フジHDの認定取り消さず 外資規制違反、把握時に解消で―武田総務相 2021年04月09日17時27分 フジ・メディア・ホールディングスの外資規制違反への対応について記者会見で説明する武田良太総務相=9日午前、総務省 武田良太総務相は9日の閣議後記者会見で、フジテレビなどを傘下に持つフジ・メディア・ホールディングス(HD)が放送法の外資規制に違反していた問題で、放送持ち株会社の認定は取り消さない考えを示した。同社が適正に認定を受けていた上、総務省が把握した時点では違反状態が解消していたことから、法解釈を踏まえ「取り消しはできない」と語った。また再発防止に向け、外資規制の審査体制強化などを進める方針を明らかにした。 放送法は、外資の議決権比率が20%以上となった場合、認定を取り消さなければならないと規定。フジHDの外資比率は2012年9月から14年3月まで20%を超えていた。 武田氏は、14