各班のメンバーが、専門分野の興味深いトピックを一般の方にもわかりやすく説明しました。
「サイコロの目で1が出る確率は1/6」は正しくない。そういう風に数学的に抽象化あるいはモデル化しているだけ。実際、精緻な物理シミュレーションが可能であればもっと正確に出目を予測できる可能性がある。すべてのモデルは間違っており、「正しい確率」というのはそもそも意味を成さない。
新型コロナウィルス、というものが流行っていて、この春はすべてのイベントが中止や延期になり、公的な施設には閉鎖されるところもでてきて、学校も全国で一斉に休校にするかどうかという話があり、そのわりには朝の満員電車はあいかわらずで、それからやっぱりデマもとびかっている。 ドラッグストアやコンビニの店頭からマスクが消え去り、さらにトイレットペーパーがマスクと同じ材料で、もう中国から入ってこなくなるので売り切れるだろうというデマがひろがって、トイレットペーパーも店頭からなくなった。コストコに長蛇の列ができたとか、対応していたドラッグストアの店長が鬱になったとか、そういう記事をたくさん読んだ。 いったい誰がどういう意図で流すのか知らないけど、30度ぐらいのぬるま湯を飲むと熱に弱いコロナが死ぬ、というデマもかなり広がって、さすがにこれは笑った。体温より低いやん。 まあ、しかし笑えない。若年者の致死率は低
一辺が5mmのサイコロを円筒の中にざざーっと入れ、一定の力で左右に回し続けると3時間~1日程度でほぼ全てのサイコロがキレイに整列し、隙間なくみっちりと詰まった状態になることが研究で明らかになっています。この技術は、粒子状の物質を整列させる必要のある産業分野や、宇宙の無重力空間での加工技術への応用が期待されています。 Physics - Focus: Dice Become Ordered When Stirred, Not Shaken https://physics.aps.org/articles/v10/130 細かい粒子を整列させるという行為は、砂と小石を混ぜてセメントを作る建設業や、材料を均一に混ぜ合わせて医薬品を作るといった医薬品分野などさまざまなケースで広く行われています。重力のある環境では、粒子状の材料を入れた容器に振動を与えたり、外部からコツコツと叩いたりすることで、内部
前3者は、カントが『純粋理性批判』の第三章「純粋理性の理想」において中世以来の神の存在証明に対する反論のために独自にまとめたものである。 目的論的証明[編集] 目的論的証明とは、例えば、「世界と自然の仕組みの精巧さや精妙さは、人間の思考力や技術を超えている」という考えを前提とし、「世界にこのような精巧な仕組みや因果が存在するのは、『人知を超越した者』の設計が前提になければ説明がつかない、つまり、神は存在する」という主張による証明である。 これはカントにおいては自然神学的証明とも呼ばれる。 本体論的証明[編集] アンセルムスやデカルトが、このような形の神の存在証明を試みたので有名である。この証明はいくつかのヴァリエーションを持つが、「存在する」という事態を属性として捉え、例えば次のような論理を展開する。 まず、「可能な存在者の中で最大の存在者」を思惟することができる。ここで、「任意の属性Pを
というブログエントリにEconomist's Viewがリンクしている。そのエントリは、脳科学とベイズの定理を扱ったノーチラス誌*1のブログ記事の冒頭部を引用したものである。 以下はその冒頭部。 Presbyterian reverend Thomas Bayes had no reason to suspect he’d make any lasting contribution to humankind. Born in England at the beginning of the 18th century, Bayes was a quiet and questioning man. He published only two works in his lifetime. In 1731, he wrote a defense of God’s—and the British mo
ベイズ推定って、最近はやってきてますね。僕も流行りにおいて行かれないように勉強しています。 理論的な話や数学的な話はいろいろWebや本をあされば出てきますが、実用面とか解釈面について言及しているものは少ないですね。 今回は清水の個人的な意見として、ベイズがどういう風に使えそうか書いてみます。数学的な話はなしで。よくわからないので。 興味ある人は続きをどうぞ。 2016/2/1追記:ベイズ統計について,入門的な資料を作りました。心理学者のためのベイズ統計入門もあわせてどうぞ。 ベイズ推定法の前に、従来法の代表として最尤推定法について触れておきます。 その方法とベイズがどう違うのかについて、そのあと述べます。 最尤推定法 最尤法ともいわれますが、基本的な発想は、モデルとデータの関係を次のように考えます。 真のモデルというのがあって、我々はそのモデルから発生したデータを手に入れている。真値は一つ
