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Zenbackに関するokbc99のブックマーク (1)

  • リチャード・パワーズ『囚人のジレンマ』はスゴ本

    読んでる時より、思い出してる時のほうが心を震わせた傑作。 不器用だけど思いやりあふれる家族の物語に、「ひとりの個人が世界と向き合うとき、どれだけの意味があるのか」という問いが折り込まれている。 ポストモダン文学の旗手、リチャード・パワーズはこれが初体験なのだが、素晴らしいとしかいいようがない。読中「?」と感じていた沢山の小話や言及が、後半になるにつれ絡み合い、収束しつつも微妙にい違い、発散してゆく。複数の視点が交替し、ぐんぐん読んでいったら、実は伏線だらけ、相互言及飛ばしまくり、入れ子と多層と複合された物語構造だったこと気付き、ゾクゾクする。 そして、ラストの「カラマイン」の章の構造的どんでん返しが凄い。今まで読んできたものが何だったのか瞠目し、読み返しを促す。再読すると、世界がぐるりと裏返る。初読時は、父・エディが子どもたちに伝えたいことを、「囚人のジレンマ」をキーに探すように読んでい

    リチャード・パワーズ『囚人のジレンマ』はスゴ本
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