米西部オレゴン州で4月、危険性の高い薬物の少量所持に最高で禁錮6月の刑事罰を科す法律が成立した。9月に施行される。同州では2021年、少量所持者に刑事罰でなく治療を促す仕組みが始まったが、過剰摂取による死者が急増し州議会が方針転換。全米初の試みだった「薬物の非犯罪化」は終わりを迎えた。 「わが州で、致死性と中毒性がこれほど高い薬物はなかった」。コテック州知事は今年1月、医療用麻薬オピオイドの一種フェンタニルが蔓延(まんえん)していると危機感を示し、緊急事態を宣言した。 非犯罪化法は住民投票を経て21年2月に施行。米メディアによると、コカインやヘロイン、フェンタニルなどの少量所持者が薬物依存症の治療を受ければ、最高100ドル(約1万6千円)の反則金が免除される仕組みだったが、実際には受診者は限られた。(共同)
■「紅麹」サプリ摂取の5人死亡 221人入院小林製薬が工場の床にこぼれた材料を使って、食品向けの「紅麹原料」を製造していたことがわかりました。 小林製薬をめぐっては紅麹原料を使った「紅麹コレステヘルプ」を摂取した人に腎疾患などの症状が相次ぎ、これまでに5人が死亡し、221人が入院しています。 ■「床にこぼれた材料」使い食品向けの「紅麹原料」を製造 原料の一部からは青カビからつくられ毒性があるとされる「プベルル酸」が検出されており、小林製薬は先月、原料を製造していた大阪工場に立ち入り検査を実施しました。 小林製薬によると、大阪工場では去年、機械の蓋を閉め忘れたことで床にこぼれた材料を使って、食品向けの紅麹原料を製造していたということです。 小林製薬は去年5月、こぼれた材料を使った紅麹原料120キロ分を納品しましたが、その翌月、119キロを回収したということです。 また、材料を培養するタンクを
知人男性の脚に鋼球を撃ち込んで殺害しようとしたとして大阪府警は9日、殺人未遂の疑いで、大阪市東淀川区豊新の職業不詳、高江洲(たかえす)健二容疑者(42)を逮捕した。他に共犯者がいるとみて捜査している。 逮捕容疑は共謀し、1日午後1時半~45分ごろ、自宅マンション一室で、府内の40代男性の右脚に何らかの方法で直径6ミリの鋼球を撃ち、殺害しようとしたとしている。男性は部屋から逃げ出し、マンション2階から地上に飛び降りる際、左足を骨折するなど重傷を負った。 府警によると、男性は「トラブルがあり、高江洲容疑者に呼び出された」と説明。信号で停車中の車に乗り込んで助けを求め、運転手が110番した。 高江洲容疑者は9日、府警東淀川署に出頭。男性を追いかける別の男の姿が目撃されており、府警が行方を追っている。
大手ゲームメーカー、「任天堂」のイベントで危害を加えるなどと繰り返しメッセージを送信し、イベントの開催を中止させたなどとして、茨城県日立市の職員が、威力業務妨害の疑いで警察に逮捕されました。 逮捕されたのは、茨城県日立市の職員、風間健心容疑者(27)です。 警察によりますと、風間容疑者は去年8月から11月にかけて、任天堂が主催するゲームイベントについて、公式ホームページの投稿フォームから「開いたら会場のやつらも殺す」とか、「爆弾で一撃だわ、死ね」などと39回にわたってメッセージを送信したとして威力業務妨害の疑いがもたれています。 インターネットの接続履歴などから特定されたということで、警察の調べに対し「数々の投稿をしたことに間違いありません」などと容疑を認めているということです。 メッセージを受けて、任天堂はいずれも都内で去年12月に予定していたイベントを延期したほか、ことし1月に予定して
2019年の参院選で自民党の選挙対策委員長だった甘利明衆院議員(74)が、宮城選挙区の同党公認候補だった愛知治郎元参院議員(54)の応援で同選挙区に入った際、愛知氏の後援会幹部に現金100万円を渡していたことが13日、愛知氏らへの取材で分かった。 <関連記事> 【解説】政策活動費、選挙の裏金に流用か 放置は許されない 政策活動費って何? 使い道不明なまま【イチからわかる】 河井元法相メモ、甘利100は本人認める「陣中見舞いで届けた。党からのお金だった」 甘利氏は、同じ参院選の広島選挙区で大規模買収事件を起こした河井克行元法相(60)にも現金100万円を提供。党の資金を使って全国各地の同党公認候補側に陣中見舞いとして100万円を配ったと、中国新聞の取材に説明していた。
