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書評に関するmk16のブックマーク (176)

  • ペットボトルのキャップは外せ! 『コンビニオーナーぎりぎり日記』は全コンビニ利用者必読の一冊だ - HONZ

    『汗と涙のドキュメント日記シリーズ』、ちょっとなさけないイラスト付きの新聞広告を目にされたことはあるだろう。『交通誘導員ヨレヨレ日記』、『派遣添乗員ヘトヘト日記』、『メガバンク銀行員ぐだぐだ日記』など、すでに10冊以上が出版されている。何冊か読んだけれど、どれもおもろい。しかし、今回の『コンビニオーナーぎりぎり日記』はレベルがちがう。 おもしろさのレベルというよりは、身近さだ。いまやコンビニのお世話にならずに生きている人などほとんどおるまい。コンビニがなかった時代にどのように生活していたかを思い出すことが難しくなっているほどだ。かように、コンビニのことは他人事ではなくて完全に自分事なのだ。 外国人の店員さんも多いし、ほとんどがアルバイトで運営されている。あれだけ雑多な仕事を少人数でこなすにはどんな秘訣があるのだろう。よく行くコンビニの、たぶんオーナー夫と思われる方はいつもなんだか疲れてお

    ペットボトルのキャップは外せ! 『コンビニオーナーぎりぎり日記』は全コンビニ利用者必読の一冊だ - HONZ
  • 【書評】『産経新聞と朝日新聞』吉田信行著 「お祈り平和主義」を喝破

    朝日新聞はなぜこうまで日人を貶(おとし)めたいのだろうか。 そんな素朴な疑問を持つ人は多い。国家による慰安婦の「強制連行」なるものを創(つく)り上げて日韓関係を決定的に破壊し、福島第1原発事故では、所長命令に違反して所員の9割が逃げていた、と世界に誤った情報を流布…朝日が事実を無視して日と日人の名誉を傷つけてきた例を挙げ出すとキリがない。 素朴、かつ根的なその疑問に朝日と産経という二紙を比較しながら徹底解明を試みたのが書だ。著者は産経で政治部記者、ソウル特派員や台北支局長として数々のスクープをものにした元論説委員長。新聞の表と裏を知り尽くすだけに読み進めるごとに「そうだったのか」と膝(ひざ)を打つ構成となっている。 著者は〈朝日は日という国家を、歴史的経緯からしても「強い国家」と見なして、弱体化させねばと考えているのに対し、産経は戦後の過程で「弱い国家」に転落していると見て、国

    【書評】『産経新聞と朝日新聞』吉田信行著 「お祈り平和主義」を喝破
  • タモリがジャズについて語る 村上春樹訳の評伝『スタン・ゲッツ』を読んで | レビュー | Book Bang -ブックバン-

    タモリさん 天才的ジャズテナーサックス奏者スタン・ゲッツの克明な伝記。ジャズファンなら必ず聴いているはずだがそれ以外の方なら、ボサノバの名曲「イパネマの娘」でテナーを吹いている人といえば思い出してくれるでしょう。ジョン・コルトレーンやマイルス・デイビスのようにジャズに革命を起こしたミュージシァンではないが、その時代に応じてまたその時の共演者によって美妙に反応し影響を受けながら自分の魂を深めていくジャズマンだ。その才能が見事に開花したのが「イパネマの娘」。ボサノバという当時ブラジルの片隅で生まれたポルトガル語でしか歌われなかった音楽を、全く無名の歌手アストラッド・ジルベルトに英語で歌わせジャズに巧みに取り込んで世界的にヒットさせた。これはジャズ史上最も多く売れたレコードのひとつで一九六五年グラミー賞において投票の結果ビートルズの「抱きしめたい」を抜き最優秀レコードに、またボサノバを創った一人

    タモリがジャズについて語る 村上春樹訳の評伝『スタン・ゲッツ』を読んで | レビュー | Book Bang -ブックバン-
  • 『すごい廃炉 福島第1原発・工事秘録<2011~17年>』一般メディアが語らない前代未聞の巨大な"現場" - HONZ

    新国立競技場の建設が佳境に入った。2月からは屋根工事もはじまり、20基もの大型クレーンが同時に動き回る様子は壮観だ。敷地面積11万3000平米、総工費1500億円を超える巨大現場である。完成すると6万8000人の観客を飲み込むという。 いっぽう、福島県双葉町・大熊町ではそれをはるかに凌ぐ規模の工事が進んでいる。敷地面積は30倍の350万平米、総工費は50倍の8兆円。完了まで30〜40年かかると見積もられている福島第1原発廃炉工事だ。 新国立競技場を47都道府県それぞれに建設するような規模なのだが、その全貌が一般のメディアで語られることはない。あまりに専門的すぎるからだ。 書は土木専門誌「日経コンストラクション」に不定期掲載されている巨大現場のレポートのまとめである。それゆえに、文は土木関係者向きのお硬い内容になっている。 そもそも前代未聞の現場である。放射能に汚染されたガレキの撤去や無

