AWSコストをいますぐ最適化しませんか? キャッシュフロー、ユニットエコノミクス、改善しませんか? この記事では、とにかくいますぐなんとかしたい方向けの方法を金額面で大きい傾向にあるサービスごとに26個紹介します。 以下各見出し内の💰はコスト削減度、⚡はおまけでパフォーマンス改善度を指します。 (1) 💰💰💰 CloudWatch Logs: とにかくログを出さないこと、まとめること AWS料金のうち、CloudWatch Logsが上位を占める傾向にあります。保存期間が無期限だから費用がかかる...と見せかけて、実際はログ出力自体の料金が大半です。 レガシーWebアプリケーションのログは1リクエストにつき何回も何行も出力する傾向があります。フレームワーク特有の不要なログも付いてきます。勝手に出力されるログは放置せず整理して、リクエスト単位でイベントとしてまとめましょう。 参考記事
また、重要度以外では既に導入している企業のアウトプットや公開ブログなども参考にできます。 DevelopersIO でも次のブログなどで紹介されています。 【アップデート】AWS Security Hub の『基礎セキュリティのベストプラクティス』に新たに 9 個のチェック項目が追加されました | DevelopersIO AWS Security Hub の『基礎セキュリティのベストプラクティス』に 30 個のチェック項目が追加されました(2022 年 2〜4 月分) | DevelopersIO 例えば、次のようなコメントが掲載されています。 [EC2.22] 使用していないセキュリティグループは削除する必要があります 重要度 : Medium (コメント) 使用していないセキュリティグループを定期的に棚卸しすることで、意図しないセキュリティグループをリソースにアタッチする可能性を下げ
サーバーレスを使っているとインフラをAWSが管理してくれるので、開発者・運用者目線からは、すでに “安全・安心” が得られていると言えなくもないですが、そんな中でいろんなサービス運用者やプロダクト開発者と会話してきた経験談を基に さらなる “安全・安心” を目指すお話しをさせて頂きます。
こんにちは、佐々木です。年末に書こうと思って、すっかり忘れていた宿題です。 2022年末のre:InventのキーノートでAWSのCEOであるAdam Selipskyが、『A Zero ETL future』という概念が提唱しました。言わんとすることは解るのですが、これは一体どういう文脈で、なんのためなのだろうと疑問に思う方は多いと思います。そこで、自分なりにデータ分析を取り巻く現状と課題、ゼロETLの概念が出てきた理由をまとめてみます。これは私自身の思考なので、全然違う可能性が高いですので、悪しからず。 データ分析とETLの現状と課題 ゼロETLの話をする前に、データ分析とETLの現状の話をしましょう。データ分析をする際には、必ずデータが必要です。では、そのデータはどこからやってくるのか?単一のシステム内で分析する場合もありますが、多くの場合はいろいろなシステムから必要なデータを集めて
こんにちはNewsPicks SREチームの美濃部です。 NewsPicksのSREのミッションの1つに「コストを適正化する」というものがあります。サービスの規模拡大に比例してインフラコストが増えないようにし、売上に対するコストの割合を低く維持していくのがミッションになります。 今回はこのミッションに対するアクションとして開発環境のインフラコストを適正化した話をします。 NewsPicksの開発環境について 開発環境のコストをどうやって適正化したか 稼働時間対応を実現する仕組みについて 実際どれくらい削減できたのか まとめ NewsPicksの開発環境について まず、NewsPicksの開発環境について概要を説明します。 インフラ基盤は本番環境と同様にAWSを利用しており開発チームは現在10以上のチームが存在し、それぞれのチーム専用に用意された開発環境を利用しています。 2年程前までは開発
背景 去年7月にIAM Roles Anywhereがリリースされ、アクセスキー管理が不要でAWSの外部のリソースに対してIAMロールを割り当てるできるようになりました。 しかし公式のドキュメントには自己署名証明書を作成する方法が記載されていませんし、現在ネット上に上がっている記事では手順も複雑でなかなか容易に作成できないものが多いと感じました。 なので今回はIAM Roles Anywhere + 自己署名証明書を爆速で作成する方法を紹介します。 また、GitHub上にIAM Roles Anywhere作成のスクリプトも公開していますので、良かったらご活用ください。 1. cfsslのインストール まずはcfsslをインストールします。cfsslは簡単にCSR、秘密鍵を作成できるツールです。 opensslですといろんなオプションを指定しないといけないし、アルゴリズムを間違えたら信頼ア
いつの世も人々は権限設計に苦しめられている。そうは思いませぬか。 ご多分にもれず、ぼくも note に入ってからというもの AWS の権限設計をどうしてやろうかと、あれこれ思い悩みまくった人間でした。 組織が変われば権限も変わる。誰が何をしたいのかなんてとても把握しきれないし、かといって全員に Administrator を割り振るような豪胆さも持ち合わせておらず。組織再編が繰り返される中で、なんとか運用に耐えうる設計を考え、実装しようと試みた内容をまとめたのがこの note です。 note 社における AWS 権限設計の変遷と、その結果生まれた自動で AWS の権限を払い出す仕組みについて書いていきます。 ※この記事はnote株式会社 Advent Calendar 2022 の 25 目の記事です。 注意事項つらつらと書き連ねていたら 12,000 字超の大作 note となってしま
動画はこちら https://youtu.be/BdSB9yBilxY?t=3812 見せてやるよ、�EventBridge の本気ってやつをな / The art of EventBridge
