外国スパイ法再可決・成立 大統領の拒否権無効化―ジョージア議会 時事通信 外信部2024年05月29日00時49分配信 ジョージアのズラビシビリ大統領(右)とコバヒゼ首相=26日、トビリシ(AFP時事) 旧ソ連構成国ジョージア(グルジア)からの報道によると、同国議会本会議は28日、外国の資金提供を受けるNGOなどを事実上「スパイ」と見なす法案について、過半数の賛成により再可決した。ズラビシビリ大統領が発動した拒否権を無効化するもので、同法は成立。議会前には採決に反対する数千人のデモ隊が集結し、警官隊と衝突して混乱した。 中国、反スパイの教育宣伝強化 「国家安全日」へ各地で活動 法案は、ロシアに融和的な与党「ジョージアの夢」が14日に採決を強行し、可決された。親欧米派の野党は、プーチン政権下のロシアのような弾圧につながると訴え、連日抗議デモを展開。親欧米派のズラビシビリ氏も法案成立に必要な署