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ブックマーク / dailyportalz.jp (771)

  • アメリカの学生の思い出が生んだ、全部盛りのヴァーチャル回転寿司屋~メタバ―スの端っこ探訪

    メタバース」という言葉がバーッと流行り始めたのは何年か前。その後、物珍しい流行語だった時期は過ぎて、いまや使ってる人にとっては「普通に使ってる」感じになってきてるそうだ。 そうやってある文化が成熟期を迎えたときに、決まって出現するものがある。それが、個人の作ったフリーダムすぎるコンテンツだ。 ネットの黎明期にテキストサイトが流行ったように、いまメタバ―スには野放図かつ初期衝動にあふれた創作物がたくさんある、らしい。 このシリーズでは、有識者をナビゲーターに迎えて、そんな「メタバ―スの端っこ」を体験しに行きます。

    アメリカの学生の思い出が生んだ、全部盛りのヴァーチャル回転寿司屋~メタバ―スの端っこ探訪
  • スマホを投げ入れてQRコード決済する賽銭箱

    1987年兵庫生まれ。会社員のかたわら、むだなものを作る活動をしています。難しい名字のせいで、家族が偽名で飲店の予約をするのが悩みです。(動画インタビュー) 前の記事:ホッケースティック片手にミニ四駆を追いかけよう!歩くダンゴムシを装置で測ろう!~Maker Faire Kyoto 2024レポート~ > 個人サイト むだな ものを つくる お賽銭っぽさとは何か お賽銭をお賽銭たらしめているのはなんといっても「お金を箱に投げ入れる」というところだろう。 小銭をチャリンチャリンと投げ入れるのは、神仏に対して失礼にあたるという説もあるらしい。 ただ、初詣で大きい神社に行ったりすると賽銭箱まで距離があったりして、投げざるを得なかったりする。 ちょっとここでは神仏には目をつぶってもらって、お金を箱に投げ入れる行為をお賽銭っぽさとしておきたい。 前置きはさておき、これまでのキャッシュ時代でのお賽銭

    スマホを投げ入れてQRコード決済する賽銭箱
  • 雑誌の図書館「大宅壮一文庫」の雑誌記事索引は人力検索エンジンだった

    前回、蔵書数80万冊を誇る雑誌の図書館、大宅壮一文庫の書庫に、みっちみちに所蔵されている雑誌の山に大興奮した我々(ライター・西村、ライター・唐沢、デイリーポータルZ・林)は、取材そっちのけで雑誌の立ち読みに耽ってしまう。 今回は、気を取り直し、大宅壮一文庫の最大の特長である「雑誌記事の索引づくり」について、大宅壮一文庫の黒澤さんにお話を伺う。 大宅壮一文庫のなにがすごいのか さて、書庫の中で古い雑誌を立ち読みして盛り上がるのもほどほどにして、大宅壮一文庫の何がすごいのかを、黒澤さんに訊いてみた。 大宅壮一文庫、最大の特長として忘れていけないのが、雑誌記事索引だ。 大宅壮一の書斎を再現した部屋でお話を伺いました 大宅壮一文庫では、収蔵した雑誌はすべて職員が目を通し、主な雑誌記事は、その記事ごとに、誰が登場し、どんな内容が書かれているのかを、人物名と件名にまとめてリスト化しており、膨大な量のデ

    雑誌の図書館「大宅壮一文庫」の雑誌記事索引は人力検索エンジンだった
  • AIが書いた漢字を書道する

    AIは漢字が苦手だ。 画像生成AIに漢字が書いてある紙、などと指示をするとそれっぽいけど存在しない漢字を出してくる。 その漢字が好きなので、僕らがAIが書く漢字を書いてみよう。 (AIが漢字が苦手というのは2024年6月現在の話です)

