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  • 地球から240億キロ、ボイジャー1号システム復旧に成功 5カ月ぶりに解読可能データ受信

    (CNN) 地球から最も遠い宇宙空間を飛行する米航空宇宙局(NASA)の探査機「ボイジャー1号」から、5カ月ぶりに解読可能なデータが地球に届いた。NASAのチームが試行錯誤を繰り返し、通信問題を引き起こした原因が1個のチップにあることを突き止めて、解決策を編み出した結果だった。 ボイジャー1号は現在、地球から240億キロメートル離れた宇宙空間を飛行中。打ち上げから46年を経て、さまざまな不具合や老朽化の兆候が見えている。 今回の問題は2023年11月に発生。飛行データシステムの遠隔測定モジュールから送られてくるデータが解読不可能になった。 ボイジャー1号の飛行データシステムは、現在の健康状態を表す工学データを科学計器の情報と組み合わせて収集している。地球上の管制室はそのデータを、0と1で構成される2進コードで受信する。 ところが11月以来、この飛行データシステムがループ状態に陥り、無線信号

    地球から240億キロ、ボイジャー1号システム復旧に成功 5カ月ぶりに解読可能データ受信
  • 米ボーイングの元内部告発者、「自らを銃で撃って」死亡か 遺体発見

    米ボーイング機の生産基準に関する問題を内部告発した元従業員が遺体で見つかった/Samuel Corum/Getty Images/File (CNN) 米航空機大手ボーイングの生産基準に関して深刻な懸念を提起した元従業員の男性が先週末、サウスカロライナ州チャールストンで遺体で見つかったことが分かった。同郡の検視事務所が明らかにした。 検視事務所によると、ジョン・バーネット氏(62)は今月9日、「銃で自らを撃ったことによるとみられる傷」が原因で死亡した。地元警察によると、捜査員が調べを進めており、正式な死因の判明を待っている状況。死亡時の状況にさらなる光を当てる追加の手がかりがないかも調べている。 弁護士がCNNに提供した声明では、「ジョンは内部告発者への報復訴訟で証言録取を行っている途中で、証言はようやく終わりに近づいていた。彼は意気軒高としていて、人生のこの段階に終止符を打って前に進むこ

    米ボーイングの元内部告発者、「自らを銃で撃って」死亡か 遺体発見
  • ベスビオ火山噴火で炭化した巻物、文章を初めて解読 断層撮影やAI駆使

    ベスビオ火山噴火で炭化した「ヘルクラネウムの巻物」の文章が初めて解読された/EduceLab/University of Kentucky (CNN) 米国などの大学の研究者がこのほど、西暦79年のベスビオ火山噴火で黒焦げになった「ヘルクラネウムの巻物」のほぼ完全な文章を解読した。2000年近く前の思想を垣間見せる発見となった。 「ヘルクラネウムの巻物」はベスビオ火山噴火による焼失を免れた数百点のパピルスの一つ。炭化しているため、巻物を開こうとすると崩れる状態で、何か書かれていたとしても肉眼ではほぼ判読不可能だった。 研究者らは今回、コンピューター技術や高度な人工知能(AI)を駆使することで、極めて脆(もろ)い文書を開封して損傷させる危険を冒すことなく巻物を分析できるようになった。解読コンペ「ベスビオ火山チャレンジ」を立ち上げたコンピューター科学者らの5日の発表によると、これまでに2000

