古典的なコンピューターがビットからなるメモリを使っているのに対して、量子コンピューターでは「0」と「1」だけでなく、「0と1の重ね合わせ」も扱える「qubit(量子ビット)」を用いることで、理論的には古典コンピューターで数百万年かかる宇宙の進化のシミュレーションを数時間レベルに短縮できると考えられています。その量子コンピューターの鍵となる量子ビットを、従来の半導体技術を応用して容易に制御できる技術「Flip-flop qubit」をオーストラリアの研究者が科学誌Nature Cmoomunicationsで発表しました。 Silicon quantum processor with robust long-distance qubit couplings | Nature Communications https://www.nature.com/articles/s41467-017-0