スリランカのゴタバヤ・ラジャパクサ大統領(2020年1月3日撮影、資料写真)。(c)Ishara S. KODIKARA / AFP 【7月14日 AFP】国外脱出したスリランカのゴタバヤ・ラジャパクサ(Gotabaya Rajapaksa)大統領は14日、シンガポールに到着した直後、電子メールで辞表を提出した。スリランカ議会議長の報道官が明らかにした。 辞表は正式受理の前に法的な問題について検討するため、法務長官に転送されるという。(c)AFP
スリランカのゴタバヤ・ラジャパクサ大統領(2020年1月3日撮影、資料写真)。(c)Ishara S. KODIKARA / AFP 【7月14日 AFP】国外脱出したスリランカのゴタバヤ・ラジャパクサ(Gotabaya Rajapaksa)大統領は14日、シンガポールに到着した直後、電子メールで辞表を提出した。スリランカ議会議長の報道官が明らかにした。 辞表は正式受理の前に法的な問題について検討するため、法務長官に転送されるという。(c)AFP
インド洋の島国スリランカでは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響などで経済危機が深刻化しています。市民の間で物価の上昇や停電などへの不満が高まる中、ラジャパクサ大統領の自宅近くで暴徒化したデモ隊と警察が衝突し全土に非常事態宣言が出されるなど、混乱が広がっています。 スリランカでは外貨不足による輸入制限や、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う財政の悪化で、食料などの必需品の物価が急激に上昇しているほか、石油が不足しているせいで一日に最大で13時間の計画停電が行われるなど、市民生活に深刻な影響が出ています。 3月31日には、最大都市コロンボにあるラジャパクサ大統領の自宅近くで抗議を行うデモ隊が道路を封鎖したり、バスに火をつけたりして暴徒化し、警官隊が催涙ガスを放つなどして数十人がけがをしました。 こうした中、ラジャパクサ大統領は4月1日、治安の回復を図るためだとして、令状なしでの逮捕や拘束を可能
スリランカ・コロンボにあるゴタバヤ・ラジャパクサ大統領の私邸前で行われた抗議デモ(2022年3月31日撮影)。(c)Ishara S. KODIKARA / AFP 【4月2日 AFP】スリランカのゴタバヤ・ラジャパクサ(Gotabaya Rajapaksa)大統領は1日、過去最悪の経済危機に対する抗議デモの激化を受け、治安当局に広範な権限を与える非常事態宣言を発令した。前日に行われたデモでは、参加者数百人が大統領私邸への突入を試みる事態が起きていた。 非常事態宣言により、軍隊は容疑者を逮捕し、裁判なしで長期間拘束することが可能となる。 人口2200万人を抱えるスリランカは現在、1948年に英国から独立して以来最悪となる経済危機に見舞われており、物価高騰や生活必需品の深刻な不足、大規模な停電が発生。ラジャパクサ氏の退陣を求めるデモが全土に広がっている。 最大都市コロンボ(Colombo)で
カザフスタン・アルマトイで行われたウクライナ侵攻に抗議するデモ(2022年3月6日撮影)。(c)Malika AUTALIPOVA / AFP 【3月7日 AFP】ロシアと軍事同盟を結ぶカザフスタンは6日、ロシアによるウクライナ侵攻に抗議するデモを最大都市アルマトイ(Almaty)で行うことを許可した。 旧ソ連構成国のカザフは通常、政治的なデモを認めていない。しかし、ロシアを支持する国も経済制裁の対象とすべきだとの声が西側諸国から上がっていることから、許可に踏み切ったとみられる。 カザフ外務省は、ロシアの侵攻について中立の立場を強調している。 人口180万人のアルマトイで行われたデモには2000人以上が集まった。デモ会場ではウクライナ国歌が流れ、参加者は平和を訴えるスローガンを唱えた。ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領を非難する人もいた。 カザフでは1月、
中央アジア・カザフスタンで、年明けから反政府デモが拡大している。治安当局は6日、最大都市アルマトイで秩序回復のための作戦を実行し、反政府の暴徒数十人が死亡したと明らかにした。 カザフスタンでは、多くの人が車の燃料として使っている液化石油ガス(LPG)の急激な値上がりを背景に、2日から国内各地で大規模な反政府デモが続いている。デモ参加者らは、他の政治的な問題についても不満の声を上げている。デモの拡大を受け、カザフスタン全土に非常事態宣言が出されている。
中央アジアのカザフスタンで続く政府に対する大規模な抗議活動は、最大都市アルマトイなどでデモ参加者と治安当局が衝突し、双方で数十人の死者が出たほか、これまでに1000人以上がけがをしたと伝えられるなど、多数の死傷者が出る事態に発展しています。 カザフスタンでは、燃料価格が大幅に値上がりしたことをきっかけに、政府に対する抗議活動が各地に広がっていて、ロシアメディアによりますと、最大都市アルマトイでは6日、中心部の広場に集まった数百人のデモ参加者の一部と治安当局との間で衝突も起き、銃声も聞こえたということです。 警察当局は「数十人を排除した」としてデモの参加者に死者が出ていると明らかにしたほか、当局側も12人が死亡したということです。 またカザフスタン保健省の情報として、これまでに全土で1000人以上がけがをして、このうちおよそ400人が入院していると伝えています。 現地では、インターネットへの
事実ならば、あまりにも衝撃的かつ悲しい事態が発生している。パリをメインとしたフランス国内で、中国人や日本人などのアジア人に対する差別が拡大して発生しており、暴行を受けたアジア人がいるというのである。 ・アジア人を見かけたらみんなで殴ろうデモ フランスではアジア人が新型コロナウイルスの元凶であるとした考えを持った人たちがおり、今までも少なからず存在したアジア人に対する差別的な行為が増大。一部の情報によると「アジア人を見かけたらみんなで殴ろうデモ」「アジア人狩り」が発生しているとのこと。事実ならばあまりにも酷すぎる残酷な行為だ。 ・Twitterで注意喚起や差別反対の声 日本語でこの事態を報じているマスコミやジャーナリストはほぼ皆無で、フランスやヨーロッパ在住の人たちがTwitterで注意喚起や差別反対の声をあげている。しかし、その声もあまり拡散しておらず、膨大なインターネット情報のなかに埋も
警官に片目を傷つけられた同志との連帯を表す眼帯をして戦うデモ隊(8月12日、香港国際空港) Issei Kato-REUTERS <アジアのビジネスハブ、国際金融センターとしての香港の存立基盤だったイギリス統治時代の法制度は、デモ隊と共に過去のものになったように見える> 香港国際空港を2日間にわたって閉鎖に追い込んだデモの後、中国政府はますますプロパガンダを強めている。 デモ隊と警官隊が警官隊が激しく衝突した翌日の8月14日には、デモ隊の空港への立ち入りを一時禁じる裁判所命令が出て、空港は2日ぶりに通常運航を再開した。ただし、本当に空港を閉鎖する必要があったのか、それとも当局が騒乱を大きく見せる狙いで閉鎖したのかはまだわからない。 空港でのデモが暴力に発展した8月13日の夜、デモ隊の一部は、デモ隊に紛れ込んだスパイと警官とみなした2人の男性を暴行した。そのうちの1人は、中国共産党系の新聞「
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