    『すごい廃炉 福島第1原発・工事秘録<2011~17年>』一般メディアが語らない前代未聞の巨大な"現場" - HONZ
  • 老人栄えて国滅ぶ『シルバー民主主義の政治経済学』

    この国は老人に滅ぼされる。そう思っていたが、問題はもっと根深いようだ。マスコミが偏向報道するように、わたしのタイムラインは偏っていることに自覚的にならないと。単に考えさせられるだけでなく、次に(わたしが)選ぶべき方向も見えてくる一冊。 全国から吸い上げられた税金は、高齢者に注ぎ込まれる。年金世代は現役世代の犠牲の上にあぐらをかき、既得権を貪り、財政改革の邪魔をする。「年金」という聖域に手をつけようものなら、マスコミが急先鋒となって蜂の巣をつついたように騒ぎ出す。「このままじゃやっていけない」「死ねというのか」と叫ぶ老人を巣鴨あたりでインタビューし、大々的にキャンペーンを張る。 いっぽう、コストカットのあおりを受け、手取りは目減りし、不安定な雇用に苦労する現役世代の声は捨てられる。なぜなら、逃げ切る気まんまんの高齢者の方が多数だから。民主主義は多数決。さまざまな意見を最終的に決めるのは、「声

    老人栄えて国滅ぶ『シルバー民主主義の政治経済学』
  • SFは時代を映す鏡たりえるか/ウィリアム・ギブスン『ニューロマンサー』感想 - デマこい!

    世界を変えてしまう作品というものがある。どんなジャンルであれ、創作物は先行作品を踏み台にしながら発展していく。しかし時々、以前の作品から一段飛ばし、二段飛ばしで進んだ作品が登場する。すると、あらゆる作品がその作品と比較して語られるようになり、環境が一変してしまうのだ。 『ニューロマンサー』は、そんなマイルストーン的な作品のひとつだ。この小説が無ければ、映画『マトリックス』も『攻殻機動隊』も誕生しなかった。ジャンルの壁を越えて、様々なクリエイターに影響を与えた大傑作といえよう。 ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF) 作者: ウィリアム・ギブスン,黒丸尚出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1986/07メディア: 文庫購入: 38人 クリック: 760回この商品を含むブログ (290件) を見る 脳とコンピューターを直結できるようになった時代、犯罪の街“千葉シティ”でケイスは自暴自棄な生活

    SFは時代を映す鏡たりえるか/ウィリアム・ギブスン『ニューロマンサー』感想 - デマこい!
    mk16
    mk16 2017/12/03
    >ネットを「マフィアや不良の巣窟」として描いたのは示唆的。「ネットはバカと暇人のもの」なんて言う人もいるけれど、インターネットがエリートたちの手を離れたらどうなるかを、ギブスンは予見していた
  • ゴミみたいな人間が読んでも胸糞悪いだけ 田中圭一『うつヌケ』 - 関内関外日記

    うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち 作者: 田中圭一 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2017/01/19 メディア: 単行 この商品を含むブログ (15件) を見る おれは田中圭一のファンである。『神罰』だって最初に単行で出たときに買った。ネット上で公開されている漫画(『ペンと箸』)だって面白いし、人がたまにTwitterに投下するネタだって好きだ。 が、この『うつヌケ』は、世間の評判とは裏腹に、どうも読んでいて胸糞悪くなった。だって、紹介されている人間が、人類の上位2%、多く見積もっても5%くらいに入るような人ばかりなのだもの。 ともかく、仕事ができる、特別な才能がある、成功を収められる、それだけのスペックがある人間ばかりだ。「無理をしなくて休んでいいんだ」で休む金銭的な余裕がある、あるいはよりどころになる親だの配偶者だの、家族がいる。そんな上流の人間が大うつ

    ゴミみたいな人間が読んでも胸糞悪いだけ 田中圭一『うつヌケ』 - 関内関外日記
  • 『人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか』:書評と考察 : 富士通総研

