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ブックマーク / note.com/ryokawameister (2)

  • 魏志倭人伝の「遠くてよくわからない国々」を古代の発音で調べるー前編: 調査概要と考察|ryokawameister

    邪馬台国以外完全に理解した 概要「三国志」中の「魏書」中の「烏丸鮮卑東夷伝」倭人条(通称: 魏志倭人伝) に記載の、当時の倭の国名の音訳とみられる31ヶ国のうち、特に遠く隔たって詳しく知ることができない(遠絶)とされる21か国の場所を発音をもとに推定する。この際、(i)倭人語として日琉祖語を、(ii)中国語として上古音と中古音(魏晋)の混在を仮定する。また(iii)発音の解釈が分かれる漢字について日の古代地名の統計と比較することで解釈を定める。(iv)複数の地名の候補がある場合に、大地名、豪族名、相互の地理的近さに基づいて優先度を決める。この組み合わせでの調査は初と思われる。結果として得られた国々の位置の分布は、(a)東西に長く東山道沿いの東国地名を含むこと、(b)文中での出現順序と国々の位置には部分的な関連があり、一部は資料への追加によるものとみられること、(c)狗奴国の位置に関する魏

    魏志倭人伝の「遠くてよくわからない国々」を古代の発音で調べるー前編: 調査概要と考察|ryokawameister
  • 古代の中国語の漢字の発音の調べ方|ryokawameister

    中古音の音節構造中国語の古代の発音は(分け方には諸説ありますが)大きくは上古音と中古音にわかれます[漢語史 - 维基百科]。このうち上古音はさらに殷・周時代、先秦時代、漢時代(主に後漢)に分かれます。この中では先秦時代の上古音の研究が最も進んでおります。これは「詩経」と呼ばれる文献に発音データが多く残されていたことによります。同様に、中古音はさらに魏・晋時代、南北朝時代、隋・唐時代、五代時代、宋時代に分かれ、この中では隋・唐時代の研究が最も進んでおり、中古音の中で最も重要とされます。これはこの時代に「切韻」などの韻書とよばれる資料が作られ発音が残されたためです[中村2005]。 手っ取り早く理解するには上記のサイトが分かりやすかったです。ここでは辞書を引くのに必要な情報だけまとめます。 古代の発音の中でも最も典型的な、中古音(隋唐)の漢字(音節)の発音を分解すると、以下のようになっておりま

    古代の中国語の漢字の発音の調べ方|ryokawameister
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