漫画の編集者Mのブログ 長い間、漫画編集者をやって来ました。少女漫画から少年、ヤング、青年、女性まで、ほぼ全てのジャンルの作品を担当。このブログが漫画家を目指す皆さんに少しでも役に立てばと祈っています。 男向けの成年漫画誌では、原作を元にした漫画が数多くあります。 少年誌でも、かなりの数が見られますね。 それに対して、少女・女性向けでは、原作を元にした漫画は少ないです。 これは、少女・女性向けの漫画では、作者の感性(感情)が重視されていて、情報性やドラマツルギーは、その次だと認識されているからかと思います。 ちょっともったいない気がしますね。 もう少し、原作と漫画のコラボがあっても良いのに。 作品を自分ひとりのコントロール下に置きたいという気持ちが強いのでしょうか。 大人の読むに耐えるレベルの漫画作品を描くことは、いつだって大変です。 医者や弁護士、警察、自衛隊、趣味嗜好品、美術品、特殊な
まさかこんな時代がくるとは新人の頃は思っていませんでした。 数年前から、ウェブ投稿小説の書籍化、それに追随するコミカライズが増えに増え、同時に電子書籍の台頭により新興レーベル、ウェブ雑誌でオリジナル漫画の枠も増え、さらにウェブトゥーンも盛り上がりを見せ、 「漫画描けたら必ず仕事はある」時代になりました。すごい。 すごいんですが、同時に、苦しんでいる人も増えた印象です。 昔、漫画家になる道が投稿と持ち込みによる新人賞受賞しかなかったころとは違い、編集者(ではないこともなぜか最近ままある)からSNSやメールで声をかけられて漫画家デビューする方もかなり多くなりました。 それ自体はとてもよいことだと思います。漫画家はなってからのほうが大変なので、デビューは早い方が良いです。体力もあるし。 ただ、今はあまりに作品が増えたのに編集者は増えていないので(一人前の編集者はそんなにすぐに育つものではありませ
村上芽氏が著した書籍『少子化する世界』(日本経済新聞出版社)から4回にわたり、少子化における世界の現状について報告する連載。第3回では、2016年に出生率が急上昇したドイツの現状をみる。生まれた子の数でみても79万2131人と、5年連続の増加によって1996年以来およそ20年ぶりの高水準で「小さな奇跡」とさえ評されたが、その裏側には外国人の出生率の急上昇がある。 ◇ ◇ ◇ 「小さな奇跡」の裏側 ドイツの人口は2017年9月時点で8274万人*1と、欧州連合(EU)のなかで最も人口の大きな国である。うち、ドイツ人が7316万人、外国人が957万人であり、外国人の割合が11.57%となった。ドイツにおいて人口に関する議論は、移民や難民の受け入れと切り離せない。2011年9月から2017年9月までの6年間のデータ(図表3-1)をみても、人口全体は約3%(243万人)増えたが、その内訳はとい
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