【ヒューストン=花房良祐】航空機大手の米ボーイングの中型機「787」の品質検査に不備があったとして、米連邦航空局(FAA)が調査していることが明らかになった。主翼と胴体の接合部で必要とされる検査を複数の担当者が実施せず、検査記録を改ざんしていたという。4月に社内通報で発覚し、同社がFAAに報告した。同社の「787」担当幹部は同月末、社内向けメールで「複数の社員が必要な検査を実施していないのに実
ボーイングは737MAXのソフトウエアの開発とテストを低賃金の臨時社員が行っていたとブルームバーグは報じた。 ベテランエンジニアは、コスト削減のためと語った。 低賃金の、外部のエンジニアによるソフトウエアは「正しく書かれていなかった」とベテランエンジニアたちは述べた。 司法省がボーイングの捜査範囲を737MAXから787ドリームライナーにまで拡大すると報じられる一方で、ボーイングのエンジニアは窮地に追い込まれている同社内部の、もう1つの誤算について語った。 ブルームバーグは6月28日(現地時間)、ボーイングとそのサプライヤーは737MAXのソフトウエアの開発とテストの一部を臨時社員に行わせていたと報じた。これらの臨時社員 ── そのうちの何人かは大学を卒業したばかり ── は、インドのテック企業HCLテクノロジーズとCyientの社員、もしくは契約社員だった。 テスターや開発者の中には時給
ニューヨーク(CNNMoney) 米国の航空機製造大手「ボーイング」とブラジルの小型航空機製造大手「エンブラエル」は8日までに、ボ社がエンブラエルの商用機部門を買収することで合意したと発表した。 両社は出資額が47億5000万米ドル(約5225億円)相当の合弁企業を設立する。ボ社が80%、エンブラエルが20%出資する。関連当局の認可を待ちながら、来年後半までの最終的な合意成立を期待している。 ボーイングはエンブラエルを取り込むことで小型航空機市場でのシェア拡大を図る。同時に、エンブラエルが得意とする低コストでの機体設計や製造の技術習得も狙っているとみられる。 エンブラエルにとっては競合企業であるカナダの小型航空機大手「ボンバルディア」に対抗出来る足がかりを得たことになる。ボーイングが握る国際的な販売網や部品供給などの支援網の恩恵が受けられる。ボンバルディアは最近、ボーイングのライバル「エア
未組立プラモ写真家。稀に組む。山登る。からぱたへのお問い合わせ、文章・写真・DJ・飲酒のオファーはTwitter @kalapattar からどうぞ
羽田空港で離陸滑走中の大韓航空機から出火、搭乗していた全319人が緊急脱出したトラブルで、航空会社側の「お粗末な避難対応」を問題視する声が出ている。 乗客が撮影した機内の映像をみると、エンジンから出火した後にも関わらず、機内には「もう1度離陸の許可を待っております」という的外れなアナウンスが流れた。また、緊急脱出用のシューター(滑り台)の位置に「大きな問題があった」として、「ありえない対応だ」と厳しく指摘する専門家もいる。 出火した側のシューターが降りていた 大韓航空機のトラブルは16年5月27日12時30分頃、羽田発金浦空港(ソウル)行き大韓航空2708便(ボーイング777-300型機)で起きた。離陸のための滑走中に左エンジンから出火し、同機は滑走路上で停止。乗客乗員全319人がシューターで緊急脱出し、10人以上が足や肘を打撲するなど負傷した。 今回のトラブルをめぐっては、乗客が避難する
在日米軍の軍用機が飛び交う米軍横田基地(東京都福生市)に隣接するIHIの瑞穂工場(同瑞穂町)には、世界19カ国から民間機や軍用機の航空機のエンジンが毎日のように持ち込まれる。「マイスター」と呼ばれる特殊作業を専門とする職人によって修理を受けるためだ。海外の航空会社が総合病院になぞらえ「Mizuho Hospital」と呼ぶ同工場は、世界の航空産業を下支えするとともに、IHIの業績を牽引(けんいん)する屋台骨となっている。 ◆自社で修理 「マグロの解体ショーのようでしょう」。IHI航空宇宙事業本部の中根洋一瑞穂工場長は、鈍く光る大型の航空機エンジンが手際よく分解されていく作業をこう例えた。 瑞穂工場には民間機から取り外されたエンジンが次々とトラックで輸送されてくる。いずれもIHIが開発に関わったエンジンで、その数は年間約150台にも達する。 工場に持ち込まれたエンジンは、まず解体スペ
