スペイン政府は、新型コロナウイルスに感染して死亡した人が3434人になったと発表し、死亡した人が中国を上回り、イタリアに次いで世界で2番目に多くなりました。 これは中国の死者数3281人を上回り、イタリアに次いで世界で2番目に多くなりました。スペインで死亡した人はこの10日間で10倍以上に増えています。 また、感染者は7937人増えて、合わせて4万7610人となりました。 感染の拡大を受けて、スペイン政府は今月14日から全土で外出を制限し、食料品店などを除いて商店やレストランの営業を禁止していて、理由もなく外出した場合は罰金を科すなど対策の徹底を図ってきました。 しかし、首都があるマドリード州では、高齢者の入所施設で集団感染が相次いでいるほか、死者の急増に葬儀業者の対応が追いつかず、スケートリンクを臨時の遺体安置所にするなど事態が深刻化しています。 また、感染者のうち10%以上を医療関係者
世界の経済史を決定的に変えた東南アジア〜北米航路 東南アジア史はどういうわけか、日本ではあまり人気がない分野です。 日本史との接点も少なくないし、世界史に与えた影響も大きいんですが、歴史好きを公言する人でも東南アジア史の概要すらロクに知らなかったりする。それは一般的な日本人の東南アジア全般への関心の低さとも連動している気がします。 というわけで、今後歴ログでは東南アジア史を強化していこうと思っています。 今回は、いかに東南アジアが世界に与えた影響の大きさの好例として、「スペイン領フィリピン」の成立とその役割を追っていきたいと思います。 1. スペイン人到達前のフィリピン 現在のフィリピン共和国は、ミンダナオ島やルソン島を始めとした大小7107の島々で構成されています。これらの島々が「フィリピン」という政治的枠組みで統合されたのはスペインとアメリカの植民地支配によるもので、17世紀以前はこれ
【パリ時事】スペインの全国管区裁判所は19日、中国の江沢民元国家主席(87)、李鵬元首相(85)ら政権幹部経験者5人の逮捕状を出した。1980〜90年代にチベットでの「ジェノサイド(大虐殺)」に関与した容疑とされる。 AFP通信などによると、裁判所は刑事告発した人権団体メンバーにスペイン国籍を持つ亡命チベット人がおり、中国当局が捜査していないことを理由に逮捕状を出した。スペイン政府は対中関係で難しい問題を抱えることになりそうだ。 人権団体は刑事告発で、江氏らがチベットでの「大虐殺、人道に対する罪、拷問、テロ」に責任があると主張。裁判所は「当時の政治・軍の高官が関与した疑いがある」との見解を示した。
→紀伊國屋書店で購入 帯に、「マニラにおけるスペイン政庁設立の1571年から1650年前後まで、スペイン人と華人との邂逅を地球一元化の過程における画期と位置づけ、両者の関わりにおいて惹起された事件を軸に、「ヒトの移動と邂逅」を考察」とある。著者平山篤子は、「序章 本書の課題と構成」で「考察の対象を、マニラにおけるスペイン政庁設立の一五七一年から一六五〇年前後までとするのは、舞台である東アジアもスペインが位置するヨーロッパも共に十七世紀中期に時代の転換期を迎え、概ねこの時期を境として政治や経済的環境が大きく変化するため、それ以前と以後では諸条件が異なるからである」と説明している。 本書で、著者は従来の通説を原史料に基づいて批判し、新たな事実・解釈を随所に示しているだけでなく、本書全体を通してより広い視野のなかで根本的な問題を提起し、「現代の「地球一元化」が惹起する問題と同質にして最初の議論」
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