ブックマーク / www.technologyreview.jp (24)

  • AIが「心の理論」テストで人間超え、この結果は何を意味するか

    人工知能(AI)モデルが、人間の感情理解力を測るテストで人間並み、時に上回る成績を収めたことが分かった。ただ、訓練データにそうしたタスクが含まれていた可能性も否定できず、大規模言語モデルが「人のように」考えているわけではない。 by Rhiannon Williams2024.05.22 275 21 人間は複雑な存在だ。私たちのコミュニケーションの方法は多層的であり、心理学者たちは対話から意味や理解を推測する能力を測るためのテストを数多く考案してきた。 人工知能AI)モデルは、こうしたテストでますます優れた結果を出している。ネイチャー・ヒューマン・ビヘイビア(Nature Human Behavior)に5月20日に掲載された新たな研究によると、一部の大規模言語モデル(LLM)は人の心理状態を追跡する能力(いわゆる「心の理論」と呼ばれる)を測るために設計されたタスクを与えられた場合、人

    AIが「心の理論」テストで人間超え、この結果は何を意味するか
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    filinion 2024/05/22
  • クジラの言語構造、想像以上に人間の言語に近かった

    マッコウクジラは「コーダ」と呼ばれる短いクリック音のシステムを用いて仲間内でコミュニケーションをとることが知られている。MITの研究チームは、統計モデルを用いた分析で、コーダによるやり取りが文脈に応じて構造化されていることを明らかにした。 by Rhiannon Williams2024.05.09 293 15 マッコウクジラは魅力的な生き物だ。あらゆる種の中で最大の脳を持ち、その大きさは人間の6倍もある。その大きな脳は、知的で理性的な行動をサポートするために進化したのではないかと科学者たちは考えている。 マッコウクジラは社会性が高く、集団で意思決定をする能力を持ち、複雑な採餌行動をとる。 しかし、マッコウクジラが「コーダ」と呼ばれる短いクリック音のシステムを用いてコミュニケーションをとるとき、お互いに何を伝えようとしているのかなど、マッコウクジラについてはわかっていないことも多い。そん

    クジラの言語構造、想像以上に人間の言語に近かった
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    filinion 2024/05/09
    ヒエログリフは文字じゃないの…?/「南極点のピアピア動画」みたいに、AIがクジラと会話できたら素敵ではある。とはいえ、この話だけでクジラの知能を語るのは難しそうだが。
  • AIロボットが縫合技術を習得、6針縫うことに成功

    カリフォルニア大学バークレー校の研究チームが開発したAIロボットが、人工皮膚に対する6針の縫合に成功した。この技術は、手術中の疲労やミスを減少させ、患者の治療結果を向上させる可能性がある。 by James O'Donnell2024.02.27 7 人工知能AI)による訓練を受けたある外科ロボットが、数針の縫合を自力でできるようになった。反復作業をこなす外科医の支援に向けた、小さな一歩である。 カリフォルニア大学バークレー校(UCバークレー)の研究者たちが撮影した映像には、2腕のロボットが模造皮膚の単純な傷口を連続して6針縫う姿が写っている。ロボットは糸の張り具合を維持しながら、針を片方のロボットアームから別のロボットアームへと移動させて皮膚状の組織に通し、縫い目を完成させた。 今日、多くの医師が、ヘルニアの修復から冠動脈バイパスまで、さまざまな手術のためにロボットの助けを借りている

    AIロボットが縫合技術を習得、6針縫うことに成功
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    filinion 2024/03/02
    「AIには身体性が欠けている」とか言われていたが、それは単にハードの進歩がソフトより遅れていただけ。外科手術は始まりに過ぎない。高給取りの肉体作業から順に機械に代替されるだろう。
  • 2024年のAI業界で何が起きるか? 本誌が予測する4大トレンド

    変わり続けるAI分野において2024年に注目すべき4つのホットなトレンドを、MITテクノロジーレビューの編集者が大胆予測。話題の中心は、引き続き生成AIだ。 by Will Douglas Heaven2024.01.11 1 16 去年の今ごろ、私たちは非常に無謀なことに取り組んでしまった。変化の激しい人工知能AI)業界において、未来を予測することに挑戦してしまったのだ。 結果はどうなったか?  誌の2023年の4つの大きな予測は以下のとおりだった。 1:「チャットボットの次の大きなトピックはマルチモーダルAIである」 →予測的中:オープンAIOpenAI)の「GPT-4」とグーグル・ディープマインド(Google DeepMind)の「ジェミナイ(Gemini)」は、テキスト、画像、音声を処理できる。 2:「政策立案者が厳しい新しい規制を策定する」 →予測的中: バイデンの大統領