    ベスビオ火山噴火で炭化した巻物、文章を初めて解読 断層撮影やAI駆使
  • 世界の地下水位が急速に低下、目立った例外ほぼなし 新研究

    (CNN) 世界の多くの地域で、地下水位が急激に枯渇しつつあることが新たな研究で明らかになった。現状数十億人の人々が、飲料水や灌漑(かんがい)用水などとしてこれらの地下水に頼っている。 研究では世界40カ国以上に点在する17万カ所の井戸を対象に、地下水位の分析を行った。携わった研究者らによれば、世界規模での地下水位の全貌(ぜんぼう)を明らかにする初めての研究だという。 地下水は帯水層と呼ばれる地層の割れ目や穴の中に含まれており、人々の生活にとって重要な資源となっている。特に降雨や地上水の乏しい地域では貴重で、インド北西部や米南西部などがこれに該当する。 論文著者らの分析によれば、2000~22年にかけて1693の帯水層系の71%で地下水位の低下が起きていることが分かった。36%の帯水層では、年間0.1メートルを超えるペースで低下しているという。 このうち最も低下のペースが速いのはスペイン

    世界の地下水位が急速に低下、目立った例外ほぼなし 新研究
  • 「血で書かれた」安全基準 全乗客の命を救ったJALの徹底意識、契機は40年前の惨事

    (CNN) 東京の羽田空港で日航空(JAL)の旅客機と海上保安庁の航空機が衝突した事故は、映像を見る限り、無傷だった人がいたことが奇跡のようにさえ思えた。 2日に起きた事故では海上保安庁の航空機に搭乗していた乗員6人のうち5人が死亡した。JALの乗客乗員379人に死者はなかった。 事故に関する調査は続けられているが、炎に包まれた旅客機の搭乗者全員が避難できたのは、現代の旅客機の安全基準とJALの徹底した安全意識の組み合わせに尽きると専門家は指摘する。 「映像を見て、全員が脱出できたことに驚き、安堵(あんど)した」。こうした事故に詳しい英クランフィールド大学のグラハム・ブレイスウェイト教授はそう語る。 「しかし同航空について私が知っていることや、同社が安全対策と乗員の訓練にどれほど力を注いできたかを考えると、彼らがあれほど素晴らしい仕事をしたという事実は驚くにはあたらない」 ブレイスウェイ

    「血で書かれた」安全基準 全乗客の命を救ったJALの徹底意識、契機は40年前の惨事
  • ウクライナにとって最悪の1週間、原因は米国と欧州

    (CNN) ウクライナは「溺れているのに、手を振っていると勘違いされる」問題を抱えつつある。戦況がどれほどひどいのか明言できずに苦労している。 戦況が劣勢に向かっていると率直に公言すれば、結果として士気の低下や支援の先細りを招きかねないため、得策とは言えない。オバマ大統領(当時)がアフガニスタンに増派した際には、戦争の行方について現実主義が欠如していたこともあり、年を追うごとに世論の支持が低下した。 ウクライナが自分たちの置かれている状況をここまで上手く伝えられないのは、同盟国の視野の狭さが主な原因だ。 米下院議会の一部で見られる理解の欠如は驚くべきものだ。ある下院議員は先週、ウクライナは具体的な金額と明確かつ簡潔な目標を提示するべきだと発言した。米国は20年間で2度も自ら戦争を招き、数兆ドルをも費やしたというのに、議会の物忘れの激しさと理解力の乏しさには唖然(あぜん)とする。 代わりにウ

    ウクライナにとって最悪の1週間、原因は米国と欧州
  • 米NASAの探査機ボイジャー1号で通信障害、データ受信できず

    探査機「ボイジャー1号」でコンピューター障害が発生し、地球との通信の一部が途絶えている/NASA/JPL (CNN) 46年前に打ち上げられた米航空宇宙局(NASA)の探査機「ボイジャー1号」でコンピューター障害が発生し、地球との通信の一部が途絶えている。 ボイジャー1号は現在、太陽系を離れて未知の領域を飛行中で、地球との距離は約240億キロ。地球から打ち上げられた宇宙船としては最も遠く離れている。双子の探査機「ボイジャー2号」は地球から200億キロの距離にあり、両機とも太陽の磁場や粒子が届かない恒星間空間を飛行している。 当初は5年のみの運航を予定していたが、今や両機とも史上最も運航期間が長い宇宙船となっている。 だが予想外の長旅で課題も生じている。 ボイジャー1号には3台のコンピューターが搭載されている。このうちフライトデータシステムでは計器の情報を収集し、ボイジャー1号の健康状態を表

    mk16
    mk16 2023/12/15
    昭和末期の「天皇陛下のご容体テロップ」放送を連想した→https://togetter.com/li/1009752
  • 気候変動、世界で最も汚染している国はどこ? グラフで見る現在、過去、今後

