アメリカのペンス副大統領は、中国が沖縄県の尖閣諸島の周辺に60日以上連続で当局の船を派遣したと指摘し、「中国の隣国への対応はますます挑発的になっている」と非難し、行動を改めるよう促しました。 この中で日本に関わる問題については「東シナ海では、中国の挑発でアメリカの同盟国である日本が戦闘機をかつてないほど多く緊急発進させられている。日本が施政下に置く尖閣諸島の周辺では、中国当局が60日以上連続で船を派遣した」と述べて、一方的な海洋進出を非難しました。 さらに、南シナ海の人工島の軍事拠点化や少数民族に対する抑圧なども非難したうえで「中国を世界から切り離そうとしているのはアメリカではなく、こうしたことを行う中国共産党自身だ」と述べて、行動を改めるよう促しました。 一方で、ペンス副大統領は来月のAPEC首脳会議に合わせてトランプ大統領が習近平国家主席と貿易交渉の合意文書に署名することに期待を示しま