CSIRTの設立については一般化しつつあるが、その一方、慢性的に要員が不足している、要員をCSIRTの特定業務へ配属したが、どのように育成すればよいのかわからない、という声も多く聞く。 本資料では、「CSIRT人材の定義と確保 Ver.2.1」により定義されたCSIRTに必要な役割とスキルをベースとして、その役割毎にどのように育成していくのかという解決策、また要員不足に対しては兼任できる役割をグループ化して育成するという解決策をWGメンバーのベストプラクティスとして集約し作成した。 育成方法について悩まれている組織のCSIRT活動の参考になれば幸いである。