    2024年のAI業界で何が起きるか? 本誌が予測する4大トレンド
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    filinion 2024/01/11
  • 生成AI革命で残された 6つの課題

    These six questions will dictate the future of generative AI 生成AI革命で残された 6つの課題 2023年、生成AIは世界を席巻したが、未解決の問題も残っている。生成AIの未来、そして私たちの未来は、私たちが次にどうするかで決まってくるだろう。 by Will Douglas Heaven2024.01.09 2 29 2023年のトレンドの変化の大きさを私に初めて教えてくれたのは、見ず知らずの人であった。3月のことだ。なかなか来ないエレベーターを待っていたとき、たまたま居合わせたある女性は、チャットGPT(ChatGPT)を使って、マーケティングの仕事の報告書を書く手伝いをしてもらったと話してくれた。彼女は、報告書の作成があまり得意でないと思っており、書くことが嫌いだった。だが、今回はマネージャーが褒めてくれたのだそうだ。「ズ

    生成AI革命で残された 6つの課題
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    filinion 2024/01/09
  • 脳オルガノイドをコンピューターに接続、日本語の音声認識に成功

    ヒト「脳オルガノイド」をコンピューター・チップに接続し、単純な計算タスクを実行できるシステムが開発された。新しいバイオ・コンピューターの可能性を示している。 by Abdullahi Tsanni2023.12.12 24 10 米研究チームが、シャーレの中で培養されたヒトの脳細胞の塊である「脳オルガノイド」を電子チップに接続し、簡単な計算タスクを実行することに成功。新たな研究成果として発表した。 発表したのは、インディアナ大学ブルーミントン校のフェン・グオ准教授らの研究チーム。幹細胞から作製した脳オルガノイドをコンピューター・チップに取り付けた「ブレイノウェア(Brainoware)」と呼ばれるセットアップを構築。人工知能AI)ツールに接続した。研究チームは、このハイブリッド・システムが、情報を処理、学習、記憶できることを明らかにした。初歩的な音声認識の実行にも成功したという。12月1

    脳オルガノイドをコンピューターに接続、日本語の音声認識に成功
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    filinion 2023/12/13
    いや…ほんと、倫理的な問題が出てくるよな…。
  • AIが創造性テストで人間に勝利、その衝撃結果が意味すること

    創造性を評価する人間向けのテストで、大規模言語モデルが人間よりも好成績を収めたとする研究が発表された。ただし、この結果から、AIが創造性を備えるようになったと捉えるのは早計だ。 by Rhiannon Williams2023.09.19 5 16 人間の創造性を測定することを目的として作られたテストで、人工知能AI)が好成績を上げるようになってきている。2023年9月14日のネイチャー・サイエンティフィック・リポーツ(Nature Scientific Reports)に掲載された研究によると、AIチャットボットが、創造性の評価テストとして普及している「オルタネイト・ユーシス・タスク( Alternate Uses Task=AUT、日版注:J.P. ギルフォードが1967年に開発した拡散的思考を測定するためのテスト)」で、人間よりも高い平均スコアを達成した。 AI研究者の間では人間

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    filinion 2023/09/20
    創造性を持った普通の人間よりも、過去の膨大なネット情報を参照できるAIの方が「創造的」に見える、ってことだよな。人間の創造性は、その大部分が車輪の再発明に過ぎないということかも知れない。
  • ヤン・ルカンが「AIによる人類滅亡説」を一蹴する理由

    ジェフリー・ヒントンやヨシュア・ベンジオといった、現在のAIの隆盛に大きく貢献した人たちが、AIが人類を絶滅させるかもしれないと訴え始めている。パリにあるメタのオフィスを訪れ、もう1人のゴッドファーザーであるヤン・ルカンに話を聞いた。 by Melissa Heikkilä2023.07.07 13 この記事は米国版ニュースレターを一部再編集したものです。 人工知能AI)は当に奇妙な時期を迎えている。わずか6カ月の間に、AIをめぐる世論は、「チャットボットがおもしろいシー・シャンティ(船乗りたちの労働歌)を生成する」という他愛もないものから、「AIシステムが人類を絶滅させるかもしれない」という深刻この上ないものへと変化した。急速な論調の変化についていけないと感じている人は、私だけではないだろう。 誌のウィル・ダグラス・ヘブン編集者は、人々の間で実存的リスクが話題になっている理由と、そ

