漫画家・村上たかしさんになぜ漫画家になったのか、そしてギャグ漫画から一転、ストーリー漫画『星守る犬』を描くに至ったのかを聞いた(筆者撮影) これまでにないジャンルに根を張って、長年自営で生活している人や組織を経営している人がいる。「会社員ではない」彼ら彼女らはどのように生計を立てているのか。自分で敷いたレールの上にあるマネタイズ方法が知りたい。特殊分野で自営を続けるライター・村田らむと古田雄介が神髄を紡ぐ連載の第62回。 漫画家、村上たかしさん(54歳)の代表作品の1つが『星守る犬』だ。 自然豊かな山中に放置された、朽ち果てた自動車の中から男性の遺体が発見された。男性の横には寄り添うように1頭の犬の遺体があった。彼らはどのような軌跡を経て、その場所にたどり着いたのか? 厳しい現実を、優しい目線で描いたストーリー漫画だ。 作品は話題になり、瀧本智行監督、西田敏行主演で映画化され東宝系で公開さ