山口県内のJRの2つの路線で7日から8日にかけて、レールのつなぎ目に取り付けられている金属製のケーブルが相次いで切断されているのが見つかり、一時、運転を見合わせるなどの影響が出ました。JRの関係者によりますと、切断されたケーブルは100本以上にのぼるということで、警察はJRから通報を受けて調べを進めています。 JR西日本によりますと、8日午後7時20分ごろ、山口市内にあるJR宇部線の阿知須駅の構内で、レールのつなぎ目に取り付けられている「レールボンド」と呼ばれる銅製のケーブルが複数か所で切断されているのが見つかりました。 ケーブルはレールに電流を流すために設置されていますが、レールに固定されている両端の部分が切断され、持ち去られていたということです。 ケーブルの復旧作業を行うため、JR宇部線は新山口駅と宇部駅の間で終日、運転を見合わせました。 山口県内では7日と8日にも、JR山陽本線で線路
昭和49年から50年にかけて東京で企業が相次いで爆破された事件の容疑者の1人で、指名手配されていた「東アジア反日武装戦線」のメンバー、桐島聡容疑者(70)とみられる男の身柄が25日確保されていたことが捜査関係者への取材でわかりました。警視庁が確認を急ぐとともに男から事情を聴いています。 連続企業爆破事件は昭和49年から50年にかけて過激派の「東アジア反日武装戦線」が起こしたもので、三菱重工や三井物産、それに間組など海外に進出していた企業が次々と標的にされ、12件の爆弾事件が相次ぎました。 「東アジア反日武装戦線」のメンバーの1人、桐島聡容疑者(70)は、このうち昭和50年に東京・銀座にあった「韓国産業経済研究所」のビルに爆弾を仕掛けて爆発させた事件に関わったとして爆発物取締罰則違反の疑いで全国に指名手配されていました。 捜査関係者によりますと、容疑者とみられる男が25日、神奈川県内の病院に
事実関係◯一般社団法人ベビーライフは、特別養子縁組を斡旋する取り組みを行っていた。 ◯養子縁組斡旋法上、養子縁組は可能な限り国内としている(3条2項)が、ベビーライフは6割以上を国際養子縁組としていた。 ◯ベビーライフは、特別養子縁組を行う際国内約200万円、海外約300万円の費用を徴収していた。 ◯2020年7月、ベビーライフは突然、特別養子縁組斡旋を取りやめた。 ◯ベビーライフ代表理事の篠塚康智氏とは現在連絡がつかなくなっている。 (以上、https://www.yomiuri.co.jp/national/20210322-OYT1T50020/、https://www.yomiuri.co.jp/national/20210421-OYT1T50091/) ◯養子となった者の情報はクラウド上で管理しており、その契約が終了したことをもってサーバー上から消去された。 そのため、相談に関
36人が死亡、32人が重軽傷を負った令和元年の京都アニメーション放火殺人事件で、殺人罪などに問われた青葉真司被告(45)の裁判員裁判の論告求刑公判が7日、京都地裁(増田啓祐裁判長)で開かれた。検察側は「類例のない凄惨な大量殺人。日本の刑事裁判史上、突出して多い被害者数だ」と述べ、甚大な被害結果を踏まえて被告に死刑を求刑した。 犠牲者数は殺人事件としては平成以降最悪。弁護側は、現場となった京アニの第1スタジオ(京都市伏見区)がらせん階段の構造になっていたことから、火の回りが早く被害が拡大した可能性を指摘。これに対し、論告で検察側は「ガソリン放火を想定した訓練などなく、どのような対策も無力。弁護側の主張は犯行の責任を理不尽にも被害者側に転嫁するものだ」と批判した。 弁護側は被告の刑事責任能力を争い、心神喪失による無罪を主張。論告に続く最終弁論でも無罪を訴えるとみられる。 被告は放火行為自体は認
日本大学はアメリカンフットボール部の薬物事件を受けて廃部とする方針について理事会で話し合いましたが、12月1日は結論が出ず継続審議となりました。 日本大学アメリカンフットボール部の薬物事件をめぐってはこれまでに部員3人が逮捕され、1日に新たに3年生の部員が大麻とみられる違法薬物を所持したとして麻薬特例法違反の疑いで書類送検されました。 こうした中、11月28日に開かれた大学の競技スポーツ運営委員会でアメリカンフットボール部を廃部とする方針が示され、これについて大学は1日に理事会で話し合いました。 しかし、1日は結論が出ず継続審議となったということです。 廃部について大学は、理事会での議論を経て学長が正式に決定するとしています。 また、大学が11月30日に文部科学省に提出した今後の対応方針では、廃部に伴って学生や入部希望の新入生に不利益が生じないように対策を講じることを継続して話し合っていく
