はじめに 今日は、日本文学界の最高峰の賞である芥川賞と直木賞受賞者の発表がありました。門外漢の自分であっても、こうした各界の最高峰のものを決める賞の受賞者発表はこころが踊ります。多くの人がしのぎを削る世界でトップを取るというのはとてつもなく『すごい』ことで、そうしたある種の人類の発揮できる最大限のちからを出し切る世界に、門外漢として憧れを持ちます。 さる7月5日には、4年に一度、40歳以下の顕著な業績をあげた数学者に贈られるフィールズ賞受賞者の発表もありました。内容については私は理解できていないので不確実な言及は控えますが、最高峰の賞を受賞した数学者らのストーリーには心躍りました。賞というものは非常に輝かしいもので、専門家によるお墨付きもあります。そうした中で有名な賞の受賞者の研究を解説する取り組み、受賞歴のある研究者にフォーカスした物語の制作といったことはすでに盛んに行われています。そし