今年も街を歩けば就職活動中の真新しいスーツ姿の学生を見かける時期になった。人手不足で引く手あまたといったニュースが続く一方でX(旧ツイッター)では1990年代以降に就職難に直面した「就職氷河期世代」が話題となった。きっかけは3月末の参院本会議。国民民主党の伊藤孝恵氏(48)が「私が就職活動で100社もの会社に落ちた1997年」と切り出すと、議場に笑いとやじが広がった。伊藤氏によると、背後の閣
【この記事のポイント】・赤字の健保組合が増えて24年度は全体の9割弱に・加入者に課す保険料率を引き上げる動きが広がる・収支が改善しなければ健保の解散が増える可能性大企業の従業員らが入る健康保険組合の財政悪化が鮮明になってきた。健康保険組合連合会(健保連)によると全国約1400組合の2024年度予算ベースの経常収支は合計で6578億円の赤字を見込む。高齢者医療への拠出金の増加が響く。少子化対策財源
ブラザー工業は13日、業務用プリンターなどを手がけるローランドディージー(DG)に対して買収提案すると発表した。TOB(株式公開買い付け)を実施し、全株の取得を目指す。ローランドDGは米投資ファンドと組んでMBO(経営陣が参加する買収)をしている。ブラザーはローランドDGの同意を得ておらず、MBOに対抗する形で買収に乗り出す。ブラザー、ローランドDGともに東証プライムに上場している。ニデックが
厚生労働省が23日発表した人口動態統計によると、2023年1~11月の出生数(外国人含む速報値)は69万6886人で、前年同期比で5.3%減少した。11月までの出生数が70万人を割るのは、比較可能な04年以降で初めて。23年通年の出生数は過去最少となる見通しだ。1~11月の婚姻件数は45万1769組で前年同期と比べ5.6%減った。新型コロナウイルス禍の行動制限などで、出会いの機会が減少していた
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