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    filinion 2023/07/30
    無意味な記事。「危険を主張する人はAI規制法で政治的影響力を持ちたいだけだ!」というのは部分的には事実かも知れないけど、それは危険性を否定する根拠にはならない。温暖化否定論でも同様の主張があったよな。
  • 熱を帯びる「若返り」研究、学会に聴衆が殺到

    ボストンで開かれた国際幹細胞学会(ISSCR)で、若返りに関する講演に聴衆が殺到し、警察が出動する騒ぎとなった。「究極の偉業」に対する科学者の関心の高まりを象徴する出来事だ。 by Antonio Regalado2023.06.27 2 13 学会発表の最中に警察がドアから突入し、聴衆の半分を追い出すなんて滅多にないことだ。 しかし、それは起きてしまった。6月16日にボストン・コンベンション・アンド・エキシビション・センター(Boston Convention and Exhibition Center)で開催中だった国際幹細胞学会(ISSCR:International Society for Stem Cell Research)で、ファン・カルロス・イズピスア・ベルモンテが登壇したセッションの最中のことだった。ベルモンテは「若返り」テクノロジーの専門家であり、アルトス・ラボ(Alt

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    filinion 2023/07/04
  • クラウドワーカーの3割、AI訓練をチャットGPTに丸投げか

    人工知能AI)システムの訓練に使うデータを作成するギグワーカーの3割超が、チャットGPTのようなAIを使っている可能性があることが分かった。ただでさえエラーを起こしやすいAIモデルに、さらなるエラーを持ち込む可能性がある。 by Rhiannon Williams2023.06.26 10 10 人工知能AI)モデルを訓練することで賃金を得ている人のかなりの割合が、その仕事AIに任せている可能性があることが、新しい研究で明らかになった。 特定のタスクを正確かつ確実に実行できるようにAIシステムを訓練するには、膨大な量のデータが必要だ。多くの企業は、アマゾンのメカニカル・タークのようなプラットフォームでギグワーカーに報酬を支払い、キャプチャ(CAPTCHA)認証の解決、データへのラベル付け、テキストへの注釈追加といった、一般的に自動化が困難なタスクを完了してもらう。このようなデータはA

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    filinion 2023/06/28
  • 欧州議会が「AI法」を可決、今後予想される5つの規制

    欧州議会において6月14日、「人工知能AIAI法」が圧倒的多数により可決された。施行までにはまだ時間を要するが、AIの利用には今後、さまざまな規制がかかることになりそうだ。 by Tate Ryan-Mosley2023.06.27 239 18 この記事は米国版ニュースレターを一部再編集したものです。 6月12日の週は欧州のテクノロジー政策において重要な週となった。欧州連合(EU)の立法者たちがグーグルに対して新たな反トラスト訴訟を起こした同じ日に、欧州議会が「AI法(AI Act)」の規則案を承認する投票を実施したのだ。 AI法は圧倒的多数により可決された。この法案は、AI規制における世界で最も重要な進展の1つと謳われてきた。欧州議会のロベルタ・メッツォーラ議長は、AI法について、「今後何年にもわたって世界標準となることは間違いない」と評している。 しかし、規制内容がすぐに明確にな

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    filinion 2023/06/27
    EU規制を憎む人が多いが、悪用されると危険な技術なのも確かなんだよな…。
  • AIによる「人類滅亡」回避、原子力の安全管理にヒント

    強力な人工知能が人類滅亡を招く——こう心配する声が欧米で高まりつつある。企業はどのようにしてAIによる破滅を回避しようと提案しているのだろうか。 by Melissa Heikkilä2023.06.08 1 4 この記事は米国版ニュースレターを一部再編集したものです。 いつか人類を滅亡させるほど強力な人工知能AI)が開発されるかもしれない。こう考える専門家グループの警告がここ週週間で、大きな声になりつつある。 AI開発の一時停止を求めてAI界の著名人を含む3万人以上が署名した最初の公開書簡に続き、テック企業のリーダーやAI専門家からなるグループが新たに公開書簡を発表した。AIによる人類滅亡のリスクを軽減することは、パンデミックや核戦争を防ぐことと同等の世界的優先事項であるべきだと宣言する内容だ。 では、企業はどのようにしてAIによる破滅を回避しようと提案しているのだろうか? オックスフ

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    filinion 2023/06/15
  • マイクロソフトが購入契約、 夢の「商用核融合炉」 5年後に稼働するか

