エズラ・ウェストン・ルーミス・パウンド(Ezra Weston Loomis Pound、1885年10月30日 - 1972年11月1日)は、アメリカ合衆国の詩人、音楽家、批評家であり、T・S・エリオットと並んで、20世紀初頭の詩におけるモダニズム運動の中心的人物の一人だった。 彼は、幾つかのモダニズム運動、特に、イマジズム (Imagism) 及びヴォーティシズムを推進した原動力であり、批評家ヒュー・ケナー (Hugh Kenner)は、パウンドと会った時のことを語って、「私は、私がモダニズムの中心を目の前にしていることを、突如として了解した」と言っている。 生涯[編集] 青年期までのパウンドと同時代人[編集] パウンドは、アメリカ合衆国アイダホ州ヘイリー (Hailey) で生まれた。15歳の時、ペンシルベニア大学に入学し、2年間在籍した後にハミルトン・カレッジに移った。そこで彼は哲