兵庫県は、特産のイカナゴの不漁について長年蓄積してきたデータを解析した結果水質の変化が要因であると発表した。瀬戸内海の春の風物詩、イカナゴ漁は数年前から漁獲量が激減し、ことしは解禁からわずか2日で漁が打ち切られた。兵庫県が、40年以上 集めてきたデータを解析した結果、工場排水の規制などで、プランクトンの栄養となる窒素やリンが減りすぎていたことがわかった。このため、約30年前と比べてイカナゴは1割から2割ほど痩せ、 産卵数は3割少なくなり、減少に繋がっていると全国で初めて科学的に解明されたとしている。県は、今回の調査結果を国や周辺の自治体に提示し、海の再生に向けて協力を求める方針。
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