    This startup says its first fusion plant is five years away. Experts doubt it. マイクロソフトが購入契約、 夢の「商用核融合炉」 5年後に稼働するか オープンAIのサム・アルトマンCEOらが出資する核融合発電のスタートアップ「ヘリオン・エナジー」は、発電所の2028年の稼働開始を見込んでおり、第1号顧客としてマイクロソフトへの電力供給契約をすでに取り付けた。 by James Temple2023.05.19 2 16 オープンAIOpenAI)のサム・アルトマンCEO(最高経営責任者)が支援するスタートアップ企業が、5年後に世界初の核融合発電所を稼働開始できる見込みだという。見込みが正しければ、核融合という完全脱炭素のエネルギー源への移行のタイムラインを劇的に短縮できることになる。核融合発電は、3四半世紀にわ

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    filinion 2023/05/19
    専門家が懐疑的なのも当然。ロッキードが「5年以内に小型核融合の原型炉を完成させる」って言ったのが2014年だしなあ…。ただ、現実の技術の進歩は専門家の予測より早い、というのはつい最近AIで見たわけでもあり…。
  • 脳データを活用した治療、プライバシーをどう考えるべきか?

    脳に埋め込んだ電極から脳の状態を読み取り、必要に応じて電流を流して刺激する治療法の研究が進んでいる。だが、電極から読み取ったデータが治療のためだけに使われるとは限らない。脳のデータの使用方法、保護方法についても考え始めることが重要だ。 by Jessica Hamzelou2023.04.03 2 3 この記事は米国版ニュースレターを一部再編集したものです。 今回の記事は、ポルトガルのリスボンからお届けする。脳刺激に関する学会に出席するためだ。神経学者、脳神経外科医、精神科医、そして倫理学者が集まり、磁気または電気のパルスを用いて脳の働きを変える技術の最新動向について議論している。 脳刺激ツールには、頭に端末をかざすだけのものもあれば、頭蓋骨に穴を空けて針のような電極を脳の奥深くに埋め込むものもある。こうした両極端な手法の中間にも、さまざまな手法が存在している。その仕組みについて、そしてど

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    filinion 2023/04/04
  • 大規模言語モデルのバイアス問題に「自己修正」の可能性

    大規模言語モデルの出力にバイアスが含まれていることが問題となっている。あるAIスタートアップの研究によると、単純な自然言語の指示で大規模言語モデルを操作することで、有害性の低いコンテンツを生成できるという。 by Niall Firth2023.03.27 15 16 大規模言語モデルは有害なバイアスを吐き出すことで知られている。人間が作り出した大量の不愉快なコンテンツで訓練を受けるせいだ。 しかし、モデルに十分な大きさがあり、人間がモデルの訓練を支援した場合、モデルはそのバイアスの一部を自己修正できる可能性がある。驚くことに、人間は要求するだけでいい。 これは、オープンAIOpenAI)の元メンバーが設立した人工知能AI)企業であるアンソロピック(Anthropic)の実験からわかったことで、未査読論文の中で説明されている。アンソロピックは、人間のフィードバックによる強化学習(RLH

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    filinion 2023/03/28
    バイアスを修正しようとする人間にバイアスがかかっていないことをどう保証したらいいのだろうか。「政治的公正さが欠けている!」と圧力を掛けるのがどんな人間か…。
  • 生成AIが新章突入、Stable Diffusion共同開発元が動画版を発表

    画像生成AI「ステーブル・ディフュージョン」の最初のバージョンを開発した英国のスタートアップ企業が、映像を生成するAIを発表した。既存の映像にテキストや画像を指定すると、新しい映像に変換できるという。 by Will Douglas Heaven2023.02.08 413 19 生成AI(ジェネレーティブAI)のスタートアップ企業であるランウェイ(Runway)は、テキスト入力や参照画像で指定した任意のスタイルを適用して、既存の映像を新しい映像に変換できるAIモデル「Gen-1」を発表した。同社は、2022年に話題となったテキストから画像を生成するモデル「ステーブル・ディフュージョン(Stable Diffusion)」を、スタビリティAI(Stability.AI)と共同開発した企業である。 ランウェイのWebサイトに掲載されているデモリールでは、Gen-1が道行く人々をクレイアニメの

    生成AIが新章突入、Stable Diffusion共同開発元が動画版を発表
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    filinion 2023/02/08
    以前は、AIは文脈の把握ができず、動画を作らせるとものの形が段々変わってしまった(NovelAIで無理矢理作られたアニメも、コマごとにキャラデザや背景が変わる)けど、これはビルなどの形が一貫しているように見える。
  • GPT-3が新社名を発案、「AIと働く」を実践してみた