    世界の地球温暖化ガスの大半は、ごく限られた国々が排出したものだ。22年の排出量のうち83%は上位20カ国によるもので、中国、インド、米国、欧州連合(EU)の占める割合が高い。こうした国々が気候変動にどう対応するかが、世界の他の地域に桁違いの影響をもたらしている。 各国の総排出量を人口で割った国民1人当たりの平均排出量を見ると、様相が変わってくる。 中国は総排出量では世界最大といえるが、1人あたりの平均量では米国人が中国人の2倍近く温暖化ガスを排出している。人口密度の高いインドも世界最大の汚染国のひとつに挙げられるが、1人あたりの排出量は世界の平均値を大きく下回っている。 国連が警告しているように、現行の気候変動政策が達成されたとしても、世界の気温は3度近く上昇する方向に向かっている。 各国、とりわけ富裕国には、気候変動対策を迅速に拡大するべきとの圧力が高まっている。以下では現状と、そこにた

    気候変動、世界で最も汚染している国はどこ? グラフで見る現在、過去、今後
  • 世界最大の氷山「A23a」が移動 縮小して海底から外れる

    南極で動き始めたという世界最大の氷山「A23a」を捉えた衛星画像/European Union/Copernicus Sentinel-3/Handout/Reuters ロンドン(CNN) 英首都ロンドンの2倍以上の大きさを持ち、数十年間にわたって南極の海底に接地していた世界最大の氷山「A23a」が動き始めたことが分かった。 巨大なA23aは1986年、フィルヒナー・ロンネ棚氷から分離し、ほぼその直後に南極ウェッデル海の海底に接地した。 A23aは厚さ約400メートルで、面積は4000平方キロ近い。これに比べ、大ロンドン都市圏の面積は1572平方キロにとどまる。 しかし30年以上たった今、A23aはおそらく氷山の自然なサイクルの一環で縮小して海底から外れ、動き始めたとみられる。英南極観測局の研究者2人が明らかにした。 A23aは今後、海流に運ばれて東へ向かう見通し。現在は1日5キロのスピ

    世界最大の氷山「A23a」が移動 縮小して海底から外れる
  • 原因不明の犬の呼吸器疾患、米各地で拡散 専門家が解明急ぐ

    米ニューハンプシャー州やオレゴン州などで原因不明の犬の呼吸器疾患が報告されている/Eric Lee/The Washington Post/Getty Images (CNN) 米ニューハンプシャー州やオレゴン州など各地で原因不明の犬の呼吸器疾患が報告されている。まれに死に至ることもあり、研究者が原因の究明を急いでいる。 オレゴン州農務局は今月9日の発表で、この疾患を「非定型犬類伝染性呼吸器疾患」と形容。せき、くしゃみ、目やに、鼻水、元気がないなどの症状が表れると指摘した。 同州の獣医師からは8月半ば以来、200例を超す症例が報告されているほか、コロラド、イリノイ、ニューハンプシャーの各州でも報告が寄せられているという。 この疾患について獣医師学会で発表したオレゴン州のライアン・ショルツ獣医師によると、これまでに報告された症例にはウイルス性という共通点がある様子だが、一般的な呼吸器疾患の検