    2017年6月22日(木曜日) (はじめに) 玄田有史東京大学教授の編集で『人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか』(慶應義塾大学出版会)という書物が出版された(以下、書と呼ぶ)。このの帯にもあるように、これはまさに現在の日経済の「最大の謎」に挑む試みだと言えよう。実は筆者自身も、このオピニオン欄などで何回か雇用と賃金の問題に取り組んできた(注1)。ただし、従来の筆者の考察は主に「日的雇用」(大企業の正社員を中心としたメンバーシップ型雇用)に焦点を当てたものである一方(注2)、現実の日の労働市場は遥かに複雑で多面的なものである。 この点、書の大きな特徴は、敢えて書物としての見解の統一性に拘ることなく、総勢20名以上の研究者を動員することで、序と結びを併せて18章にも及ぶ多様な観点からこの「謎」に挑んだことにあろう。具体的には、正規・非正規雇用の違いに注目しつつ(【正規】)、正統

  • 最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか

    飛行船墜落や原発事故、ビル倒壊など50あまりの事例を紹介。誰がどのように引き起こしたか、い止めたか、人的要因とメカニズムをドキュメンタリータッチで描く。 もちろん、大惨事を引き起こした事故の「情報」だけなら、失敗知識データベース[参照]を見ればよい。書とほぼ同じネタは得られる。しかし、著者が現場を見、生き残った関係者にインタビューしてたどり着いた「知見」や「生きた教訓」は、書から掘り起こすべし。 「そんな大惨事を起こすような巨大システムに関わってないよ」という人には、もっと身近なやつをどうぞ → 「なぜAT車のアクセルとブレーキの踏み間違いが起きるのか?」あるいは「飛行機事故から生還するため、乗ったら最初に確認すること」は、立ち読みでもいいので押さえておこう(後者は目からウロコだった)。 システム開発屋であるわたしの場合とは、比較しようがない。わたしが携わるシステムが止まっても、新聞

    最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか
  • 『戦下のレシピ』『昭和経済史』 - 紙屋研究所

    『この世界の片隅に』のアニメをきっかけに、戦時中の日常生活についての文献をいくつか読んだ・読み返した。 戦争になるとなぜ糧難が起きるのか――斎藤美奈子が示した2つの理由 斎藤美奈子『戦下のレシピ』(岩波現代文庫)、中村隆英『昭和経済史』(岩波書店)はその一つ(2つ?)。 『戦下のレシピ』の中に「なぜ戦争糧難を招くのか」という節がある(第5章)。 斎藤は「戦地に送るからべ物がない?」という仮説をまずは批判する。 総人口は変わらないので理屈に合わない、と。「まして旧日軍は、糧について甘く見ていた」(斎藤p.158)。 うむ、アジア・太平洋戦争の「戦死者」の半分が餓死、それ由来の病死だったことは有名だし、牟田口中将の「元来日人は草である、然るに南方の草木は全て即ち之料なのである」という小並感発想をもとにしたインパール作戦での失敗を見てもそれはよくわかる。 斎藤は、この仮説を批判

    『戦下のレシピ』『昭和経済史』 - 紙屋研究所
  • この本がスゴい!2016

    人生は短く、積読山は高い。 せめては「死ぬまでに読みたいリスト」を消化しようとするのだが、無駄なあがき。割り込み割り込みで順番がおかしくなる。読了した一冊に引きずられ、リストは何度も書き直される。 重要なのは、「あとで読む」は読まないこと。「あとで読む」つもりでリツイート・ブックマークしても読まないように、あとで読もうと思って読んだ試しはない。だから、チャンスは読もうと思ったそのときしかない。実際に手にとって、一頁でも目次でもいいから喰らいつく。勢いに任せて読みきることもあれば、質量と体力により泣く泣く中断するもある。かくして積読山は標高を増す。 ここでは、2016年に読んだうち、「これは!」というものを選んだ。ネットを通じて知り合った読書仲間がお薦めするが多く、それに応じてわたしのアンテナが変化するのが楽しい。わたし一人では、数学経済学歴史学、進化医学や認知科学の良を探し出せな

    この本がスゴい!2016
  • 小保方晴子「あの日」を読みました。 - Everything you've ever Dreamed

    小保方晴子さんの「あの日」を読んだ。誤解して欲しくないのだが、僕が、この小保方晴子さんのセンセーショナルな手記を手に取ったのは好奇心からではない。ゲスい野次馬根性からである。告白しよう。小保方晴子さんの名前をググることは毎朝の僕のルーティーンであった。 なぜ、彼女がこれほど僕の心を惹きつけ続けるのか、その理由を知りたい。それがこの手記を手に取った理由である。今、読み終えて放心しているところである。内容の詳細については各々読んでいただかなくてもいいとして、これだけは言っておく。衝撃の手記という宣伝文句は当であった。事件については報道でなされている以上のいわば秘密の暴露はまったくないし、著者が関与したとされる疑惑は華麗にスルーされているので、なぜSTAPの騒動が起こったのかまったくわからないからだ。一方、宴席で泥酔しているうちにアメリカへの留学が決まったワンダーな経緯や、執拗に繰り返される共