29日午前、東京 港区のビルに刃物を持った男が押し入り、灯油のようなものをまいて火をつけ、警視庁に逮捕されました。男はビルに入る会社の元従業員とみられ、警視庁が詳しいいきさつを調べています。 警視庁によりますと、29日午前10時20分ごろ、東京港区虎ノ門のビルの15階で、男が液体をまいて火をつけたと110番通報がありました。 このフロアには、原子力発電所の警備などを行う会社「日本原子力防護システム」が入っていて、男はエレベーターホールで灯油とみられる液体をまいて火をつけ、警備員が「さすまた」を使って対処したということです。 火はすぐに消し止められ、けが人はいませんでしたが、エレベーターホールの一部がこげたということです。 男は刃渡り50センチのなたのような刃物と小型ナイフ2本を持っていたことから、かけつけた警察官に銃刀法違反の疑いでその場で逮捕されました。 逮捕されたのは自称・この会社の元
日本大学アメフト部の薬物事件をめぐる問題で、沢田副学長は、辞任を強要されたのはパワハラにあたるなどとして、林真理子理事長を提訴した。 日大の沢田康広副学長は、さきほど、林理事長に対し、1000万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁におこした。 訴状によると、薬物事件の対応を巡り、林理事長から辞任を強要されたことや、合理的な理由を告げられることなく、ほぼ全ての会議への出席を禁止されたことは、パワハラにあたるなどとしている。 一方、関係者によると、沢田副学長と酒井健夫学長は混乱を避けるため、理事会による辞任の勧告を受け入れる意向で、回答期限のきょう、返答するという。 22日開かれた臨時理事会で、沢田副学長と酒井学長に辞任を勧告し、林理事長を減給とする案がまとめられていた。 この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(12枚) 今、起きている事件、事故から社
「“大麻グミ”を食べた」という若者が体調不良を訴え、搬送される事案が相次いでいたことがわかりました。警視庁は、これらのグミが大麻由来の成分を含んでいる可能性があるとみて、慎重に鑑定を進めています。今…
架空の人物の戸籍を作り、その24歳年下の人物になりすましたとして、73歳の女らが10月、警視庁に逮捕された。免許を取ろうとした際に見破られ、「若ければ差別を受けない」「若く見られたい」と供述した。架空の人物の戸籍は、作ることができてしまうのか。 2022年10月、東京都品川区。鮫洲運転免許試験場の窓口を一人の女が訪ねた。「岩田樹亜(じゅあ)」という名前の住民票とマイナンバーカードを手に、原付き免許を取りたいと申し出た。 原付き免許は、学科試験などで最短1日で取得できる。試験場の職員は手続きを始めようとしたが、違和感があった。 手元の書類だと女は48歳。だが、目の前の女はどうしてもそうは見えなかった。「あなた本人じゃないでしょ」。職員が質問を重ねていくと、女は目を泳がせた。 「岩田樹亜」が、この世に存在しない人物であることが判明するきっかけだった。 警視庁は今年10月、試験場窓口に現れた警備
埼玉県蕨市の郵便局で拳銃を持った男が立てこもった事件で、31日午後10時20分ごろ、県警の警察官らが郵便局内に突入し、人質強要処罰法違反容疑で鈴木常雄容疑者(86)を逮捕した。 事件は同日午後1時15分ごろ発生。埼玉県戸田市本町の戸田中央総合病院で発砲音がし、診察室にいた男性医師と男性患者が負傷した。県警によると、屋外から銃を撃ったとみられる。午後2時15分ごろには、約1・3キロ北にある同県蕨市中央の蕨郵便局で、鈴木容疑者が拳銃のようなものを持って立てこもった。 立てこもり時に20~30代の女性職員計2人が局内に取り残されていたが、1人は午後7時20分ごろに解放され、もう1人も保護した。いずれもけがはないとみられる。県警は現場から拳銃のようなものを押収した。 県警によると、郵便局でも複数の発砲音が聞こえ、鈴木容疑者が局内を歩き回る様子も確認された。 病院内に発砲音と叫び声 男の身柄確保
31日午後2時すぎ埼玉県蕨市の郵便局に容疑者が拳銃を持って立てこもりました。 警察によりますと郵便局の中には20代と30代の女性職員2人が取り残されましたが警察が電話で容疑者とやりとりして説得を続けた結果午後7時10分すぎにこのうち20代の職員が解放されて警察に保護されました。けがはありませんでした。 さらに30代の職員については午後9時すぎに容疑者の隙を見て自分で逃げ出し警察に保護されました。けがはないとみられるということです。このため警察は8時間あまりたった午後10時20分ごろに建物の中に突入して身柄を確保しその場で86歳の容疑者を逮捕しました。 逮捕されたのは鈴木常雄容疑者(86)で警察は身柄を警察署に移して本格的に取り調べることにしています。 立てこもった現場からは拳銃とみられるものが押収されたということです。 一方、蕨市の立てこもり事件の1時間ほど前には隣接する埼玉県戸田市の「戸
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