中国の通信機器大手、ファーウェイの副会長の孟晩舟容疑者がアメリカの要請によりカナダで逮捕された事件で、カナダの裁判所は11日、経営幹部としての実績を考慮し、国外逃亡のおそれはないとして、日本円でおよそ8億5000万円の保釈金を納付することなどを条件に孟副会長の保釈を認めました。このあと孟副会長は、アメリカに身柄が引き渡されるまで、バンクーバーの自宅に滞在することになります。
カナダ・モントリオールで12月6日、華為技術の孟晩舟逮捕を伝える新聞を手にするジャーナリスト(写真:AFP/アフロ) 米中首脳会談の裏側で進行していた中国最大手通信技術メーカー・華為技術の副会長兼CFO(最高財務責任者)孟晩舟の逮捕で、米中貿易戦争が一時休戦かという期待は完全に裏切られた。90日の猶予を得るために妥協に妥協を重ねた中国・国家主席の習近平は大いにメンツをつぶされ、世界の株式市場では中国関連株が総崩れ。米大統領ドナルド・トランプはホワイトハウスを通じて、首脳会談中に孟晩舟が逮捕されたことは知らなかったと公表し、カナダ首相のトルドーも政治的干渉はない、としているが、本当だろうか。ロイターによれば大統領補佐官(国家安全保障担当)のボルトンは事前に司法当局から聞いて知っていたらしい。ボルトンが知っていてトランプが知らないなんてことがあるだろうか。とすると、このタイミングで孟晩舟の逮捕
[バンクーバー/ワシントン 5日 ロイター] - カナダ司法省は5日、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]の孟晩舟(メン・ワンツォウ)・最高財務責任者(CFO)をバンクーバーで逮捕したと明らかにした。米国に身柄が引き渡される可能性がある。 12月5日、カナダ司法省は、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟・最高財務責任者(CFO)をバンクーバーで逮捕したと明らかにした。米国に身柄が引き渡される可能性がある。写真は同社のロゴ。ベルリンで2015年9月撮影(2018年 ロイター/Hannibal Hanschke) 関係筋によると、華為の取締役会副会長の1人で、創業者の任正非氏の娘でもある孟氏の逮捕は米制裁措置への違反に関連しているという。ロイターは違反の詳しい内容を確認できていない。 在カナダ中国大使館はウェブサイトに掲載した短い声明で、「中国は米国とカナダ
カナダの司法当局は、スマートフォン製造大手の中国メーカー「ファーウェイ」のCFO=最高財務責任者の身柄を拘束したことを明らかにしました。理由についてカナダ当局は、「アメリカの要請によるもの」としていますが、地元メディアは「イランに対する制裁に違反した容疑ではないか」と伝えています。 理由について、広報担当者は、「アメリカの当局からの要請があったためだ」としていて、今月7日に釈放するかどうかの尋問が行われる予定だということです。ただ、容疑については、明らかにしていません。 地元メディアの報道によりますと孟氏は、ファーウェイの創業者でCEO=最高経営責任者の任正非氏の娘で、「アメリカのイランに対する制裁に違反した疑いが持たれている」と伝えています。 ファーウェイは、スマートフォンの製造で、アメリカのアップル、韓国のサムスンと並ぶ大手で、貿易などをめぐり対立が続くアメリカと中国の新たな火種となり
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