シチズンが2月上旬、中国・広州の時計部品工場を突然閉鎖し、約1000人の中国人従業員全員を一斉に解雇した。日本企業としては異例ともいえる強引な手法は反発を招き、日本人社会にも衝撃が走った。昨年11月の日中首脳会談以降、一部では雪解けの兆しも見えるなか、シチズンはなぜこのような行動に出たのか。投げ捨てられた作業服、社員証2月10日、シチズングループの中国子会社「西鉄城(シチズン)精密有限公司」
ジャーナリスト。アジア・ビズ・フォーラム主宰。上海財経大学公共経済管理学院・公共経営修士(MPA)。およそ15年滞在した上海で情報誌創刊、“市井の息遣い”から時代の変遷をウォッチ。「中国取材はデッサンと同じ。あらゆる角度から取材して光と影で実像をつかむ」を持論に30年近く中国に向き合う。近年は中国からの人や資本の流入をフォロー。ダイヤモンド・オンライン「ChinaReport」は10年を超える長寿コラム。 著書に『中国で勝てる中小企業の人材戦略』(テン・ブックス)、『インバウンドの罠』(時事出版)『バングラデシュ成長企業』(共著、カナリアコミュニケーションズ)、『ポストコロナと中国の世界観』(集広舎)ほか。内外情勢調査会、関西経営管理協会登録講師。宅地建物取引士。3匹の猫の里親。 China Report 中国は今 90年代より20年超、中国最新事情と日中ビジネス最前線について上海を中心に
少し前に、弊社社員が大地雷を踏んでしまいまして、ご厚意先も含めて大損害を与えそうになった事例があったのですが、まさにこれだなというところでありましたのでメモ。 絶対に言ってはいけないこのセリフ http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20120412/390745/ ただ、ここに書かれていた内容は、力関係の問題と、相手の知的レベルの問題がどうしてもあるので、一概には言えないかなあと思いつつ。 ・場面1:みんなの前で叱って「面子をつぶすこと」 ロシアで中国人の労働者を使っている会社に出資していますが、ロシア人やモンゴル人もいるので、安全徹底をするためにも、まずい作業をした人間は中国人だろうがロシア人だろうがみんなの前で叱るというマネジメントをしています。確かに、この記事でもありましたように、ライバル会社に移っていってしまったようですが、もとからロ
中国全土で頻発する労働争議。賃金や待遇への不満からリストラに対する抗議まで原因はさまざまだが、最近は、ホンダ系部品工場をはじめ、日系企業が巻き込まれるケースも増えてきた。実は、外資系企業の中でも、日系企業は今、とりわけ労働争議が置きやすい状況にあるという。日系企業の実情を、そこで働いた経験を持つ4人の中国人が打ち明ける。 A氏 39歳 男性 電子部品メーカー現役社員 B氏 45歳 男性 精密機械メーカー現役社員 C氏 36歳 女性 貿易会社OG D氏 36歳 女性 金属加工メーカーOG ――本日、皆さんに集まっていただいたのは、日系企業に勤務しているか、勤務した経験を持つ中国人の方が、日本型経営や日本人経営者に、どんな印象を持っているかお聞きするためです。ここ数年、日本企業が中国へ進出する動きが活発になっていますが、どうお感じですか。 A 進出してくるのは勝手だけど、少なくとも働き先として
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