引用:http://redd.it/23pl9k スレッド「世界のおもしろダイス」より。私達が思い浮かべるサイコロといえば、正六面体のものが一般的ですが、1面から100面までのサイコロがあると海外で話題となっている。 1面ダイス:メビウスの輪のようになっており、表と裏の概念がない。 Ads by Google 2面ダイス:グループ分けで役立つ 3面ダイス:三角関係が最近流行っているので 4面ダイス:正四面体の定番サイコロ 5面ダイス:曲線が特徴的 6面ダイス:昔はどのボードゲームにも付属していた 7面ダイス:ちょっと奇妙な感じがする形 8面ダイス:申し分のない形! 9面ダイス:ハムスターの遊具っぽい形 10面ダイス:ダンジョンズ&ドラゴンズ愛好家なら絶対持っている 11面ダイス:存在意義は謎に包まれている 12面ダイス:20面ダイスとよく間違えられる子 13面ダイス:不吉な13が出ると死ぬ
[CEDEC 2014]ナムコ作品で見る乱数の歴史。「ゲーム世界を動かすサイコロの正体 〜 往年のナムコタイトルから学ぶ乱数の進化と応用」レポート ライター:箭本進一 神奈川のパシフィコ横浜で行われた,ゲーム開発者向けイベントCEDEC 2014の最終日である2014年9月4日,「ゲーム世界を動かすサイコロの正体 〜 往年のナムコタイトルから学ぶ乱数の進化と応用」という講演が行われた。 登壇したバンダイナムコスタジオ HE技術部 加来量一氏 この講演のユニークな点は,旧ナムコの作品を「乱数」という視点から振り返るということだ。バンダイナムコスタジオ HE技術部のプログラマーである加来量一氏は,旧ナムコの初期作品50本を解析し,それぞれの時代でどのような乱数が使われていたかを特定した。そこから見えてくる乱数技術改良の歴史を見ていくというのが,講義の主旨なのである。 1980年代のナムコアーケ
青い地球をバックに、無重力に浮かぶ赤いサイコロ。 この画像をツイッターに投稿したのは、先日ISS(国際宇宙ステーション)に到着したばかりのアメリカ人宇宙飛行士ライド・ワイズマンさん。2011年に宇宙飛行士としてNASAに所属するまでは、海軍飛行士とテストパイロットをしていたそうです。画像にこんなキャプションをそえています。 僕の子ども時代のなんの変哲もないオモチャが、宇宙ではイイ感じに絵になるんだ。 確かにワイズマン飛行士のおっしゃるとおり。ちなみに米ギズのDiaz記者には、「全く現実味がなくて、今にも地球に衝突しそうな巨大サイコロの図のよう」に見えるんだとか。 こちらはソーラーパネルのアップ。 宇宙飛行士だってセルフィーしちゃいます。まんなかにいるのがワイズマン飛行士で、向かって左がドイツのアレクサンダー・ゲルスト飛行士、右がロシア人のマキシム・スライエフ飛行士です。ともにソユーズTMA
2013年09月19日14:30 「サイコロを1度しか降れない場合1の目が出る確率は1/2」という確率論 分からない人のために作者が回答 Tweet 1: ボマイェ(庭):2013/09/19(木) 10:57:51.54 ID:F25FbNPE0 ■理系代表作家、支倉凍砂先生の確率論 (通称:サイコロポエム、サイポエ) サイコロを一度しか降れなければ 一の目が出る確率は その目がでるか出ないかの二分の一である たくさんの回数を降れてこそ さいころのそれぞれの出る目は六分の一なのである だとするならば どうして人はこれほどまでにたくさんの可能性を未来に見るのであろうか 人はある瞬間を一度しか生きられない ある場面である判断を下せるのは人生においてただ一度である 人生は様々なサイコロをただ一度だけ降る行為を繰り返すことの積み重ねである だとするならば そこに可能性を見ることなど馬鹿げた事なの
2011年02月03日17:45 これからの「自由意志」の話をしよう 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/28(金) 12:44:21.97 ID:EbN6imkH0 自由意志(free will)の問題とは、 理性的な行為者が判断に対するコントロールを行うことができるか否か、 という問いである。 様々な哲学上の立場が、あらゆる事象は過去未来にかかわらず、 既に決定されているか否か(決定論VS非決定論)について、 また同様に、自由は決定論と共存できるか否か(両立主義VS非両立主義)について、 意見を違えている。 (自由意志、wikipedia) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%94%B1%E6%84%8F%E5%BF%97 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿
■編集元:物理板より「神はサイコロを振らないのなら」 1 ご冗談でしょう?名無しさん :2006/02/17(金) 09:51:34 ID:w7ZU7DbL 現在の宇宙の全ての粒子の位置と速度がわかれば 過去未来の全ての粒子の位置が確定できるということになる この理論を使ってシュミレーターを作れば完璧に未来が予言できる しかし、そのシュミレーターの映像を見た上で、それと行動を変えれば予言をはずすことが出来る おかしくね? このパラドックスをどう説明する?