    AIが書いた漢字を書道する
  • ガードレールにイヤホンをつないでラジオを聞く

    そこらへんの金網でラジオが聞けた、という記憶 一部のAMラジオ局が今月から暫定的に止まる、というニュースを聞いて思い出したのだ。 以前こどもとゲルマニウムラジオを手作りしたときに、うまく聞こえなくて送信所の近くまで行ったら聞こえたことがあった。で、試しにイヤホンをそこらへんの金網に直接つけてみたらそれでも聞こえたのだ。なんだこれでいいじゃん、となった記憶がある。 この機に、それが当だったのか試してみたい。 思い出の場所に行く さっそく現地にやってきた。 埼玉県川口市にある、文化放送のラジオ送信所だ。駅から30分歩いてやってきた。 記憶では、ここに見えているあらゆる金属にイヤホンをくっつけたらラジオが聞こえたのだ。金網とか、ガードレールとか。 ちなみにくっつけるイヤホンはこんなやつだ。 クリスタルイヤホンといいます 弱い電流でもうまく音に変換してくれるイヤホンだ。両端がクリップになっている

    ガードレールにイヤホンをつないでラジオを聞く
  • クジャクを食べる。その味はまるで筋トレしまくった鶏

    変わった生き物や珍妙な風習など、気がついたら絶えてなくなってしまっていそうなものたちを愛す。アルコールより糖分が好き。 前の記事:蘇(そ)を作る 乳を煮る煮る 七種類 > 個人サイト 海底クラブ クジャクはきれいな鳥 クジャクはきれいな鳥である。 鳥という生き物はみんな美しい姿をしているが、中でもクジャクは特別だ。ここまでゴージャスという言葉が似合う鳥はなかなかいるまい。とくに有名なのは繁殖期のオスの、目玉模様を散りばめた飾り羽を半円形に広げた姿だろう。 かつて京都市内にウサギやニワトリくらいの距離感で何匹ものクジャクを飼育しているところがあった。無料で自由に見ることができたから、繁殖期には何度も通った。オスのクジャクが長くて重たそうな飾り羽をブルブルと震わせながら広げる姿はいつ見てもゴージャス、典雅、素晴らしいとしか言いようがなくて、メスのクジャクでなくても思わずフラフラ〜っと吸い寄せら

    クジャクを食べる。その味はまるで筋トレしまくった鶏
  • 雨も爆破も熱湯風呂も全部やる「特殊効果」の会社でビリビリ椅子を受けてきた

    1975年宮城県生まれ。元SEでフリーライターというインドア経歴だが、人前でしゃべる場面で緊張しない生態を持つ。主な賞罰はケータイ大喜利レジェンド。路線図が好き。(動画インタビュー) 前の記事:お冷研究家に「お冷」のことをたっぷり聞く > 個人サイト 右脳TV 特殊効果の歴史はバラエティの歴史 訪れたのは新橋に社を置く有限会社 東京特殊効果。設立は1966年で、社長の福島さんは三代目。特殊効果という仕事は「うちの会社が日で元祖なんじゃないですか」という。 代表取締役社長の福島正勝さんにお話をうかがいます。 福島さん 最初は先先代が1人で特撮映画仕事をしていて。怪獣が歩くと砂煙が立つとか、電柱を倒したら火花が散るとか、そういう自然現象を担当していたんですね。で、「テレビ局ができるぞ」という話が来たみたいで。 テレビ音楽番組もあるし時代劇もあるし、いろいろ必要だから手伝ってよとお願いさ

    雨も爆破も熱湯風呂も全部やる「特殊効果」の会社でビリビリ椅子を受けてきた
  • 外歩きにおすすめしたい使い捨てしないカイロ

    取材やら物見遊山やらで、冬場でも外歩きする機会が多い。 そんな時、厚着をするというのはもちろんだが、カイロのような、温かいものがポケットに入っていると安心する。 今までは使い捨てカイロを使っていたのだが、数年前から使い捨てないプラチナ触媒カイロを使っている。 季節は既にほのかに暖かくなってきている時期だが、夜桜見物でもまだ肌寒いと感じることもあるので、あえて紹介したい。 使い捨てしないプラチナ触媒カイロって何 プラチナ触媒カイロは、ベンジンと白金の触媒反応を利用したカイロで、現在手に入るものは、ハクキンカイロ株式会社が製造する「ハクキンカイロ」しかない。 ハクキンカイロこちらです ハクキンカイロは、白金触媒の火口と、体部分に分かれていて、カイロ用のベンジンを体に入れ、火口をかるくライターかなにかで炙ると、気化したベンジンと白金が反応を始めて、暖かくなるというしくみになっている。 火を使

