阿波国・徳島からアメリカの名門「スタンフォード大学」へ。今年、そんな夢をかなえた一人の女性がいる。 【映像】高校2年生だった頃の松本杏奈さん 「本日、無事に学費・寮費等全額補助の給付型奨学金に合格しました! これで胸を張って言えます!! スタンフォード大学に進学します! カリフォルニアで夢を叶えます!!!」 松本杏奈さん(18歳)は今年春、徳島県の高校を卒業し、秋からアメリカの超名門、スタンフォード大学への入学が決まっている。ニュース番組『ABEMAヒルズ』では、入学を間近に控えた松本さんを取材した。 そもそも、松本さんはなぜアメリカの大学を目指そうと思ったのだろうか。 「もともと日本で幼稚園、小学校、中学校、高校と学校で浮いた感じで、あまりコミュニティになじめなかったんです。『自分が認められる場所ってどこなんだろう』と考えたときに『アメリカだったら認めてくれるんじゃないか?』という、興味
米国の大統領選挙も終わり、留学生・国際協力の立場からすると、バイデン次期大統領が誕生したのは大変喜ばしい事です。しかし、獲得代議員数だけを見るとバイデン次期大統領が圧勝したかのように映りますが、単純な票数だけ見れば、なかなかの接戦でした。 トランプ政権誕生の背景にはリベラルと反リベラルの分断があり、トランプ政権下でこの分断は一層深刻化したと言われています。では、バイデン次期大統領はこの分断を癒すことができるのでしょうか? 私は、分断が一層深刻化することはあっても、これが癒えることはまず無いと思っています。それは、リベラルと反リベラルの分断はもっと根が深い所にあり、1980年代以降の教育政策がその悪化を加速させ、これが改善に向かう見込みがないからです。どういう事でしょうか? まず、リベラルとは主に誰で、反リベラルとは主に誰なのかを確認しましょう。バイデン次期大統領の支持は、①都市部、②若者、
この数日アメリカで人種問題が激しいデモとして表出している。この問題が起きる原因について、畠山勝太氏の下記のエントリが「もっとも深堀りしている」というのが私の見立てである。このような良質な言説がnoteでしか共有されないというのは私も悲しむところである。 上記エントリでは、「なぜ人種別に住むところが分かれ、教育や治安が悪化するのか」についての説明は、固定資産税が教育予算となる事を氏の過去の記事で説明済みという前提でややあっさりめに下記のように説明されている。 土地と教育予算の結びつきを始めとする、教育システム内に張り巡らされてしまった人種間格差を維持・拡張してしまう仕組みを徹底的に取り除く必要があります本記事では、畠山氏の記事で説明される「土地と教育予算の結びつき」――あるいは堂本かおる氏の記事におけるsystemic racism=構造に内在された人種差別――について、より一般論に近い立場
米国は、新型コロナ・それにまつわる大量失業・暴動、と驚異的な事態となっています。新型コロナだけを見ても、依然として毎日2万5千人の新規感染者を出しつつ、あれだけ人々が密になる暴動が全米各地で起こっているという状況です。ちなみにですが、米国はオリンピックで最大の代表団なのですが、これを来年東京で受け入れるんですかね? 私の事をご存じない方のために、この記事に関連するバックグラウンドを説明すると、2008-2012年までワシントンDCにある世界銀行で働き、今はミシガン州立大学という、網走刑務所のような極寒の地で教育政策の博士課程をしながら、ネパールの貧しい子供達の教育支援をしているサルタックというNGOの運営をしています。 早速になりますが、この記事の内容を説明すると、少なくとも今後数十年経っても米国から暴動は消えないと私は考えています。それは、ワシントンDCという土地と、米国の教育政策を理解
スタンフォード大学などアメリカの名門大学に子どもを入学させるため、試験監督やスポーツチームのコーチに賄賂を渡して答案の書き換えや不正な推薦入学を行っていたなどとして、親や大学関係者ら50人が贈収賄の疑いなどで逮捕されました。有名女優も含まれ、メディアは大学入学をめぐる過去最大のスキャンダルだと報じています。 アメリカの司法当局は12日、スタンフォード大学やイェール大学など、アメリカの7つの名門大学に子どもを入学させるため、試験監督や大学のスポーツチームのコーチに賄賂を渡していたなどとして、親や大学の関係者ら合わせて50人を贈収賄の疑いなどで逮捕したと発表しました。 発表によりますと、西部カリフォルニア州で受験指導を行う組織を装った仲介業者が、親から集めた金を渡して答案を書き換えさせたり、スポーツの実績を水増しして推薦で入学させたりしていました。 賄賂の総額はおよそ2500万ドル(日本円でお
