鳥取県大山町で、4月19日夜から行へ不明になっていた80代の男性が20日朝、警察などに救助されました。防災ヘリでピックアップ後、米子市内の病院に搬送されましたが、意識はあり、命に別条はないということです。 男性は19日、山菜取りのために大山に入りましたが夜になっても帰宅せず、午後8時ごろ男性の家族から警察に通報がありました。警察などが捜索を行っていましたが、二次遭難の恐れがあったことなどから、午後10時に捜索を中断。20日午前7時ごろから20人規模での捜索再開を計画していました。 その後も男性の家族が、男性の持つ携帯電話に発信を続けていたところ、一時的に電話がつながり、夜間に無事を確認できていたということです。これを受け、琴浦大仙署では捜索開始を前倒しし、20日の日の出とともに先発隊3人を派遣。男性の車が止められていた鳥取県大山町松河原林道大平線付近の道路から100メートルほどの山中で20
玄界灘に浮かぶ松島(唐津市鎮西町)に若者が続々とUターンしている。島民55人のうち10人が20代で、全島民に占める比率(18・2%)は、唐津市全体より10ポイントも高い。基幹産業の漁業が先細りし、離島を取り巻く環境は厳しいが、島民たちは若い世代が定住できる「稼げる島」を目指して奮闘している。 呼子港から定期船に乗って約15分。周囲3・6キロのひょうたん形の島影が近づいてきた。島は平地が少なく、傾斜地に民家が軒を連ねる。坂の途中にある区長の宗勇さん(57)宅を訪ねると、テラスで若者たちが焼き肉を囲んでいた。「月に1回はバーベキューをします。これを楽しみに頑張っています」。勇さんの息子、秀明さん(24)が笑顔を見せた。 秀明さんは勇さんと親子で海士(あま)を営んでいる。父親の背中を見て育ち、子どもの頃から憧れていた。高校卒業後すぐ海士になりたかったが、勇さんから「ずっと島にいても世界が狭くなる
「みんな知らないだけじゃないかな、こんな暮らしもできるってこと」 鹿児島県の離島で、漁業兼農業を始めた30代男性の言葉だ。 日本各地で高齢化が進み、人口は減っている。だがここ7〜8年の間に「4歳以下の子どもと30代」が増えている町村が各地に点在することを前の記事で紹介した。 それも地方都市ではなく、離島や山間地など田舎の田舎。 そこではいったい何が起こっているのだろう? 移住といえばふわふわしたブームにも見られがちだが、実際に若い人たちを引き寄せている地域を訪れてみると、移住支援が進み、素人でも1次産業を始めやすい制度などよそ者を地域社会に受け入れる体制が整ってきている。地域側もひと昔前とでは事情が違い、不便な場所ほど移住者に頼らざるを得ない。子育てしやすい環境と、大自然と、やり甲斐の感じられる仕事。それらがうまく揃ったところに若い人が増えている。 林業で自立できる道を用意し20〜30代が
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