    原因不明の犬の呼吸器疾患、米各地で拡散 専門家が解明急ぐ
  • ガザでまたパレスチナ人記者が死亡、直前まで生中継 「国際社会は守ってくれない」

    パレスチナTVのモハンマド・アブ・ハタブ記者が2日、家族とともに死亡した/Obtained by CNN (CNN) パレスチナ自治政府のテレビ局記者と家族11人が2日、ガザ地区南部で殺害された。同局は、記者がイスラエルの空爆で死亡したと伝えている。 パレスチナTVによると、モハンマド・アブ・ハタブ記者は2日夜、ガザ地区のナセル病院前から生中継で現場の様子を伝え、その30分後に帰宅して殺害された。WAFA通信社もハタブ記者と家族の死亡を伝えている。イスラエル軍はこれについて現時点でコメントしていない。 ハタブ記者の死は同局に衝撃を与えた。同僚のサルマン・アル・バシル記者の生中継に、スタジオの司会者は涙を流した。 「もうこれ以上耐えられません。我々は疲弊しています。我々は犠牲者であり、自分たちの死を待つ殉教者です。我々は1人、また1人と死んでいきます。それでも、我々のことも、この大惨事のこと

    ガザでまたパレスチナ人記者が死亡、直前まで生中継 「国際社会は守ってくれない」
  • 非番の操縦士が飛行中にエンジン操作妨害、旅客機が燃料ストップ寸前に 米

    (CNN) 米サンフランシスコへ向かっていたアラスカ航空の旅客機内で、乗客として操縦室内に搭乗していた非番の操縦士がエンジン制御の妨害を試みたとして取り押さえられる事件があった。同機は行き先を変更してオレゴン州ポートランドの空港に着陸した。アラスカ航空が23日に発表した。 警察によると、ジョセフ・エマーソン容疑者(44)は同機の乗員に取り押さえられ、ポートランド港湾警察に引き渡された。殺人未遂や無謀行為、航空機を危険にさらした容疑などがかけられている。 アラスカ航空の発表によれば、ワシントン州エバレットの空港を出発した2059便(エンブラエル175型機、傘下のホライゾン航空が運航)から、操縦室内にいた非番のアラスカ航空操縦士に関連する「治安上の脅威」の報告が入った。 同航空がCNNに語ったところによると、非番の操縦士はエンジン消火器のハンドルを引いて両方のエンジンを停止させようとした。操縦

    非番の操縦士が飛行中にエンジン操作妨害、旅客機が燃料ストップ寸前に 米
  • 南極西部の急速な融解は「不可避」、海面上昇に壊滅的影響及ぼす恐れ 新研究

    (CNN) 人類の活動に起因する地球温暖化が加速する中、南極大陸西部の棚氷の急速な融解は今や不可避となった可能性がある。実現すれば世界中の海面上昇に壊滅的な影響を及ぼしかねないとみられる。新たな研究から明らかになった。 世界は地球温暖化の抑制に向けて野心的な目標を設定しているが、南極西部では今後相当の海洋温暖化と棚氷の融解が発生する見通しだ。科学誌ネイチャー・クライメート・チェンジに23日掲載された新たな研究論文が伝えた。 氷河の端で海洋に突き出た棚氷は、氷が地上に残るのを助け、海洋への流出を遅らせる。海水面の上昇をい止める重要な防御壁としての役割を果たしている。棚氷は融解に伴って薄くなり、防御壁としての機能も失う。 多くの証拠から南極西部の氷の消失は不可逆的なものになる可能性が示されているものの、気候政策によってそれをどこまでい止められるのかは判然としない。 研究者らは異なる気候変動

