アメリカのボルトン大統領補佐官は、中東地域に原子力空母と爆撃機の部隊を派遣すると発表しました。イランとの対立がさらに激しくなるという見方が出ています。 理由については「アメリカや同盟国の国益に対するいかなる攻撃にも容赦ない力で対抗するという、明白なメッセージをイランの政権に送るため」として、イランを強くけん制することがねらいだとしていますが、声明では「イランとの戦争を望んでいるわけではない」ともしています。 一方、派遣の背景についてアメリカのメディアは、イランやイランの影響下にある勢力が、中東地域に展開しているアメリカ軍への攻撃を準備しているという情報もあったと伝えています。 トランプ政権は先月、イランの精鋭部隊の革命防衛隊をテロ組織に指定したほか、今月2日にはイラン産の原油の全面的な禁輸に向けて制裁を強化するなど、イランに対する圧力を一段と強めています。 こうした動きに対し、イランは反発
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