    外歩きにおすすめしたい使い捨てしないカイロ
  • 『東京見学地図』でGHQ占領下の東京を見る

    以前、当サイトで取材した野ばら社が出版していた『児童年鑑』。 子供向けの統計年鑑だが、そこに掲載されている絵地図がめちゃくちゃよいので、紹介したい。 『児童年鑑』の絵地図とは 野ばら社に限らず、戦前から戦後の一時期までは、各出版社が「年鑑」という書籍を毎年発行していた。 なかでも野ばら社の『児童年鑑』はかなりの人気があり、野ばら社の経営を支えたといわれる。 筆者所有の野ばら社の児童向け年鑑 その児童向け年鑑の中に、各地の特産品や名物名所などを書き込んだカラーベージの絵地図があるのだが、ぼくはこの絵地図が大好きで、以前も記事内でいくつか紹介した。 こんな感じの絵地図が地域ごとに掲載されている この、児童年鑑の絵地図だが、野ばら社は現在、絵地図の部分だけを復刻して印刷し、イベントや通販で販売している。 先日行われたイベントで、そのなかのいくつかを購入したのだが、どれもめちゃくちゃおもしろい

    『東京見学地図』でGHQ占領下の東京を見る
  • NHKスペシャルみたいに書類にスポットライトを当てる

    書類の一部だけを照らす光 NHKスペシャルで、書類にこんなふうに光が当たっているのをよく見る。 「NHK 大川原化工機」の Google 画像検索結果のキャプチャ NHKが手に入れた書類にスポットライトを当てて、重要な行や単語だけを分かりやすいようにするのが典型だ。その他、暗闇の中に書類そのものをぼんやりと浮かびあがらせるやり方もある。 これを真似したいなあと思っていた。「盆踊り大会のお知らせ」のようななんでもない文書でも、こうやって照らせばなにか重大な資料みたいに見えないだろうか。 どうやって照らすか しかし問題がひとつある。これそもそもどうやって光を当ててるんだろうか。まずはシンプルに、書類に帯状に光を当てるやり方を試してみたい。 そのためにこんな方法を考えてみた。 照らしたい紙の上に透明の板を浮かべ、そこに光のスキマを作るための紙を置いて、全体を上から照らすのだ。 スマホのライトで照

    NHKスペシャルみたいに書類にスポットライトを当てる
  • いまこそリンク集(2024.4.5更新)

    デイリーポータルZをはげます会では会員限定コンテンツとしてリンク集を公開しています。 リンク集? そう、2024年のいまこそリンク集です。 コンテンツは増えているのに、そのナビゲーションである検索もSNSも心もとない。そこで必要なのはリンク集なのではないか。 選者のパーソナリティやバイアスをはっきりさせた上でのリンク集です。それができるのはおれたちしかいない。 なーんて思ってぽつぽつと更新しています。 2024.3.11 追加 林雄司セレクト 1963年で洞窟に住んでいるスペイン人の比率 (グーグル翻訳でうまく翻訳できなかったので英語のページです) 1963年で洞窟に住んでいるスペイン人の比率だそうです。 南のほうに15%以上の地域があります。え、なに?洞窟に住んでる?どういうこと?と思ったんですが、南部のアンダルシア州では伝統的な洞窟の家があるのだそうです。知らなかった! (その後見つけ

    いまこそリンク集(2024.4.5更新)
  • スーパーの歌をちゃんと聴く

    1987年東京出身。会社員。ハンバーグやカレーやチキンライスなどが好物なので、舌が子供すぎやしないかと心配になるときがある。だがコーヒーはブラックでも飲める。動画インタビュー 前の記事:スーパードライに自分を映す

    スーパーの歌をちゃんと聴く
    mk16
    mk16 2024/02/04
    スーパーの歌とは違うけど、アサヒ緑健「緑効青汁」のテーマ曲は「おさかな天国」より売れても許されるクオリティ→https://samcamp.exblog.jp/32045197/
  • あの「青い固形燃料」を作った会社は、鍋も料理も暖房も作っていた

