25年末まで減産延長 油価下支えへ―OPECプラス 時事通信 外経部2024年06月02日23時31分配信 【ロンドン時事】石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟の産油国で構成する「OPECプラス」は2日、オンラインで閣僚級会合を開き、協調減産を2025年末まで延長することで合意した。減産を続けて需給を引き締め、原油価格を下支えする狙いがある。 ロシア産原油輸入、3割増 制裁で価格下落、買い増しか―中国 OPECプラスは現在、正式な枠組みとして日量366万バレル、サウジアラビアなど8カ国による自主的な取り組みとして同220万バレルの減産を行っている。減産規模は合計で日量586万バレルと、世界需要の約5.7%に相当する。 ロイター通信によると、今月末が期限だった自主減産分についても今年9月末まで延長し、その後は段階的に縮小させることが決まった。次回の閣僚級会合は12月1日に開かれ