努力をすれば報われる。それは正しいことかもしれないけれど、きっと現実はそれだけじゃないはず。誰にでもチャンスがある世界にするためには、何が必要なのか? そんな問題を描いた、Toby Morrisさんのマンガ。 貧しい家庭に育った子供が、貧しいままになってしまうという現象は「貧困の再生産」とも呼ばれ、その視点をわかりやすくまとめたこの作品はアメリカでも話題になりました。
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私はアメリカでマンガ家として「Biker Girl」や「Rock and Roll Love」など4冊を出版し、ヨーロッパでも「Peach de Punch!」を連載していました。そんな話をすると「すごいね!売れっ子だね!」なんて言われることもありますが、実際は、アメリカと日本ではマンガ家のイメージは大きく異なり、活動内容も結構違います。 もともとマンガ家になる予定なんてまるでなかった私が、初めて日本のマンガと出会ったのは2003年のこと。この頃、2つの日本アニメがアメリカで爆発的な人気を得ていました。それは、「ドラゴンボールZ(海外ではZを語尾に付けます)」と「セーラームーン」。英訳されたこの2作品は子供たちから10代の男女に広がっていき、日本のマンガ文化をアメリカに知らしめるきっかけとなりました。 ド田舎の街で日本のマンガが大ウケ そのころ私は、中西部ウィスコンシン州のマディソンという
「どうしよう」――。「コロコロアニキ」(小学館)で「かっとばせ!キヨハラくん」を連載していた漫画家・河合じゅんじさん。清原和博被告(当時容疑者)が覚せい剤取締法違反容疑で逮捕されたと聞いて最初に思ったのは連載のことだった。 清原被告は覚せい剤取締法違反(所持、使用)罪で起訴され、5月17日に初公判を迎える。その公判の数日前、ねとらぼの取材に河合さんは当時を振り返り、そして率直な気持ちを語ってくれた。 「コロコロアニキ」5号。「いつかのホームラン」も読める 「かっとばせ!キヨハラくん」はプロ野球をパロディにしたギャグ野球マンガ。1987年から「月刊コロコロコミック」(小学館)で連載がスタートし、途中「ゴーゴー!ゴジラッ!!マツイくん」「モリモリッ!ばんちょー!!キヨハラくん」とタイトルを変え、2014年に創刊された「コロコロアニキ」で復活連載していた。しかし、4号で「諸般の事情」により休載が
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