先日、とあるセミナーで司会とスピーカーの両方をやる機会があった。 それで司会をやってみて思ったのは、前説ってすごい大事なんだということだった。 というのは、大人数が集まる中で何かを成功させるにあたって、とにかく空気を作るということが大切だということを実感したからだ。 まずはつかみでひとボケ入れてから、自分が不慣れだから応援して欲しいという理由で拍手の練習をさせてもらった。 また、質問の練習という名目で、背伸びを兼ねて全員に両手を挙げて伸びてもらった。 たったそれだけのことだったが、それによっていつもより拍手が起こりやすく他のスピーカーも伸び伸びと話ができているようだったし、いつもより質問も活発にかわされたように思えた。 きっともっとうまい方法もあるのだと思うのだが、おそらくは見ず知らずの人間が多く集まると色々な遠慮が生まれてしまうのだろう。 だから前説によって、何が許されることなのかを明確