サンフランシスコで昨年、歩行者が完全無人タクシーに轢かれた事故を受け、米運営会社が十数億円規模の和解金を支払うとロサンゼルスタイムズが報じた。 人身事故が発生したのは昨年10月2日夜。ゼネラル・モーターズ(GM)傘下の自動運転車部門、クルーズ(Cruise)の完全無人タクシー(自動運転車)が道路を走行中、左側を走行していた別の車が歩行者の女性をはねた。この衝撃で女性はクルーズの自動運転車の進路に投げ出されてそのまま轢かれ、下敷き状態になった。 クルーズの自動運転車は女性を下敷き状態で引きずったまま、時速7マイル(約11.26キロメートル)のスピードで約20フィート(約6メートル)走って停止した。 女性はこの事故で重傷を負い入院。その後治療を受け、退院したことが報じられた。 クルーズの走行イメージ写真。サンフランシスコ市内の本社近くを走行する様子(2018年9月撮影)。(写真:ロイター/アフ
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