活動を行っている。 この著者の記事を見る

                                                                                超電導ケーブル、ついに実証実験へ:日経ビジネスオンライン
                                                                              • 常温超電導体論文の共著者、研究は正当-「データが雄弁に物語る」

                                                                                超電導体技術を飛躍的に前進させる常温超電導体を発見したと主張して市場と産業界に興奮と論争を巻き起こした韓国の研究所はソウル特別市南東部の住宅地域にあった。 松坡(ソンパ)区のレンガ造りでごく普通の4階建て雑居ビルの地階がクォンタムエネルギー研究所の住所だった。同研究所の研究者や他の韓国の専門家は先月、室温かつ常圧で超電導状態になる物質「LK-99」を開発したとする論文を発表した。 同論文は世界的に大きな反響を呼び、韓国と中国の関連銘柄は急伸した。しかし過去の同様の主張が結局間違いだったと判明していることから懐疑的な見方にも直面している。 これまで同研究所の研究者に接触する試みはいずれも失敗していた。ブル-ムバーグ・ニュース記者が研究所の扉をノックしても反応はなく、リンクトインを通じた接触にも返答はなかった。同研究所に届いたスパークリングウォーターのボトルなどの荷物もオフィスの外に放置されて

                                                                                  常温超電導体論文の共著者、研究は正当-「データが雄弁に物語る」
                                                                                • ◆「超電導ケーブル」実用化 損失を90%以上削減!: サラリーマン大家の太陽光発電日記

                                                                                  先日、「超電導ケーブル」実用化へ、損失を90%以上削減、との記事が出てました。エネルギーロスを少なくして送る技術も重要ですよね。 ----- 「超電導ケーブル」実用化へ、損失を90%以上削減 ITmedia http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1705/11/news032.html 昭和電線ケーブルシステムは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の省エネルギー技術革新プログラムで、超電導ケーブルが実用化開発フェーズとして採択されたと発表した。 ◆冷却コストの壁、超えられるか -196℃の液体窒素で冷やすことによって、抵抗がゼロになる超電導線の特徴を用いた「超電導ケーブル」。従来のケーブルに比べて通電による損失を90%以上削減することができるため、大きな省エネ効果が期待されている。しかし常時液体窒素で冷却することが必要で、その