    1975年宮城県生まれ。元SEでフリーライターというインドア経歴だが、人前でしゃべる場面で緊張しない生態を持つ。主な賞罰はケータイ大喜利レジェンド。路線図が好き。(動画インタビュー) 前の記事:自動ドアによくぶつかるので自動ドアの会社に相談してきた > 個人サイト 右脳TV 国民1人あたり年間2個燃やしている というわけで訪れたのは、大阪市淀川区に社を置く株式会社ニイタカ。設立は1963年。業務用洗剤の製造販売を主力事業に、固形燃料も手がけている老舗企業である。 マーケティング部の荒木さん(左)、サステナビリティ・IR推進室長の古里さん(右)に話をうかがいました。 ニイタカの固形燃料「カエン」シリーズは、固形燃料におけるシェアは約7割。年間の生産数は約2億個にもなるという。 国民1人あたり、年間2個ほど燃やしている計算である。そんなに。 売れ筋の「カエン ニューエースE」。アルコール分の

    あの「青い固形燃料」を作った会社は、鍋も料理も暖房も作っていた
  • 「神は細部に宿る」コレクション

    1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:最新家電にカバーをかけて昭和感をだす > 個人サイト NEKOPLA Tumblr こだわりポイントを探す 人工物を作っているのは、言わずもがな人間である。その辺に存在するどんなに些細な物にだって、必ず制作者がいる。街の風景を形づくっているのは、各人が膨大な時間をかけて生み出してきた作品たちなのだ。 そのなかでも、特に制作者の思いが透けてみえる物件がある。私はそういう物件を愛している。 駐車禁止の看板を、ここまで作り込む必要は全くないだろう。「特に月木曜」という、蛇足にも思える追記が律儀さを加速させている 穴埋めクイズの正解はストリートビューを見れば分かるが、■と●の塗り分け方に

    「神は細部に宿る」コレクション
  • コイを捕まえるところからイラク名物のマスグーフを作りたい

    趣味材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえてべるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:ちいさい柿みつけた > 個人サイト 私的標 趣味の製麺 まずは川にコイを捕まえに行く マスグーフに必要なのは、もちろん新鮮なコイである。その辺の魚屋ではあまり売られていないので、アリサさんがわざわざ池袋の中華材店で生きたコイを購入してくれることになった。 でもどうせなら捕まえてべたいよね~ということで、希望者は午前中に網を持って集合。 この日は12月なのに気温が20度以上あったので寒くはなかった。 アリサさんが事前にコイが溜まっている場所を調べてくれていたのだが、数日前に大雨が降った影響なのか、そこには一匹もいなかった。これは自然が相手なので仕方がない。 きっと下流に流されたのだろうとゴミ拾いをしながら川を下っていくと、コ

    コイを捕まえるところからイラク名物のマスグーフを作りたい
  • 東京外国語大学の学園祭で、海外旅行のトロの部分を楽しむ

    府中で学生の会話にソワソワする 「外語祭」が開かれているのは府中のキャンパスである。わたしは京都に住んでいるので新幹線でかけつけたが、府中で世界の料理文化を知ることができるなら手ごろなものだ。 武蔵境で中央線から西武多摩川線に乗り換えると、学生の姿も増えてきた。 「きのう春巻きを売りすぎたからもう在庫がないかも」「今日で終わっちゃうの寂しいね」みたいな会話が聞こえてきて、なんだかソワソワしてくる。こういうの久しぶりだ! 久しぶりに大学という場所に来た! 当たり前だが若い人ばっかり歩いているのでちょっとドキドキする 看板が読めない料理店 キャンパスに足を踏み入れると、円形の広場に屋台がならんでいる。学部1年生による「料理店」である。 マップ。並んでいる国や地域の字を見るだけで、すでにうれしい 寒い日だったがお客さんもたくさん来ていて、なんだかなつかしいガヤガヤ感だ 全部で30個もある料理