確率論的世界 「『確率的な現象』など存在しないというのは、もはや古典的な世界観であり、 実際の世界は、まさに確率的な世界なのである」 確率と言えば、「サイコロ」とか「くじ引き」とかを連想する。 たとえば、こんな感じだ。 「ここに、2つの箱があります。 一方の箱には、『右手用の手袋』が、 もう一方の箱には『左手用の手袋』が入っています。 あなたは、どちらの箱に、どちらの手袋が入っているか知りません。 だから、この箱をあけて、調べて見ないことにはわかりません。 でも、少なくとも、あなたが、一方の箱を選んで、あけたときに、 「右手の手袋」が出てくるか「左手の手袋」が出てくるかは、 確率的に50%です」 ここまではいい。全然、難しくない話だ。 でも、この話を聞いたときに、普通、僕らはこう考える。 「『箱を開けたとき、どっちの手袋が出てくるか、確率は50%』 とか言っているけど、 実際には、どっちの
決定論(けっていろん、英: determinism、羅: determinare)とは、あらゆる出来事は、その出来事に先行する出来事のみによって決定している、とする哲学的な立場。 対立する世界観や仮説は「非決定論」と呼ばれる。 概説[編集] 近代的な決定論は、宇宙に対する決定論と、人間に対する決定論に大別される[1]。 宇宙に対する決定論は、宇宙の全ての状態は、それ以前の状態から物理法則に従って必然的に変化し、決定されるという考えである。因果的決定論とも呼ばれる。 人間に対する決定論は、ある個人に制御できない要素によって、その人の思考や行動が決まるという考えである。因果的決定論を人間にそのまま適用すれば、人間も物理法則に従って動く物質にすぎず、人間の思考や行動も事前に決定されていたことになり、自由意志の存在は否定される。量子論を考慮しても、人間の思考や行動は物理法則によって「確率的に」決定
アルベルト・アインシュタイン[注釈 1](独: Albert Einstein[注釈 2][注釈 3][1][2]、1879年3月14日 - 1955年4月18日)は、ドイツ生まれの理論物理学者。ユダヤ人。スイス連邦工科大学チューリッヒ校卒業。 特殊相対性理論および一般相対性理論、相対性宇宙論、ブラウン運動の起源を説明する揺動散逸定理、光量子仮説による光の粒子と波動の二重性、アインシュタインの固体比熱理論、零点エネルギー、半古典型のシュレディンガー方程式、ボース=アインシュタイン凝縮などを提唱した業績で知られる。当時は"無名の特許局員"が提唱したものとして全く理解を得られなかったが、著名人のマックス・プランクが支持を表明したことにより、次第に物理学界に受け入れられるようになった。 それまでの物理学の認識を根本から変え、「20世紀最高の物理学者」とも評される。特殊相対性理論や一般相対性理論が
不確定性原理(ふかくていせいげんり、(独: Unschärferelation、英: Uncertainty principle)は、量子力学に従う系の物理量を観測したときの不確定性と、同じ系で別の物理量を観測したときの不確定性が適切な条件下では同時に0になる事はないとする一連の定理の総称である。特に重要なのは、がそれぞれ位置と運動量のときであり、狭義にはこの場合のものを不確定性原理という。 原理的には、一般のフーリエ解析で窓関数を狭めるほど得られるスペクトルが不正確となるのと同種の説明がなされる。 このような限界が存在するはずだという元々の発見的議論がハイゼンベルクによって与えられたため、これはハイゼンベルクの原理という名前が付けられることもある。しかし後述するようにハイゼンベルク自身による不確定性原理の物理的説明は、今日の量子力学の知識からは正しいものではない。 今日の量子力学において
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