『ARGYLLE/アーガイル』監督、批評家からの酷評に落ち込んだ ─ シリーズ継続には前向き © Universal Pictures 米Apple渾身のスパイスペクタクル超大作『ARGYLLE/アーガイル』(2024)は、ヘンリー・カヴィルをはじめとする豪華キャスト陣や『キングスマン』シリーズのマシュー・ヴォーン監督による最新作という圧倒的な信頼感から大きな期待と共に封切られたが、蓋を開けてみると思いがけない結果になった。2億ドルの製作費に対し、世界興収は9,600万ドル(本記事掲載時点)。批評家からも手厳しいレビューが寄せられ、米Rotten Tomatoesでは批評家スコア33%という低記録となった。 「そんなに(作品が)侮辱的なものだったでしょうか」。批評家たちからの辛辣な評価に驚きを隠せないでいるのは、マシュー・ヴォーン監督だ。作品に寄せられたネガティブな意見に目を通したというヴ