一時、にわかにクローズアップされたのが「大阪維新の会」の「親中疑惑」である。大阪市長時代の橋下徹氏が、事実上の中国国営企業「上海電力」に対し、大阪湾岸メガソーラー事業への参入に便宜を図ったと指摘され、大阪府の吉村洋文知事は新型コロナの発生源とされる中国・武漢との港湾提携が批判の的となった。 おまけに、大阪府泉南市でも中国系企業との癒着が持ち上がっている。それを告発するのは異色の経歴の持ち主、泉南市の添田詩織市議だ。学生時代にレゲエグループ「湘南乃風」などのバックダンサーを務め、大学卒業後は外資系商社に就職した。24歳で飲食店経営に乗り出す傍ら、DJ活動を本格的に開始。初当選は2020年10月の市議選で、31歳のときだった。身体にタトゥーを入れていると公言していることから「タトゥーDJ市議」とも称される政治家である。 その添田市議によると、 「私が問題視しているのは、“トライハードジャパン”