移民議論から見えた!経済成長の「新しいやり方」 アメリカのバイデン大統領が2024年5月1日、アジア系アメリカ人の集会で行った発言は、衝撃的なものだった。 「アメリカ経済の成長は移民を歓迎しているからだ。なぜ中国の経済がひどく低迷しているのか。なぜ日本が困難を抱えているのか。なぜロシアやインドもそうなのか。それは外国人嫌いで、移民を望んでいないからだ」 前編「「賃金」が上がらないのは「日本に移民が来ないから」ではなかった…!バイデンに揶揄された「外国人嫌い」の日本が忘れていた「最も大切なこと」」では、バイデンの発言を受けて移民政策に本当に効果があるかどうかを検証した。 移民が来ることで、低賃金の分野では働き方の改革が起こらず、旧態依然とした非効率な働き方が残り生産性は必ずしも上昇しない一方、日本人が高い賃金の分野で働く可能性が増える。また、優秀で新しい考え方や手法を持つ外国人労働者を入れる