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兵庫医科大(兵庫県西宮市)が、東洋医学の教育・研究拠点として中国の大学と共同運営していた「中医薬孔子学院」を閉鎖したことが分かった。「孔子学院」は中国政府が約20年前から各国の大学内に設立し、日本でも15大学に開設されたが、文部科学省が活動の不透明さを問題視し、欧米を中心にスパイ活動や政治宣伝機関の拠点とも疑われている。閉鎖は国内2例目で、同様の動きが相次ぐ可能性もある。 【表】国内の大学に設置された「孔子学院」の一覧 孔子学院は2004年以降、中国語や中国文化を広げるため、中国政府の出資で設立。中国側の報道によると、160超の国・地域で約550カ所が開設されている。現地と中国の教育機関が共同運営する形を取り、中国側が中国人教師を派遣している。 文科省によると、日本では05年に立命館大が初めて開設。早稲田大や関西外国語大などが続き、19年までに計15大学に広がった。 一方、近年になって米国
神戸市は19日、市立王子動物園(同市灘区)で飼育している24歳の雌のジャイアントパンダ「タンタン(旦旦)」について、貸与契約が7月に満了するため、中国に返還すると発表した。 タンタンは繁殖目的とともに、平成7年の阪神大震災で被災した子供たちを元気づけようと、12年に雄の「コウコウ(興興)」とともに10年契約で借り受けた。 繁殖では、雄の入れ替えを経て2度の人工授精に成功したが、いずれも死産などに終わった。また、22年に人工授精のための麻酔中に雄が急死。それから同園のパンダはタンタン1頭だけになっていた。 市は、タンタンの契約延長を前提に新たな雄の貸与を要望していたが、中国側から今年3月、高齢のタンタンについては医療環境が充実した中国で飼育したいとの回答があったという。 同園の上山裕之園長は「最後まで飼育していたいという気持ちもあったが、タンタンの体への負担を考えた。名残惜しいが、感謝の意を
神戸市立王子動物園で飼育されているタンタン。2020年7月には貸与期限を迎える=神戸市灘区で2018年10月22日午後3時25分、峰本浩二撮影 国内は他にも受け入れ候補地 阪神大震災の復興支援で中国から神戸市立王子動物園(灘区)に来たジャイアントパンダが1年半後、姿を消す可能性が出てきた。繁殖が進まず、残った1頭が2020年7月、貸与期限を迎えるからだ。日中は今年10月の首脳会談で新たなパンダの貸し出し協議に合意したが、国内は他にも受け入れ候補地がある。パンダブーム再燃の中、神戸市は「パンダのいる動物園」にこだわりを見せる。 震災で傷ついた子どもたちを励まそうと、王子動物園には00年7月、雄「コウコウ」(興興)と雌「タンタン」(旦旦)がやってきた。一躍人気者になり、入園者は前年度の2倍となる198万人に跳ね上がった。 日中共同の飼育繁殖研究も目的だったが、子宝には恵まれなかった。初代のコウ
去年1年間に大阪を訪れた外国人の消費額が、3年前と比べ3.6倍になったことがわかりました。一方で、お隣の兵庫は同じ期間でまさかの減少。なぜ、こんなにも差が開いてしまったのでしょうか。 民間調査会社によりますと、去年関西を訪れた外国人の消費額は1兆1584億円で3年で2.8倍になったということです。特に好調なのが大阪で約8700億円と3.6倍に。京都も2倍を超える好調ぶりですが、もともと金額の小さい兵庫がまさかの2割減少。なぜこんなにも差が開いてしまったのでしょうか? 【理由1.「日帰りの街」神戸】 消費額のうち大きな割合を占めるのが宿泊費です。近畿運輸局などが外国人向けの乗車券の利用状況を分析したところ、大阪や京都では1泊から3泊する人が多いのに兵庫の滞在時間はわずか6.5時間と、多くの人が「日帰り」している実態が明らかになっています。 「滞在時間をいかに増やしていくかは課題。大阪や京都へ
情報コンテンツサービス終了のお知らせ 2020年9月30日(水)をもちまして、以下コンテンツを終了いたしました。 【終了するコンテンツ】 Zing! 長らくご愛顧いただきました皆さまに感謝を申し上げますとともに、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。 トップページ - サイトマップ - お問い合わせ
神戸市垂水区のホームセンターで8日朝、幼児用紙おむつの購入をめぐって中国人や日本人の客同士がつかみ合いのけんかをし、警察官が駆けつける騒ぎになった。 垂水署によると、午前8時20分ごろ、神戸市垂水区のホームセンターから通報があり、兵庫県明石市の30代の中国人夫婦ら4人と、神戸市の30代の日本人の夫と中国人妻ら3人の2グループが口論からつかみ合いのけんかとなった。 この2グループは以前にも同じ売り場で日本製の紙おむつの取り合いから口論になったことがあり、この日は売り場にお目当ての商品がなかったにもかかわらず、鉢合わせして乱闘に発展したという。 数人が頭や肩にすり傷を負い、病院で手当てを受けたが、同署の事情聴取には口を閉ざしているという。同署は近く双方から詳しい事情を聴く。
乗客定員約4200人の大型の新造クルーズ船が来年、アジアに投入され、神戸や広島など日本の6カ所の港に立ち寄ることが14日、わかった。日本に寄港する客船では最大となる。日本で船旅といえば富裕層の娯楽のイメージが強いが、外国客船の比較的手軽な価格のツアーの登場で、アジアでクルーズ人口が増加。港を持つ自治体は、大型客船の寄港による経済効果を狙って誘致合戦を展開している。 ■最大更新、ビッグな16万トン超 寄港するのは、ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(米・マイアミ市)のクァンタム・オブ・ザ・シーズ。大きさは16万7800トン、全長348メートル。船上でスカイダイビングを疑似体験できる施設などを備えている。 これまでに日本に寄港した最大の客船は英籍のクイーン・メリー2の14万8500トン、2600人。定員でみれば、同社のボイジャー・オブ・ザ・シーズ(13万7200トン)が3110人で最多だ
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