今朝の日経新聞「春秋」欄を見て、思わず苦笑。 「誰か必ず見てるゾ」の防犯ポスター標語から始まって、最近の世の不祥事を辛らつに批判した挙句、「人目のいかんは問わず悪はなさぬが道理」、「そんな道理が通用しなくなった時代をポスターは映している」と、“ジャーナリスティックな”苦言を呈するあたりまではまだ分かる。 問題は最後の段落で・・・ 「ぺこぺこ頭を下げるばかりでなく、たまには経営者から「こちとらお天道様に恥じない商売をしてるんだ。ひと様に四の五の言われる筋合いはない」と、啖呵の一つも聞きたいと思う。」 (日本経済新聞2007年11月13日付朝刊・第1面) ときたもんだ。 いや、世の経営者ならずとも、記者会見の場でこう叫びたいと思っている方々はたくさんいると思うけどね(苦笑)。 なぜ、そうせずに頭を下げるか、と言えば、自分に責任があろうとなかろうと、「社長以下勢ぞろいで頭を下げた絵」を撮らせてあ