    南極西部の急速な融解は「不可避」、海面上昇に壊滅的影響及ぼす恐れ 新研究
  • ハマスの攻撃は「全くの想定外」 イスラエル情報機関の元長官

    (CNN) イスラエルの対外情報機関モサドのエフライム・ハレビ元長官は7日、CNNとのインタビューで、イスラム組織ハマスによる同国への攻撃は全くの想定外だったと述べた。 ハレビ氏はインタビューの中で、ハマスが発射したミサイルは24時間以内に3000発を超えたと指摘し、「これはわれわれからみた想像を超えている。ハマスがこれほど大量のミサイルを持っているとは知らなかった。これほどの威力があるとも想定していなかった」と語った。 ハマスが7日午前に発射した数は「前代未聞」とも指摘し、ガザ側からイスラエル領に深く侵入して村落を掌握したのも「初めて」だと述べた。 そのうえで「残念ながら作戦としては大成功。良く調整されていた」と認めた。 同氏はまた、ミサイル攻撃に使われたロケット弾は海上ルートで密輸入され、ガザ地区内で製造されたとの見方を示し、ハマスはイスラエルに計画を知られることなく、試行訓練を行って

    ハマスの攻撃は「全くの想定外」 イスラエル情報機関の元長官
    mk16
    mk16 2023/10/08
    イスラエルは国内問題(大規模デモが何度も起きるレベル)で忙殺されてた印象。
  • 猛暑で死ぬミツバチが増加、ハチの巣溶ける 米アリゾナ州

    前例のない猛暑を受け、アリゾナ州各地でミツバチが死ぬケースが増加している/ Cricket Aldridg (CNN) 猛烈な暑さに見舞われている米アリゾナ州でミツバチが死ぬケースが増え、昆虫学者の間で懸念が強まっている。ミツバチは生態系に必要不可欠な種で、特に料生産に果たす役割が大きい。 同州フェニックスでは6月30日から7月30日にかけて31日連続で気温が43.3度を突破。全米の都市で観測史上最も暑い1カ月となった。 前例のない猛暑を受け、アリゾナ州各地のミツバチ専門家から警鐘を鳴らす声が上がっている。 アリゾナ大学の昆虫学者シャク・ナイル氏はCNNの取材に、「ミツバチは約45度までなら採餌行動を行うことができる。7月は45度を超える日が多かったため、ミツバチには大きな打撃だ」と指摘する。 フェニックスを拠点にする養蜂家クリケット・アルドリッジ氏は「ミツバチの巣が溶けている」「餌不足

    猛暑で死ぬミツバチが増加、ハチの巣溶ける 米アリゾナ州
  • 複数の警察犬、熱中症で死ぬ 運搬トラックのエアコン故障 米イリノイ州

    27日、レイクステーションのコンビニエンスストアで熱中症の犬を助ける男性/Jennifer Webber/Humane Society of Hobart, Ind./AP (CNN) 米インディアナ州の警察犬訓練所に犬を運ぶトラックでエアコンの故障があり、複数の犬が熱中症関連の症状のために命を落とした。 同州レイクステーション警察のフェイスブックによると、27日に犬たちを乗せてイリノイ州のシカゴ・オヘア国際空港からインディアナ州ミシガンシティーへ向かっていたトラックが、2時間の交通渋滞に巻き込まれた。 その途中でエアコンが故障したために、荷台の温度が上昇。シカゴ地域の気温はこの日、33度を超えていた。 運転席と荷台の間は仕切られていたことから運転手がエアコンの故障に気付かず、数頭が熱中症関連の症状を発症。犬たちがほえ始めたことで運転手が事態に気付いた。 運転手は空港から100キロ近く離れ

    複数の警察犬、熱中症で死ぬ 運搬トラックのエアコン故障 米イリノイ州
  • アリゾナのサボテンが次々に枯死、暑さの限界超え

    米国最大のサボテンとして知られるサグアロサボテンは、アリゾナ州南部に生息し通常高さ約12メートルに成長する/Courtesy Desert Botanical Garden (CNN) 米アリゾナ州フェニックスの植物園で、サボテンが猛暑に耐えられずに枯死している。 アリゾナ州では記録的な猛暑に加えて季節性のモンスーンが到来せず、砂漠の植物を集めたフェニックスの植物園ではサグアロサボテン(弁慶柱)が「高ストレス」にさらされている。 同植物園の専門家によると、サグアロサボテンは正常な様子だったり多少ぐったりした様子だったものが突然倒れることがある。そうしたサボテンは熱関連ストレスのために内部から腐っているという。 同植物園は毎年2月にサグアロサボテンの数を数えて個々の状態を診断する。2020年以降は記録的な暑さのためにストレスを受け、枯れるサボテンが増加。そうした被害が出ていたサボテンが今年の