航空自衛隊のWebサイトで無料配布されている「3D 紙飛行機」のデータが話題になっていたのでご紹介しましょう。 航空自衛隊のWebサイトにこんなコーナーがあったとは……! サイトでダウンロードできるのは、紙飛行機サイト「紙飛行機とばそ」の管理人・Ojimakさんが制作した紙飛行機の設計図と組み立てマニュアル。「紙飛行機とばそ」で配布中のデータとは異なる、航空自衛隊ホームページ配信用オリジナルデザインを採用しています。 OjimakさんのWebサイト「紙飛行機とばそ」では、このほかにもさまざまな紙飛行機のデータが公開されています 「F-15J 戦闘機」「T-4 ブルーインパルス」「B-747 政府専用機」などなど、いろんなタイプの紙飛行機をラインアップ。いずれもモデルとなった飛行機のフォルムを立体的に再現しており、飛ばすのがもったいないぐらいの完成度です。ちなみに、プリントする紙としては厚手
世界最大の旅客機「A380」の購入契約をめぐり、国内航空3位のスカイマークが製造元のエアバスから違約金を求められていた問題で、両社が違約金を200億円規模にすることで大筋で合意した。10月中の最終合意をめざす。スカイマークは倒産や身売りといった事態はまぬがれるが、年間売上高の4分の1の資金を失うダメージは大きい。 転売にメド、減額容認 エアバス 関係者によると、9月末に西久保慎一社長が渡仏して、エアバス幹部と協議した。エアバスは当初700億円規模の違約金を求める構えだったが、「スカイマークの経営に影響を与えない金額にする」として、前払い金としてすでに受け取った約230億円の範囲に収める考えを示したという。造りかけの2機はエアバスが他の航空会社に売る見通しがたち、態度を軟化させた。 違約金の額は200億~230億円を軸に最終調整している。スカイマークは2014年9月中間決算で特別損失を計上す
米ボーイングの最新鋭旅客機「787」の胴体部品をつくる川崎重工業が、増産に向けた準備を進めている。12日には、兵庫県播磨町の工場で、胴体を焼き固めるために使う炉の改良版を報道陣に公開した。胴体用の炉としては世界最大級という。 炉は直径9メートル、長さ30メートルで、総重量は920トン。実際に胴体をつくる愛知県弥富市にある工場まで船で運び、来春にも試運転を始める予定だ。胴体の素材は炭素繊維を樹脂で固めた複合材(東レ製)で、炉はこれを焼き固めるのに使う。 川崎重工は2006年から、787の胴体のうち主翼より少し前の部分をつくっている。新しい炉は、既存の炉より焼き上がりにムラが出にくく、より長い胴体をつくれるという。 ボーイングによると、787の… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
紙で作る飛行機には折り紙で簡単にできるものや複数を組み合わせて作るペーパークラフトなどの種類がありますが、もはや遊びのレベルではなくアートの領域にまで高められた超精密なボーイング777の写真とムービーが公開されています。 Model 777 Project - Work in Progress - a set on Flickr http://www.flickr.com/photos/lucaiaconistewart/sets/72157632208677161/ Luca Iaconi-Stewart - YouTube https://www.youtube.com/user/lucaiaconistewart この作品を制作しているのはアーティストであり建築デザイナーでもあるLuca Iaconi-Stewartさん。Lucaさんは「超」がつくほどの飛行機好きで、高校の授業の課題
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