    東京外国語大学の学園祭で、海外旅行のトロの部分を楽しむ
  • よく考えたらどれも「食べろ」とは書いてない

    行動を促す商品を集めよう 「毎日を快適に過ごそう!!」と書いてある湯たんぽ。「毎日回して健康になってね!!」と書いてあるフラフープ。「毎日飲んで腸内環境をよくしてね!!」と書いてあるヨーグルト。 こういう商品を一回集めてみたいと思った。そして毎日その通りに過ごすのだ。 判断や決断に迫られる日々を40年くらい過ごしてもう飽きてきた。なんにも判断せずにパッケージに書いてある通りに暮らすのだ。それは生まれたての赤ちゃんのようなちょっとした自由さがあるだろう。 そう思って商品がたくさん集まる場所に行った。 家電量販店にやってきたが……「毎日を快適に過ごそう」とは書いてない だが見つからない… 担当編集の安藤さんに企画を説明して一緒に家電量販店にやってきたのだがパッケージに命令や指示を書いてあるものが見つからない。 「通信回線を選ぼう」商品じゃなくパンフレットや売り場の案内には書いてある 「そういう

    よく考えたらどれも「食べろ」とは書いてない
    mk16
    mk16 2023/12/18
    一方、ダウンタウン浜ちゃんの自著名は『読め!』だった→https://www.amazon.co.jp/dp/4334900534
  • 土浦の高架道路「土浦ニューウェイ」を見に行く

    鳥取県出身。東京都中央区在住。フリーライター(自称)。境界や境目がとてもきになる。尊敬する人はバッハ。(動画インタビュー) 前の記事:「JAPAN」で画像検索すると出てくるあの場所はいったいどこなのか? > 個人サイト 新ニホンケミカル TwitterID:tokyo26 自動車専用の高架道路「土浦ニューウェイ」 「未来都市のイメージ」としてまず浮かぶのが、曲線を多用した変な形のビルと、高架道路ではないだろうか。 AIによる「未来都市のイメージ」 さすがに、こんなに入り組んだ高架道路はなかなか実在しないけれども、それに近いのは東京やら大阪といった大都市に行けばいくつかみることができる。 東京・初台の高速道路の高架道路 現在、こういった都市を貫くように走る高架道路が存在するのはかなりの規模の大都市に限られ、地方都市で高架道路を見かけることはなかなかない。 が、しかし、茨城県の土浦市には「土浦

    土浦の高架道路「土浦ニューウェイ」を見に行く
  • 工事現場の近くで「ブラック横断歩道」を見た

    自由律俳句と路上観察をしています。大阪在住。私家版の自由律俳句集『麦わら帽子が似合わない』『ブルマ追いかけて八位』『待ち受け画像がちらし寿司』も販売しています。 前の記事:大阪・御堂筋の中央分離帯に自生した「ど根性スイカ」を見てきた > 個人サイト note大阪・中津へ その日は中津の線路沿いを移動していました。 線路沿いといっても、ここら辺はJRの線路を地下に移し替える工事をずっとしていて、ほぼ工事現場沿い。 かなりイレギュラーな状態なので、 どこからか反射した謎の光が見られたり、 仮で引かれたくにゃくにゃの線があったりと、普段はないようなものがあちこちに。 これはさらになにかある!と勘が働いたので、ゆっくり進んでいくと── これは!道路でよく見るひし形の路面標示ですが……黒い! 進行方向だと日が当たって、写真ではあんまり黒っぽくないですが、逆を向くと── がっつり黒い! 工事で不要

    工事現場の近くで「ブラック横断歩道」を見た
  • 焼きたらこおにぎりが消えている気がするので探す

    1993年東京都生まれ。与太郎という柴犬と生きている普通の会社員。お昼休み時間に事務員さんがDPZを見ているのを目にしてしまい、身元がバレないかハラハラしている。 前の記事:ザバスのキャラメル風味が飲み物を超えてマジック ツナマヨにかまけていた私が悪かった 物心つく頃にはいつもたらこがいた。幼少時には焼きたらこをご飯を混ぜたおにぎりが好きでよく作ってもらっていたことを覚えている。 小学生になってからも、運動会や遠足などお弁当を作ってもらうときには必ず焼きたらこのおにぎりをリクエストしていた。 焼きたらこの方はきっとこのまま筆者と一生を添い遂げるつもりでいてくれていたと思う。それくらい火の通ったたらこが大好きだった。 しかし、高校生に入ると事態が一変する。コンビニのツナマヨおにぎりのおいしさに気が付いたのだ。それ以来、ずっとツナマヨばかりをべて生きてきた。 ツナマヨってまじでおいしすぎる。

    焼きたらこおにぎりが消えている気がするので探す