ノスタルジック・サマー 「ふと」思った。 いつもこの「ふと」がやってくる。 そして、そこから思考が発展して、かなり面白いことなることがある。 突然やってくる、この「ふと」のチカラは偉大なのだ。 ま、突然やってくるから「ふと」なのであるが。 (東海林さだおさん風に書いてみた) さてさて、「ふと」思った。 ここひと月のうちに、デパ地下に行ったことのある人はけっこういると思うけど、 ここひと月のうちに、デパートの屋上に行ったことある人は、きっとあまりいなのではないだろうか。 ボクが子どものころは、デパートの屋上は夢のような世界だった。 遊戯施設があったり、珍しい熱帯魚売場があったり、ソフトクリームやジュースが飲めたり、 風と太陽の下で、キラキラした記憶が残っている。 北海道釧路にあった「まるさん鶴屋」の屋上は偉大だった。 もうずいぶん昔のことだ。 こども心に仕合わせを感じていた。 今デパートの屋