    小保方晴子「あの日」を読みました。 - Everything you've ever Dreamed
    mk16
    mk16 2016/01/30
    この本文を読んで、遠藤周作氏が提唱する「善魔」という人種(http://bunsblog.exblog.jp/1475089)に小保方晴子氏が入るのは間違いないと確信した。
  • HONZで振り返る2015年 今年のノンフィクションはこれを読め! - HONZ

    に関する記事を毎日のように送り出しながら面白さを感じるのは、ネットのニュース記事などと比べて時間の流れ方の異なる点である。 予期していたかのようにタイムリーに出されたものもあるが、少し時間を経たからこそ全貌の見えてきたもの、社会的な関心事ではないが特定の層にはズバッとささるもの、時代の流れを全く読まなかったから生まれてきたものも、大半を占める。 時宜を得たものと突然変異、過去と未来、つながりと孤独、異なる2つの視点が隣り同士に並ぶ棚こそが美しい。そこで今年HONZでよく読まれた記事の中から、各月ごとに上位2冊の書籍をピックアップし、2015年を振り返ってみた。 1月:「イスラム国(IS)」とホッケ 2015年は年明けから物々しかった。1月7日にイスラム過激派がフランスの「シャルリー・エブド」を襲撃。1月20日にはついに日人が「イスラム国(IS)」の人質になる事件も起き、日中を震撼さ

    HONZで振り返る2015年 今年のノンフィクションはこれを読め! - HONZ
  • コンテナの物語を読んで、SIerの行く末を想った - 勘と経験と読経

    読書メモ。「コンテナ物語」はコンテナ輸送(コンテナリゼーション)が現代社会に与えたインパクトについて書かれただ。内容自体とても面白いのだが、読みながら別のことを考えていた。 書はビルゲイツが2013年のとしてピックアップしている ビル・ゲイツ氏が選ぶ「2013年に読んだ記憶に残る7冊の」 - GIGAZINE なお私はKindle版をセールで購入(セールは既に終了)。 コンテナ物語―世界を変えたのは「箱」の発明だった 作者: マルク・レビンソン,村井章子出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2007/01/18メディア: 単行購入: 6人 クリック: 72回この商品を含むブログ (40件) を見る コンテナの物語 書で紹介されるコンテナを軸にした輸送革命の流れはだいたいこんな感じだ。 コンテナが発明される 標準化されるが、さほど普及せず 効率化は達成されたが、運送コスト大きく

    コンテナの物語を読んで、SIerの行く末を想った - 勘と経験と読経
  • パンドラの箱 - 書評 - コンテナ物語 : 404 Blog Not Found

    2013年12月17日15:45 カテゴリ書評/画評/品評Money パンドラの箱 - 書評 - コンテナ物語 404 Blog Not Found:コンテナーという革命を読んだ日経BPの黒沢様より献御礼。 コンテナ物語 Marc Levinson / 村井章子訳 [原著:The Box] 2008.01.20 初出 2013.12.17 Kindle化にともない更新 スゴ。ものを作る人も運ぶ人もそして買う人も一読しておくべき一冊。 なぜなら、現在進行中のフラット革命を勃発させ、牽引し、そしてその行く末まで暗示しているのがこの物語だからだ。この箱の中には、その過去と現在と未来が詰まっているのだ。 書、「コンテナ物語」は、あの無機質で無個性な鉄の箱が、いかにして世界を変えていったかを著者が十年以上の歳月をかけて丹念に追ったもの。 目次 - 日経BP書店|商品詳細 - コンテナ物語より

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  • 「一人で作って何千万本も売れたゲーム」制作者の栄光と苦悩『マインクラフト』(エキサイトレビュー) - エキサイトニュース(1/3)

    マクドナルドにコカ・コーラにハリウッド映画にリーバイス……。これまで数々のポップカルチャーがアメリカから生まれ、全世界を席巻してきました。 しかし、ことゲーム業界に目を向けると、ここ数年おもしろい現象が見られます。フィンランド・スウェーデン・デンマークといった北欧地域が、どんどん力をつけてきているんです。 モバイルアプリ『クラッシュ・オブ・クラン』のスーパーセルはフィンランドの開発スタジオ。ソフトバンクが昨年1500億円で買収し、話題を呼びました。今やゲーム開発になくてはならなくなった、ゲームエンジンの『Unity』はデンマーク製。そして書『マインクラフト 革命的ゲームの真実』の主役である、PCゲーム『マインクラフト』はスウェーデン製といった具合です。 『マインクラフト』については3年前にも「1人で作って100万ゲーム業界のシンデレラストーリー」としてレビューしました。レゴのようなサ