    人工知能AI)を相棒として働くとはどういうことなのか? AI研究者の清水 亮氏が、世界最先端の人工知能のひとつとされるオープンAIの「GPT-3」を新会社設立時の相談相手として使ってみた。 by Ryo Shimizu2022.06.27 16 9 筆者は先月、会社を退職した。突然だったが、それが会社にとっても自分にとってもベストの選択だと信じて行動した。いざ会社をやめて振り返ってみると、2002年に最初に勤めた会社を辞めて単身渡米し、紆余曲折の末、2003年8月に初めて自分で会社を作って以来、実に20年ぶりのフリーランスということになる。 長らく100人以上の組織の代表にいたからか、辞めてからしばらくはそもそもどうやって仕事をしていたのか思い出せなくなった。しかし、これから何をして生きていくにしても、自分でっていかなければならない。まずは新しい会社の設立だ。 ちょうど五反田の研究所に

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    filinion 2022/06/27
    面白そう。「AIと働いて」いるかどうかはともかく、アイデアソースとして有益そう。
  • バッタの脳を改造、人間のがんの「嗅ぎ分け」に成功

    米国の研究チームがバッタの脳を使って、「匂い」からがんを検出することに成功した。がんのスクリーニングやデバイスの開発に発展する可能性がある新研究だ。 by Jessica Hamzelou2022.06.24 51 17 改造した「バッタ」の脳を使って、人間のがんの兆候を発見する新研究が発表された。論文はまだ査読前だが、研究チームは、将来的に昆虫を使った呼気検査が、がんのスクリーニングや、同様の働きを持つ人工的なデバイスの開発に発展することを期待している。 この記事はマガジン「量子時代のコンピューティング」に収録されています。 マガジンの紹介 病気の人間の兆候を見つけるように動物を訓練するケースはこれまでにもあった。例えば犬は、飼い主の血糖値低下の兆候、がんや結核、さらには新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を患っているかどうかも訓練によって検出できるようになる。 いずれのケースで

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    filinion 2022/06/24
  • 発電所も使う通信プロトコルのハッキング、わずか2日で攻略

    アイフォーンのハッキングにかつて成功したオランダのセキュリティ研究者チームが、世界的なハッキング・コンテストで、送電網や原子炉などのインフラを制御する通信プロトコルのハッキングに成功した。研究者チームは、産業用制御システムのセキュリティは遅れていると指摘する。 by Patrick Howell O'Neill2022.05.06 15 8 ダーン・クーパーは以前にも、ひのき舞台でハッキングをしたことがある。 2012年、クーパーは世界最大のハッキングコンテストである「Pwn2Own(ポウンツーオウン)」のセンターステージで、新品のアイフォーンをハッキングして3万ドルを獲得した。好奇心に駆られたクーパーと同僚のタイス・アルケメイドは、その後、2018年に車をハッキングした。2021年は新型コロナウイルスのパンデミックがきっかけとなり、ビデオ会議ソフトウェアや新型コロナウイルス感染症(COV

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    filinion 2022/05/07
    イランの核施設だって、外部とは繋がってないはずだったのにUSBメモリ経由で侵入されたわけで。ネットに繋がないから安全、というわけにはいかないよな。
  • 「とても楽だよ」脳インターフェイスで意思を伝えた全身麻痺患者

    意識はあるが全身麻痺状態にある男性が、脳に取り付けた電極を使って文章でコミュニケーションを取ることに成功した。男性はスープやビールを注文し、家族と息子について話すことさえできるようになった。世界初の快挙だ。 by Jessica Hamzelou2022.04.05 44 14 ある全身麻痺状態の男性が、自身の脳活動を記録する装置を使って、完全な文章を伝達することに成功した。男性は、脳に埋め込まれた装置を使い、脳の使い方を鍛えることで、マッサージやスープ、ビールを注文し、息子と一緒に映画を見られるようになったという。 この記事はマガジン「世界を変える10大技術 2022年版」に収録されています。 マガジンの紹介 「完全閉じ込め症候群」の患者、つまり意識と認知能力はあるが完全な麻痺状態の人物が、このようにコミュニケーションできたのは初めてだ——プロジェクトを手がけた研究者たちはそう語っている

    「とても楽だよ」脳インターフェイスで意思を伝えた全身麻痺患者
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    filinion 2022/04/10