日本中央競馬会(JRA)元騎手の岡部幸雄さん(64)が27日、茨城県つくば市の筑波大学で教壇に立ち、騎手の心構えなどについて講義した。 今年度始まった科目「競馬の世界」の一環で、約100人の学生が耳を傾けた。 岡部さんはJRA歴代2位の2943勝を上げた。2005年に56歳で引退し、現在はJRAアドバイザーを務めている。人間総合科学研究科の松元剛准教授(49)が数年前にJRAと共同研究を行ったつながりで講義が実現した。 岡部さんは一線騎手や競走馬について、自身の体験を交えて説明。時折、騎乗姿勢を実演したり、映像を見ながら当時のレースを分析したりした。馬との信頼関係の重要性を強調し、「日頃の訓練を通じて少ない指示で馬は動くようになる」と述べた。 授業後は多くの学生がサインを求めて列を作り、岡部さんは笑顔で応じていた。3年生の男子学生(21)は「現役時代の岡部さんは見ていないが、伝説はよく聞い
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