    「一人で作って何千万本も売れたゲーム」制作者の栄光と苦悩『マインクラフト』(エキサイトレビュー) - エキサイトニュース(1/3)
  • サイコパスと診断された科学者が語る『サイコパス・インサイド』 - HONZ

    サイコパスの研究者が、サイコパスであったーーこの衝撃の事実を皮切りに物語は始まる。科学者視点による所見と自分自身のこれまでの体験、二つの視点が交錯する中で際立っていたのは、両者の間に大きな乖離が存在するということであった。 サイコパスの定義とは今日の科学の進展をもってしても、未だ不確かなものである。一般的に「精神病質」と表されるサイコパスの特徴は「平板な感情の動き」に代表される対人関係における共感性の欠如である。映画『羊たちの沈黙』『ハンニバル』に登場するレクター教授のような、古典的なサイコパス像を思い出される方も多いだろう。 だが決して凶悪な殺人犯だけを指すわけではなく、人を思い通りに操縦しようとしたり、嘘に長け、口がうまく、愛嬌たっぷりで、人の気持ちを引きつけたりといった特徴も含むものとされる。むろん著者は人殺しや危険な犯罪を犯したことなどなかったし、それどころか科学者として成功し、幸

    サイコパスと診断された科学者が語る『サイコパス・インサイド』 - HONZ
  • 「七夕の国」がどれだけ面白いか、今から皆さんに説明しようと思います: 不倒城

    目次・記事一覧(1) レトロゲーム(185) 日記(768) 雑文(511) 書籍・漫画関連(55) 子育て・子どもたち観察(115) ゲームブック(12) フォルクローレ・ケーナ・演奏関連(86) FF14(40) レトロでもないゲーム(334) 始めたばっか(13) アナログゲームいろいろ(37) 人狼(48) ネットの話やブログ論(61) 三国志大戦(20) 無謀的世評(52) ゴーストライター(16) 大航海時代ONLINE(38) FF3(6) Civ4(18)

  • 何で私をイライラさせるのか。そんな「怒り」をスーッと消すための本 - 斗比主閲子の姑日記

    自分は何かに対して怒ることがほとんどないんですが、パートナーが仕事で怒りを感じることがあって困っているという話をしていたので、それならアンガーマネジメントについて勉強しようかと、いくつかを集めてきて一緒に読んだり、話したりしてみました。 今回紹介するはその中でも特に納得度が高かったものです。自分には特に必要ないかなと思っていましたが、自分みたいな怒らない人間についてもその理由が言語化されていて楽しめました。 「怒り」がスーッと消える―「対人関係療法」の精神科医が教える 作者: 水島広子 出版社/メーカー: 大和出版 発売日: 2011/05/10 メディア: 単行(ソフトカバー) 購入: 12人 クリック: 41回 この商品を含むブログ (12件) を見る ※Kindle版は書籍版よりも400円安くて1000円ぐらい。凄い時代になったものです。 怒りは自分でコントロールできるという

    何で私をイライラさせるのか。そんな「怒り」をスーッと消すための本 - 斗比主閲子の姑日記
  • 『ぼくは物覚えが悪い』海馬を失った男は、永遠に続く30秒を生きた - HONZ

    今年も残すところあと1ヶ月となり、年忘れという言葉も聞こえてきた。皆さんにとって2014年はどのような年であっただろうか?そして来たる2015年のことを考えた時に、どのような感情が沸き上がってくるだろうか? 年の瀬ともなると、私たちは過去の出来事を頭の中で再現し、その情動を元に未来へ思いを馳せる。年を忘れるというくらいだから、辛かったことや不安な出来事を思い出す方も多いのかもしれない。いずれにせよ私たちは「今」という瞬間を疎かにするくらい、記憶というものに縛られながら生きている。それならば未来もなく過去もなく、現在進行形しか存在しない世界に行けば、不安を取り除くことは出来るのだろうか。 1953年、一人の男がてんかん治療のための脳手術を行った。左右の内側側頭葉を摘出するという実験的な手術であったものの、発作は無事に抑えられるようになる。しかしこの手術は、関わった全ての人にとって決して忘れら

    『ぼくは物覚えが悪い』海馬を失った男は、永遠に続く30秒を生きた - HONZ