野球もホームランも消えて心にぽっかり穴が ぼくがお酒に飲まれるようになったのはいつごろからだったのか……。 やはり野球をやめて、日々の目標が見つけられなくなってからだったような気がします。お酒を飲むことの意味がだんだんと変わっていったんです。 現役を引退してから野球もホームランも消えて心に穴が空きました。それを埋めるために、だんだんとお酒の量が増えていきました。お酒をたくさん飲むと気持ちが大きくなって、自制心を失っていくような感覚がありました。初めて覚せい剤を使ったときも、かなりアルコールがまわった状態でした。 現役時代の清原和博氏 ©文藝春秋 つまりお酒が引き金になって覚せい剤に手を出してしまったんです。 だから先生(編注:清原氏の薬物依存症の主治医である松本俊彦医師)はアルコールには気をつけろと、口を酸っぱくして言うんだと思います。 逮捕され保釈されたばかりのころは、お酒を飲む気にすら
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