<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年10月20日 (月)時論公論 「揺らぐ米国優位 日本政治の岐路」 (前説) ニュース解説、時論公論です。インド洋での海上自衛隊の給油活動を延長するための法案が衆議院の特別委員会で可決されました。アメリカ発の金融危機が世界を揺るがす中、国会では本当に必要な議論が行われているのか。影山解説委員がお伝えします。 今晩は。国際社会は、アメリカ中心で動いて来た経済や安全保障をめぐる環境が大きく揺らいでいます。そうした中、去年もめにもめた給油活動の延長法案が、今年は衆議院ではわずか2日間の審議で採決され、来週中には成立する見通しです。今夜は、解散・総選挙をめぐる思惑が優先して、議論すべきことが十分議論されていないように思える国会の現状について、考えて見たいと思います。 日米同盟のシンボルとされた海上自衛隊による給油活動。去年は野党の反対で