先日、ニューズウィーク日本版に冷泉彰彦氏による「アメリカの部活動は、なぜ「ブラック化」しないのか」という記事が掲載された。 冷泉氏は2つの理由を挙げている。ひとつは学校の部活動と地域での校外活動の役割分担ができていること。ふたつ目はシーズン制であることだ。 米国の学校運動部ではシーズン中は試合が中心。シーズンオフは個人で学校外の民間チームに入ったり、プライベートレッスンを受けたりする。学校の運動部はいっしょに練習をする仲間というよりも、試合をするために集った選手たちとも言えるかもしれない。 また、冷泉氏は米国の運動部は純粋実力主義だと書いている。 米国で子どものスポーツ活動を取材している私も、この記事とほぼ同じように米国の運動部活動を捉えている。 冷泉氏が純粋実力主義としているように、米国の運動部活動は、希望者全員が入部できるわけではない。 集団種目では、シーズン始めにトライアウト(入部テ
自閉症への理解を深めてもらおうと、アメリカの人気子ども番組「セサミストリート」に、来月から自閉症の女の子のキャラクターが新たに登場することになりました。 番組を制作するNPOは、自閉症の子どもを育てる家族から要望が寄せられたことをきっかけに、5年前から専門家の助言も受けて準備し、来月から自閉症の女の子のキャラクターが新たに番組に登場すると発表しました。 NPOによりますと、「ジュリア」という名前の4歳のキャラクターは、ぬいぐるみや歌が大好きで、たくさんの歌詞を克明に記憶しているなど、自閉症の特徴も表現しているということです。 保健当局によりますと、臨機応変なコミュニケーションや対人関係を築くのが苦手な自閉症などと診断された子どもはアメリカでは去年、68人に1人と、2000年の倍近くに増えたということです。 アメリカ最大の自閉症支援団体の女性は、「新しいキャラクターの登場で、子どもたちが自閉
米カリフォルニア州サンディエゴにある高校のトイレ(2001年3月6日撮影、資料写真)。(c)AFP/MIKE NELSON 【1月27日 AFP】高校の授業中にトイレに行くことを許されず、教室内の用具入れにあったバケツで排尿を余儀なくされたとして元女子生徒(18)が学校を管轄する行政当局に損害賠償を求めていた裁判で、米カリフォルニア(California)州サンディエゴ(San Diego)の裁判所の陪審は25日、賠償金125万ドル(約1億4000万円)の支払いを命じる評決を下した。 訴状によると原告の元女子生徒は、サンディエゴにあるパトリック・ヘンリー高校(Patrick Henry High School)に入学して間もない2012年、授業中にトイレに行きたいと訴えた。しかし、教師は厳格な学校規則を理由にトイレに行くことを許可せず、代わりに教室後方の用具入れにあったバケツに排尿し、流し
アメリカのニューヨーク州は3日、全米で初めて公立大学の授業料を無償化すると発表し、学生が多額のローンを抱えていることが社会問題となる中、大統領選挙で民主党のサンダース上院議員が訴えた公約が実現すると注目を集めています。 ニューヨーク州に住む世帯年収10万ドル(およそ1170万円)以下の家庭の学生が対象で、2年後にはおよそ1475万円以下まで拡大し、94万世帯が対象になるとしています。 アメリカでは授業料の高騰によって、ニューヨーク州の学生ローンの平均残高がおよそ340万円に上るなど、多額のローンの負担が社会問題となっていて、去年の大統領選挙では、民主党のサンダース上院議員が授業料無償化を訴えて多くの若者の支持を得ました。 記者会見でクオモ知事は「成功するために大学教育は欠かせない。人材に投資し、将来の希望が実現できるよう支える」と述べたほか、同席したサンダース氏も「この動きは全米に広がるだ
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