――競馬を好きになったのはいつ頃、どんなきっかけですか? ジャングルポケット斉藤慎二(以下、斉藤) 僕の出身の千葉県には中山競馬場もありますし、船橋競馬場前のららぽーとにもよく行ってましたから、競馬の存在自体は早くから知っていたんです。それで中学2年生の年末、茂原の親戚の家に一同が集まったとき、テレビにみんな釘付けになっていて、そこで見ていたのが競馬中継でした。競馬ってすごいなあと思って、親父に「今度見に行ってみたい」って言ったのが最初ですね。 ――そこからはずっと競馬にハマっているという感じですか? 斉藤 ずっと好きで見ていたんですが、高校卒業後に演劇の学校へ行って、そのあと劇団の養成所へ通っていた時期だけは、競馬から離れていました。とにかく稽古が忙しかったんです。でもそこを出て、吉本興業の養成所へ入る前にサラリーマンをやっていたんですが、その頃からまた競馬へ行くようになりました。仕事終