    アリゾナのサボテンが次々に枯死、暑さの限界超え
  • 大西洋の海洋循環、今世紀半ばにも停止か 「早ければ2025年」

    (CNN) 世界でこのまま温室効果ガスの排出が続けば、大西洋の海水が表層で北上し、深層で南下する南北循環(AMOC)は今世紀半ば、早ければ2025年にも停止する恐れがあるとの研究結果が報告された。 デンマーク・コペンハーゲン大学の物理気候学者、ピーター・ディトレフセン教授らが25日、英科学誌ネイチャーに発表した。 AMOCは地球規模のベルトコンベアーのように、熱帯の暖かい海水と塩分を北大西洋に運ぶ。北大西洋で冷えた海水は深層に沈み込み、再び南下する。 この循環は世界の気象パターンを維持する重要な役割を果たしているため、停止すれば欧米の極端な異常気象や海面上昇、熱帯の季節風の変化など、各地で重大な影響が出る事態が予想される。 科学者らは何年も前から、気候危機が加速するにつれてAMOCが不安定になり、流れの強さを左右する水温と塩分濃度のバランスが崩れる恐れがあると指摘してきた。 温暖化で氷が解

    大西洋の海洋循環、今世紀半ばにも停止か 「早ければ2025年」
  • 7月の猛暑、観測史上最高に ほぼ確実に「12万年ぶりの暑さ」

    村に迫る山火事を見守る住人ら=25日、ポルトガル・カスカイスのザンブジェイロ村/Patricia De Melo Moreira/AFP/Getty Images (CNN) 世界各地で異常な猛暑が続く今月は、観測史上、最も暑い月になる見通しだ。欧州連合(EU)のコペルニクス気候変動サービスと世界気象機関(WMO)が27日に発表した。世界の7月の平均気温が記録を大幅に更新するのは確実だとしている。 7月の気温はこれまでの3週間で既に観測史上最高を記録。地球上で12万年ぶりの暑さとなることはほぼ間違いないと専門家は指摘する。 1日~23日の世界の平均気温は16.95度となり、7月の気温としては2019年に観測された過去最高の16.63度を大幅に上回った。

    7月の猛暑、観測史上最高に ほぼ確実に「12万年ぶりの暑さ」
  • 来年は今年以上の暑さに、NASA専門家が予想

    猛暑に見舞われた中で顔を洗う人=16日、米アリゾナ州フェニックス/Brandon Bell/Getty Images (CNN) 米南部や南西部が過酷な熱波に覆われ、北半球が猛暑に見舞われる中、米航空宇宙局(NASA)の専門家が20日、来年はエルニーニョ現象の影響でさらに気温が上昇するだろうと予測した。 エルニーニョは太平洋の熱帯地域で海面水温が平年より高くなり、気象に影響を及ぼす現象。この夏は世界各地で極端な猛暑が続いているが、NASAゴダード宇宙科学研究所のギャビン・シュミット所長によると、今年のエルニーニョは数カ月前に始まったばかりで、まだそれほど大きな影響を及ぼしていないという。 シュミット氏は「我々が今、目の当たりにしている事象はエルニーニョが原因ではない」と指摘。世界の至る所で今後も猛暑が続くとの見通しを示し、「その理由は私たちが温室効果ガスを大気に放出し続けているからだ。私た

    来年は今年以上の暑さに、NASA専門家が予想
    mk16
    mk16 2023/07/22
    南極の氷は今年からタガが外れっぱなし→https://zacklabe.com/antarctic-sea-ice-extentconcentration/