アメリカのトランプ大統領は23日、フランスで行われるG7に出席するためホワイトハウスを出発する際、記者団に「キム委員長はミサイルの発射実験が好きなようだが、アメリカは短距離ミサイルを規制したことはない。短距離ミサイルの発射は多くの国がしている」と述べ、日本時間の24日朝の発射についても短距離ミサイルであれば問題視しない考えを改めて示しました。
アメリカのトランプ大統領は、北朝鮮によるミサイルの発射について「北朝鮮は小さなミサイルの発射実験しかしていない」と述べ、問題視しない考えを示しました。 北朝鮮は、新型の短距離弾道ミサイルとみられる飛しょう体を2発発射しましたが、トランプ大統領の発言はこれを問題視しない考えを示したものです。 トランプ大統領は、北朝鮮がことし5月に短距離弾道ミサイルを発射した際にも「信頼を裏切るものではない」と述べ、トランプ政権の幹部が国連安保理決議違反だという認識を示したのとは対照的に、問題視しない考えを示しました。 トランプ大統領には、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長との関係が良好だと強調し、みずからの外交上の成果だとアピールする意図があったとみられます。
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