AWS Startup Meetup #13 LT 登壇資料です。 Infrastructure as Code(IaC)を導入したものの、IaC化した恩恵が思っていたより少なく、IaCで基盤を統一していく方針を転換していった話をご紹介します。
金融システムの運用保守や情報システム部門のIT支援などを経て、現在は顧客へのAWS導入・移行の提案、構築などを担当。社内向けの勉強会、技術支援などを実施し、AWSエンジニアの育成にも挑戦中。好きな食べ物はカレーと餃子。 執筆・監修者ページ/掲載記事:6件 みなさん、AWSのセキュリティグループはご存じでしょうか? こんにちは。エンジニアの中井です。 AWSのサービスを利用する上で、避けては通れないのがセキュリティグループの設定です。 このセキュリティグループですが、改めてドキュメントを読み返すと色々と発見がありました。 そこで今回は、セキュリティグループの基本的な部分をおさらいしつつ、インスタンスへの設定パターンなどについて説明していきたいと思います。 セキュリティグループのおさらい 一言でいうと セキュリティグループは「ステートフルなファイアウォール」で、インスタンスレベルで動作。 ネッ
SREチームの長田です。 KAYAC Advent Calendar 2022の11日目の記事です。 アプリケーションから何かしらの外部サービスを利用するとき、そのサービスを利用するためのAPI Keyなり秘密鍵なりの秘密情報を保持することになります。 暗号化したものをファイルとしてアプリケーションに持たせたり、 Amazon Web Services(AWS)ならAWS Secrets Managerや AWS Systems ManagerのParameter Store(SSM Paramater Store)に保存したものを実行時に読み込んだりするでしょう。 これらの秘密情報、どこから来たのかわかりますか? どこから来た秘密情報なのか 秘密情報を使って出どころを調べられるのであれば問題はないでしょう。 # 例えばAWSのIAM User Credenntialsとか $ AWS_A
ちょっと昔まではデータ基盤の管理人・アーキテクト, 現在は思いっきりクラウドアーキを扱うコンサルタントになったマンです. 私自身の経験・スキル・このブログに書いているコンテンツの関係で, 「データ基盤って何を使って作ればいいの?」的なHow(もしくはWhere)の相談. 「Googleのビッグクエリーってやつがいいと聞いたけど何ができるの?」的な個別のサービスに対するご相談. 「ぶっちゃけおいくらかかりますか💸」というHow much?な話. 有り難くもこのようなお話をよくお受けしています. が, (仕事以外の営みにおける)個人としては毎度同じ話をするのはまあまあ疲れるので, データ基盤にありがちな「何を使って作ればよいか?」という問いに対する処方箋 というテーマで, クラウド上でデータ基盤を構築する際のサービスの選び方 (データ基盤に限らず)クラウド料金の基本的な考え方 をGoogle
最近ソーダストリームを買い、炭酸水を飲むのにはまってます。機械学習エンジニアの@yktm31です。 以前に「AWS Lake Formationでデータレイク体験!」という記事を書いてみて、データ基盤アーキテクチャに興味が湧いてきました。 データレイクハウスは、「データウェアハウス」と「データレイク」を統合したようなアーキテクチャで、 2020年にDatabricks社により提唱され、新しいデータ基盤アーキテクチャとして注目されているようです。 www.databricks.com そこで今回、「データレイクハウス」について調べてみたことをまとめてみたいと思います。 なぜデータレイクハウスが注目されているのか? データウェアハウスの特徴・課題 データレイクの特徴・課題 データレイクハウスの特徴 データレイクハウスのアーキテクチャ Azure Azure Synapse Analyticsを
Amazon Web Services ブログ AWS 利用標準化ガイドライン策定のベストプラクティス 組織で横断的に AWS の展開を進めていくにあたり、クラウド環境の統制、セキュリティ対策、品質の確保にお悩みではありませんか? 組織で AWS の利用を拡大する際には、それぞれの環境において確実に統制を効かせ、適切なセキュリティ対策を行い、品質のばらつきを抑えることが欠かせません。その際に有効なアプローチが AWS 利用標準化ガイドライン(以下「ガイドライン」と記載)の活用です。本ブログではガイドラインを策定し、有効に活用するためのベストプラクティスをご紹介します。 はじめに 多くの企業や政府機関において、クラウドの活用を加速する動きが加速しています。しかし、その過程において以下のような課題に直面するケースがあります。 設計・運用方針がバラバラで統制が取れていない セキュリティ対策が十分
本文の内容は、2022年8月29日にAlejandro Villanuevaが投稿したブログ(https://sysdig.com/blog/26-aws-security-best-practices/)を元に日本語に翻訳・再構成した内容となっております。 Well-architected フレームワークの最も重要な柱の1つは、セキュリティです。したがって、AWSセキュリティベストプラクティスに従って、不測なセキュリティの事態を防止することが重要です。 さて、あなたは問題を解決するために、ソリューションを構築してホストする目的でAWSに着目しました。アカウントを作成し、コーヒーを淹れてワークステーションに座り、設計、コーディング、ビルド、デプロイをする準備はすべて整いました。しかし、そうではありません。 ソリューションの運用性、安全性、信頼性、パフォーマンス、費用対効果を高めるには、多く
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