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労働と政策に関するisrcのブックマーク (4)

  • 長期雇用という物語の終わり - 池田信夫 blog

    の制度改革でもっともむずかしい(そのために取り残されている)のが、雇用規制の改革だ。特に長期雇用は、企業や労働者にとって個別には合理的であるため、それを改めるインセンティブがない。労働者にとっては、いつクビになるかわからない雇用契約より終身雇用のほうがいいに決まっているので、彼らが長期雇用を望むのは当たり前だ。他方、企業も他社が長期雇用で採用しているとき、自社だけ有期雇用で募集してもいい人材は来ない。 だから労働者は転職を考えないで社内の出世競争に特化し、企業も正社員を解雇しないで新卒の採用を抑制し、非正社員に置き換える。こうした労働市場の二重化によって賃金に格差が生じ、平均賃金は競争的な水準より高くなって過少雇用が起こるというのが効率賃金仮説である。個別には合理的な行動の集計が社会的に非効率的な結果をまねく原因は、各個人や企業の行動が他の経済主体に影響を及ぼす外部性があるからだ。つ

    isrc
    isrc 2009/05/08
    1.柔軟な労働市場―競争的な賃金―容易な解雇―容易な転職/厚労省が政策を転換して1の均衡を選ぶと宣言し、解雇規制や派遣労働の規制を撤廃するだけで、非正社員の問題は大きく改善する可能性がある。
  • 不安のループ - 池田信夫

    私のブログの「希望を捨てる勇気」という記事に多くの反響があって驚きました。これは特に若い世代に、経済の先行きについての不安が高まっていることを反映しているのでしょう。では人々が会社を見捨てて転職したり起業したりするかというと、現実は逆です。生産性部の調査によれば、今年の新入社員のうち「今の会社に一生勤めようと思っている」社員の比率は55.2%と、過去最高になりました。 転職について「しないにこしたことはない」とする回答も34.6%と最高を記録し、「社内で出世するより、自分で起業して独立したい」とする回答は14.1%と、史上最低になりました。これは当然です。不況になると外部労働市場が収縮して転職が困難になるので、会社にしがみつこうとする。こうした保守的な傾向が強まると企業は求人を減らし、労働市場がさらに収縮する・・・という負のループが発生するのです。 これはDiamondの有名な論文で示さ

    不安のループ - 池田信夫
    isrc
    isrc 2009/04/27
    政府は規制改革を行ない、人々が安心して転職できる厚みのある労働市場と、起業しやすい資本市場を整備する必要があります。企業が労働者をロックインすることを奨励する「雇用調整助成金」などは反生産的です。
  • 徹夜がデフォは変えられるか - コデラノブログ 3

    以前ITmediaのコラムだったと思うが、昔のポストプロダクション時代の話を書いたことがある。そのとき、出勤するたびに徹夜で睡眠は二日に一度だったと書いたら、はてなブックマークで「まあそれは大げさにしても~」と軽くいなされて、驚いたことがある。 今の人は、ちゃんとした会社業務を徹夜で行なうような職種があるということが、信じられないようだ。それはそれで、まあ平和なことである。 モノを作る、特に既製品ではなく、世の中に一つしかないことを求められる超カスタムメイドの「番組」を作るという仕事は、「デフォルトが徹夜」である。アイデアを形にするのに、ものすごく時間がかかるものなのだ。しかし制作に当てられる日数は、限られている。 放送日から逆算すれば、おのずと制作にかけられる日数が割り出される。押せばその後に控えている作業の誰かが死ぬだけで、オンエアー日は変えられない。 今はもの書きの現場に身を置いてい

    isrc
    isrc 2008/12/20
    現場が好きだから、では続けられなくなっていくというのは、筆者らが若いときに横目で見ていた、かつての映画のスタッフの姿と同じ/現場をいかに生き返らせるか/破壊的な構造改革が必要
  • サマータイムの導入はサラリーマンを苦しめるだけ / SAFETY JAPAN [森永 卓郎氏] / 日経BP社

    夏季に時計を1時間進めて、昼の明るい時間を有効に利用しようというサマータイム制度は、欧米の先進諸国で広く採用されている。 米国では3月の第2日曜日から11月の第1日曜日まで、欧州では3月の最終日曜日から10月の最終日曜日までサマータイムが設定されている。OECD加盟国で採用していないのは日韓国、アイスランドだけである。 このサマータイム制度を日にも導入しようという動きが以前からある。最近では超党派の「サマータイム制度推進議員連盟」が活発な動きをしており、2010年3月からの導入を目指して「サマータイム法案」を国会に提出することで合意していた。 しかし、報道によれば、自民・民主両党内において早期提出への慎重論が多かったために今国会での提出は見送られたとのことだ。 とはいえ、長年サマータイムについて議論はあったものの、今回のように法案提出寸前まで来たという意味は大きい。ひとまず見

    isrc
    isrc 2008/06/17
    朝1時間早く仕事をはじめたにもかかわらず、帰りは暗くなるまで帰れない。つまり、サマータイムの実施が残業の増加にしかならない可能性が極めて高いのだ。
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