関西空港は台風21号の影響で閉鎖されていますが、空港の運営会社は被害が少なかったB滑走路と第2ターミナルを使って、7日から運航を再開する考えを明らかにしました。関西空港を拠点とする「ピーチ・アビエーション」の一部の便を運航させる方向で調整を進めています。 空港では浸水した第1ターミナルが今も広範囲で停電していますが、別の人工島にあるB滑走路と第2ターミナルは被害が少なく、施設も停電していません。 空港を運営する「関西エアポート」の山谷佳之社長は、6日に開いた会見で、このB滑走路と第2ターミナルを使って、7日から部分的に運航を再開できる見通しになったことを明らかにしました。 山谷社長は再開させる便や具体的な会社名は明言を避けましたが、関西空港を拠点とするLCC=格安航空会社の「ピーチ・アビエーション」の運航を再開させる可能性が高いという考えを示しました。 「ピーチ・アビエーション」もほかの空